21日ドラマ「家政婦のミタ」最終話を視聴した。
今回は希衣がミタにお母さんになってと業務命令したら承知しましたと語り、
ミタは結たちのお母さんになるも、なった途端に食事は質素になり、
厳しい物言いと現実を突きつけた行動に結たちは戸惑いを見せた。
恵一には婚姻届を渡す用意周到に恵一も戸惑ったがその直後恵一は倒れ入院したら、
そこに義之がうららが結婚を決めて式の日取りすら決めた事に悩む。
その翌日ミタが突然うららの前に現れ、
ミタはうららに結たちの母親になりましたお幸せにという言葉を残してその場を去る。
あまりの変わり様に結たちはどうするか話し合ったが、
ミタは嫌なら出て行きなさいと突き放した。
そしてうららに助けを求めた結たちは自らの結婚式を投げ捨てて、
うららはミタにクレームをつけるが、ミタは人の家に口出しするな!と言われ、
結たちも抗議すると、今度はミタはうららを選ぶか私を選ぶかを迫り、
結はうららを選び、ミタはその場を去ったが、
うららがその後を追いミタにわざとやっているでしょうと問うと、
ミタは突然うららを叩き始め、怒ったうららがミタに詰め寄ると、
ミタはうららに怒る時は怒り、泣く時は泣き、笑う時は笑って保護者にはなれると
告げてうららはこれまで抱えていた心が晴れた。
そして最後の日ミタは阿須田家のみんなと食事をし、
恵一の笑ってくださいという業務命令にミタは承知しましたと告げて、
精一杯の笑顔で接して、ミタは翌日希衣に本心のメッセージを渡して
阿須田家を去り次の派遣先へ旅立ったシーンがメインだった。
今回は希衣がミタにお母さんになってと業務命令したら承知しましたと語り、
ミタは結たちのお母さんになるも、なった途端に食事は質素になり、
厳しい物言いと現実を突きつけた行動に結たちは戸惑いを見せた。
恵一には婚姻届を渡す用意周到に恵一も戸惑ったがその直後恵一は倒れ入院したら、
そこに義之がうららが結婚を決めて式の日取りすら決めた事に悩む。
その翌日ミタが突然うららの前に現れ、
ミタはうららに結たちの母親になりましたお幸せにという言葉を残してその場を去る。
あまりの変わり様に結たちはどうするか話し合ったが、
ミタは嫌なら出て行きなさいと突き放した。
そしてうららに助けを求めた結たちは自らの結婚式を投げ捨てて、
うららはミタにクレームをつけるが、ミタは人の家に口出しするな!と言われ、
結たちも抗議すると、今度はミタはうららを選ぶか私を選ぶかを迫り、
結はうららを選び、ミタはその場を去ったが、
うららがその後を追いミタにわざとやっているでしょうと問うと、
ミタは突然うららを叩き始め、怒ったうららがミタに詰め寄ると、
ミタはうららに怒る時は怒り、泣く時は泣き、笑う時は笑って保護者にはなれると
告げてうららはこれまで抱えていた心が晴れた。
そして最後の日ミタは阿須田家のみんなと食事をし、
恵一の笑ってくださいという業務命令にミタは承知しましたと告げて、
精一杯の笑顔で接して、ミタは翌日希衣に本心のメッセージを渡して
阿須田家を去り次の派遣先へ旅立ったシーンがメインだった。
ストーリー
阿須田家の子供たちから「お母さんになって」と懇願された
三田が「承知しました」と返事をしたことを聞いた恵一は耳を疑う。
事実を確認しようとした恵一に三田は署名・捺印済みの婚姻届を差し出す。
恵一はすぐに結婚は考えられなかったものの、
子供たちのためにも「ずっと家にいてほしい」と頼む。三田は、阿須田家の“母親”になった。
喜ぶ阿須田家の子供たちだったが、三田は意外な行動をとり始める。
そんな矢先、恵一が食事中に倒れ、入院してしまう。
阿須田家は、しばらく三田と子供たちだけの生活になる。
一方、恵一のことを忘れたいうららは見合い相手との結婚を決意し、
結婚式の日取りまで早々に決めてしまう。
そんなうららの前に三田が現れ、
自分が阿須田家の子供たちの母親になったことを勝ち誇ったように告げる。
三田が母になって以来、子供たちの周りで不運なことが次々と起こり、
阿須田家には不穏な空気が漂う。
困惑を深める子供たちは、三田が家を乗っ取るつもりではないかと疑い始める。
三田の真意とは、一体何なのか?
そして、阿須田家の人々との交流をきっかけに
人間らしい感情を少しずつ表すようになった三田は、
最後に笑顔を見せるのだろうか?
以上日テレ家政婦のミタHPより
今回はミタが希衣のお母さんになってというお願いに承知しましたと語り、
ミタは結たちのお母さんになる。
しかしお母さんになった途端態度が豹変し結たちは戸惑う。
確かに家政婦だったら特に予算を考えなくても良い部分があるけれど、
いざお母さんになるなれば当然家計を考えなければならない。
それに阿須田家は4人の子供がいるので恵一の収入だけでは
とてもじゃないが家政婦なんて雇っている場合じゃないはずだ。
それができているのはそれなりに貯蓄をしていたからだろうけれど、
それでも家計簿を見た上でこういう生活になるのは今まで良過ぎたからでもある。
これが現実だという事を徹底的に示し、
さらには教育部分もこれまで何でも聞いていた事も自分で考えるように、
そして自覚を持つようにという厳しさをみせた。
確かに何でも聞いているようではとてもじゃないけれど自分の為にならないし、
確りしなければ外で頼りなく映りますからね。
そして無理が祟ったのか恵一が突然入院する。
その間にうららが結婚を決めてしまい義之は悩むが、
そもそも義之がお見合いを薦めていた訳だから何直前で戸惑うのかと言いたい。
うららは恵一を忘れるために結婚しようとするが、
結たちは相談できる相手はやはりうららしかいないと
結婚式当日にうららに助けを求めた。
元々うららも結婚したくてしたいと思っていなかった訳で、
これはミタが仕組んだ事と考えればこれもミタの計算通りだったのかもしれない。
そこでうららはミタの行動にクレームをつけ、結たちも抗議すると、
ミタは待っていましたとばかりにミタはうららを選ぶか私を選ぶかを結に迫った。
そして結はうららを選びミタはその場を去る。
実はこれもミタの計算通りだったのだろうね。
結たちの行動パターンをお見通しだったからね。
そしてうららはそれに気づいて全部わざとだったんでしょう?
と問うとミタは突然うららを打ち始め、
何度も何度も打たれたうららはついに切れて、
ミタに襲いかかるも、
ミタはうららにそうやって怒ってください、
泣きたい時に泣いてください。
笑う時には笑ってください。
そして母親になれなくても保護者になってくださいと告げた。
確かにうららは笑ってばかりで怒ったり泣いたりすることが少なかった。
ミタはうららに喜怒哀楽とアメとむちを使い分けるようにと言ったのだった。
そしてミタは阿須田家と最後の夜を迎える。
その前にうららの婚約相手は恵一の元同僚のフィアンセをさらっていくという
これもミタはお見通しだったのだろうか?
そして恵一との不倫相手と会って子供たちが事故だったというシーンは・・・
普通ならこんな音便に済まないんですけれどね。
でも結が招いた事もあるのでしょうけれどね。
そしてとなりのばああもまた泣いて息子に会いに来て、再び一緒に暮らしたいと涙した。
これは頭を冷やして考えたらやはり息子なしでは生きて行けないということになったのでしょうね。
そしてミタは阿須田家と最後の晩餐で恵一に業務命令で
笑ってくださいと話それぞれに笑みを見せた。
これが今のミタにとって小さな灯の中でできる笑顔だったんでしょうね。
そしてミタは晴海家政婦紹介所の都内引っ越しに伴い阿須田家を去り、
希衣に自らのメッセージの折り紙を渡して次の派遣先へ旅立ったのだった。
本当に最後の最後まで色々な事を考えさせられたし、
そして最後まで全ては自分で決める事の大切さを説いたドラマだった。
やっている事を見てしまうと頭に来る事も少なくない事柄が多いんだけれど、
私はミタさんに1度もミタさんに頭にくるような事がなかった。
それは何故かと言うとミタさんが阿須田家の人たちの業務命令で動いたからであり、
自分の意思で動いてやった事じゃなかったからでもある。
終盤にはミタの意思も反映されて来たんだけれど、
それでもここまでになったのは全て恵一が、結が、翔が、海斗が、希衣が
ミタに業務命令して起こった事だった。
上手く指示すればこういう事にはならないというのに、
とにかく阿須田家の人たちは業務命令した先
どうなるのかという事を解っていないというよりも起こりっこないという思い込みが強過ぎた。
何でもそうだけど物事は何が起こる可能性があるのか?
そしてそう行動するとどうなるのか?
という事を実際に想定しなければならない。
実際にこれって安全神話的な起こりっこない
という慢心が叫ばれた3.11の事にも繋がるのではないかと思う。
こんな事起こらないと思っていると起こった時に何も対処できなければ対応もできない。
そしてあたふた戸惑うばかりでどうしたら良いのかわからない
阿須田家の人たちがそこにいた。
物事にはこの後どうなるのか?
という事をシュミレーションをしなければならないし、
起こったらどうやって対処するのかを確り考える必要性をこのドラマでは説いていた。
ミタは壮絶な経験をしてきた事、
そしてここで起こった事の多くを家政婦経験で見てきた事を
全てインプットされており、こうすればこういう事が起きる事を全て想定していた。
その最善の答えが必ずあるのだという事を
何気にミタは阿須田家の人たちに行動で、
そして言葉で伝えていた。
ゆえにその行動の全てはミタが経験した事学んだ事を想定し
尽くしていたから最後のお母さんになるという事はこういう事なのだ
という現実を結たちに突きつけて、
本当に必要なのはミタ自身ではなくうららだったという事だ。
結たちが本当に相談できる存在って母親の次はうららだったのだと最初から描かれていたし、
ミタにとってうららには笑ってばかりではいけない事を最後に伝えて阿須田家を去った。
私たちには3.11で経験した無力感があると思う。
しかし人にはそれぞれできる事とできない事が必ずある。
ミタ自身もできる事ならというのはできない事をやるよりもできる事を
しましょうという事を伝えていたし、
3.11で家族の大切さを改めてクローズアップされる中で
1度壊れた家庭をどう向き合うのか?という事と、
家族の大切さを4人の子供たちで表現したのだと思う。
そんな中でそれぞれができる事、
そしてそれぞれの役割がある事を見事に表現していた。
ポイントはできる事は承知し、できない事は承知しない。
そして物事の先を確り考え想定し、家族の絆を大切にし、
最後に人は1人じゃないんだという事を教えてくれたドラマだった。
総評として本当にこの3か月色々考えさせられるドラマに久しぶりに出会った3か月だった。
起こる訳がないと思った時に起こったら人はどうして良いのかわからないものだと序盤で表現し、
その経験からどうしたらこんな事が起こらないのか?
そしてどうしたら解決できるのかをそれぞれが
それぞれ考え抜いた末に自分の決断で解決して行った。
例え自分がやらなくても業務命令する事はその時点で
全て自らの責任を背負うという事であり、
自分ができない事でもできる人が揃えば実現できる事だってある。
しかしその使い方を間違うと全ては自らに降りかかるし、
それは全て自分が判断して決める事でもある。
人が決めるレールに乗る人が多い世の中でもあるけれど、
自分の判断で自分で決める事で責任を持ち自ら解決する
道標に繋がっていくのだと思う。
私も今年1年正義というテーマで始まり、3.11で何ができるのか?
を常に考える日々を送った。
そして今自分が辿り着いたのは信念を貫き、正義を掲げ、
できる事をする事こそ今生きている私の役割なのだと感じている。
この3か月で自分で決める事の大切さを多く学べたのではないかと思います。
来年第1クールもこの枠は続投します。
今年1年私の関わる連続ドラマは全て終わりました。
ドラマでお世話になった方々には色々な意見を読む事ができた事にとても感謝しております。
また来年もこれまでのようにお付き合いして頂ければと思いますので
また来年ドラマレビューでお世話になりますのでよろしくお願い致します。

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阿須田家の子供たちから「お母さんになって」と懇願された
三田が「承知しました」と返事をしたことを聞いた恵一は耳を疑う。
事実を確認しようとした恵一に三田は署名・捺印済みの婚姻届を差し出す。
恵一はすぐに結婚は考えられなかったものの、
子供たちのためにも「ずっと家にいてほしい」と頼む。三田は、阿須田家の“母親”になった。
喜ぶ阿須田家の子供たちだったが、三田は意外な行動をとり始める。
そんな矢先、恵一が食事中に倒れ、入院してしまう。
阿須田家は、しばらく三田と子供たちだけの生活になる。
一方、恵一のことを忘れたいうららは見合い相手との結婚を決意し、
結婚式の日取りまで早々に決めてしまう。
そんなうららの前に三田が現れ、
自分が阿須田家の子供たちの母親になったことを勝ち誇ったように告げる。
三田が母になって以来、子供たちの周りで不運なことが次々と起こり、
阿須田家には不穏な空気が漂う。
困惑を深める子供たちは、三田が家を乗っ取るつもりではないかと疑い始める。
三田の真意とは、一体何なのか?
そして、阿須田家の人々との交流をきっかけに
人間らしい感情を少しずつ表すようになった三田は、
最後に笑顔を見せるのだろうか?
以上日テレ家政婦のミタHPより
今回はミタが希衣のお母さんになってというお願いに承知しましたと語り、
ミタは結たちのお母さんになる。
しかしお母さんになった途端態度が豹変し結たちは戸惑う。
確かに家政婦だったら特に予算を考えなくても良い部分があるけれど、
いざお母さんになるなれば当然家計を考えなければならない。
それに阿須田家は4人の子供がいるので恵一の収入だけでは
とてもじゃないが家政婦なんて雇っている場合じゃないはずだ。
それができているのはそれなりに貯蓄をしていたからだろうけれど、
それでも家計簿を見た上でこういう生活になるのは今まで良過ぎたからでもある。
これが現実だという事を徹底的に示し、
さらには教育部分もこれまで何でも聞いていた事も自分で考えるように、
そして自覚を持つようにという厳しさをみせた。
確かに何でも聞いているようではとてもじゃないけれど自分の為にならないし、
確りしなければ外で頼りなく映りますからね。
そして無理が祟ったのか恵一が突然入院する。
その間にうららが結婚を決めてしまい義之は悩むが、
そもそも義之がお見合いを薦めていた訳だから何直前で戸惑うのかと言いたい。
うららは恵一を忘れるために結婚しようとするが、
結たちは相談できる相手はやはりうららしかいないと
結婚式当日にうららに助けを求めた。
元々うららも結婚したくてしたいと思っていなかった訳で、
これはミタが仕組んだ事と考えればこれもミタの計算通りだったのかもしれない。
そこでうららはミタの行動にクレームをつけ、結たちも抗議すると、
ミタは待っていましたとばかりにミタはうららを選ぶか私を選ぶかを結に迫った。
そして結はうららを選びミタはその場を去る。
実はこれもミタの計算通りだったのだろうね。
結たちの行動パターンをお見通しだったからね。
そしてうららはそれに気づいて全部わざとだったんでしょう?
と問うとミタは突然うららを打ち始め、
何度も何度も打たれたうららはついに切れて、
ミタに襲いかかるも、
ミタはうららにそうやって怒ってください、
泣きたい時に泣いてください。
笑う時には笑ってください。
そして母親になれなくても保護者になってくださいと告げた。
確かにうららは笑ってばかりで怒ったり泣いたりすることが少なかった。
ミタはうららに喜怒哀楽とアメとむちを使い分けるようにと言ったのだった。
そしてミタは阿須田家と最後の夜を迎える。
その前にうららの婚約相手は恵一の元同僚のフィアンセをさらっていくという
これもミタはお見通しだったのだろうか?
そして恵一との不倫相手と会って子供たちが事故だったというシーンは・・・
普通ならこんな音便に済まないんですけれどね。
でも結が招いた事もあるのでしょうけれどね。
そしてとなりのばああもまた泣いて息子に会いに来て、再び一緒に暮らしたいと涙した。
これは頭を冷やして考えたらやはり息子なしでは生きて行けないということになったのでしょうね。
そしてミタは阿須田家と最後の晩餐で恵一に業務命令で
笑ってくださいと話それぞれに笑みを見せた。
これが今のミタにとって小さな灯の中でできる笑顔だったんでしょうね。
そしてミタは晴海家政婦紹介所の都内引っ越しに伴い阿須田家を去り、
希衣に自らのメッセージの折り紙を渡して次の派遣先へ旅立ったのだった。
本当に最後の最後まで色々な事を考えさせられたし、
そして最後まで全ては自分で決める事の大切さを説いたドラマだった。
やっている事を見てしまうと頭に来る事も少なくない事柄が多いんだけれど、
私はミタさんに1度もミタさんに頭にくるような事がなかった。
それは何故かと言うとミタさんが阿須田家の人たちの業務命令で動いたからであり、
自分の意思で動いてやった事じゃなかったからでもある。
終盤にはミタの意思も反映されて来たんだけれど、
それでもここまでになったのは全て恵一が、結が、翔が、海斗が、希衣が
ミタに業務命令して起こった事だった。
上手く指示すればこういう事にはならないというのに、
とにかく阿須田家の人たちは業務命令した先
どうなるのかという事を解っていないというよりも起こりっこないという思い込みが強過ぎた。
何でもそうだけど物事は何が起こる可能性があるのか?
そしてそう行動するとどうなるのか?
という事を実際に想定しなければならない。
実際にこれって安全神話的な起こりっこない
という慢心が叫ばれた3.11の事にも繋がるのではないかと思う。
こんな事起こらないと思っていると起こった時に何も対処できなければ対応もできない。
そしてあたふた戸惑うばかりでどうしたら良いのかわからない
阿須田家の人たちがそこにいた。
物事にはこの後どうなるのか?
という事をシュミレーションをしなければならないし、
起こったらどうやって対処するのかを確り考える必要性をこのドラマでは説いていた。
ミタは壮絶な経験をしてきた事、
そしてここで起こった事の多くを家政婦経験で見てきた事を
全てインプットされており、こうすればこういう事が起きる事を全て想定していた。
その最善の答えが必ずあるのだという事を
何気にミタは阿須田家の人たちに行動で、
そして言葉で伝えていた。
ゆえにその行動の全てはミタが経験した事学んだ事を想定し
尽くしていたから最後のお母さんになるという事はこういう事なのだ
という現実を結たちに突きつけて、
本当に必要なのはミタ自身ではなくうららだったという事だ。
結たちが本当に相談できる存在って母親の次はうららだったのだと最初から描かれていたし、
ミタにとってうららには笑ってばかりではいけない事を最後に伝えて阿須田家を去った。
私たちには3.11で経験した無力感があると思う。
しかし人にはそれぞれできる事とできない事が必ずある。
ミタ自身もできる事ならというのはできない事をやるよりもできる事を
しましょうという事を伝えていたし、
3.11で家族の大切さを改めてクローズアップされる中で
1度壊れた家庭をどう向き合うのか?という事と、
家族の大切さを4人の子供たちで表現したのだと思う。
そんな中でそれぞれができる事、
そしてそれぞれの役割がある事を見事に表現していた。
ポイントはできる事は承知し、できない事は承知しない。
そして物事の先を確り考え想定し、家族の絆を大切にし、
最後に人は1人じゃないんだという事を教えてくれたドラマだった。
総評として本当にこの3か月色々考えさせられるドラマに久しぶりに出会った3か月だった。
起こる訳がないと思った時に起こったら人はどうして良いのかわからないものだと序盤で表現し、
その経験からどうしたらこんな事が起こらないのか?
そしてどうしたら解決できるのかをそれぞれが
それぞれ考え抜いた末に自分の決断で解決して行った。
例え自分がやらなくても業務命令する事はその時点で
全て自らの責任を背負うという事であり、
自分ができない事でもできる人が揃えば実現できる事だってある。
しかしその使い方を間違うと全ては自らに降りかかるし、
それは全て自分が判断して決める事でもある。
人が決めるレールに乗る人が多い世の中でもあるけれど、
自分の判断で自分で決める事で責任を持ち自ら解決する
道標に繋がっていくのだと思う。
私も今年1年正義というテーマで始まり、3.11で何ができるのか?
を常に考える日々を送った。
そして今自分が辿り着いたのは信念を貫き、正義を掲げ、
できる事をする事こそ今生きている私の役割なのだと感じている。
この3か月で自分で決める事の大切さを多く学べたのではないかと思います。
来年第1クールもこの枠は続投します。
今年1年私の関わる連続ドラマは全て終わりました。
ドラマでお世話になった方々には色々な意見を読む事ができた事にとても感謝しております。
また来年もこれまでのようにお付き合いして頂ければと思いますので
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