18日トヨタクラブW杯2011決勝

欧州王者FCバルセロナ対南米王者サントス戦が横浜国際スタジアムで行われ、

4対0でFCバルセロナが圧倒的なパスサッカーでサントスを寄せ付けず

2年ぶり2度目の世界一に輝いた。

試合は試合開始からバルセロナが次元の違うパスでサントスを翻弄し

前半15分にFWメッシのゴールで先制すると、

前半24分にMFシャビのゴールで2点目を上げると、

前半終了間際MFセスクが押し込み前半で試合を決めた。

後半になってもバルセロナはパスでサントスを翻弄し続け、

後半37分にFWメッシがまたも決めてサントスはわずかなチャンスを活かせず

バルセロナはサントスを子ども扱いして次元の違うサッカーで2年ぶり2度目の世界一に輝いた。

3位決定戦では柏レイソルがアルサッド相手に惜しくも

PK戦で敗れるも勇敢に戦って世界4位を勝ち取った。

これでクラブW杯はバルセロナの次元の違うサッカーで最後まで魅了して閉幕した。
準決勝が小学生相手の遊びだったとしたら

この試合はサントスを高校生並の扱いにして

次元の違いを魅せつけたサッカーで全く寄せ付けなかった。

サントスも唯一カウンターとFKでチャンスがあったけれど

そこを活かせなかった時点で既に勝てる要素が無くなっていた。

これが毎週スペインリーグやCLでやっているんだから

このチームに勝てるのは本当に2,3チームあるかないかという感じだ。

サントスも弱い訳じゃないんだけれど、あまりにもバルセロナが強過ぎたというところだ。

普通のチームなら1人マークしてしまえば何とでもなるが、

バルセロナは全員マークしないとどうする事もできない以上

メッシだけ抑えて勝てるチームじゃない。

その意味でおそらくバルセロナは世界最強の状況にあるだろう。

その前に行われた3位決定戦は柏は最後まで全力で戦ったけれど、

サルサッドはこのクラブW杯で最も3位に相応しくないチームだったと思う。

これまで数多くのチームが3位になったけれど、

バルセロナに守るだけの戦いをして最初から3位を狙うようなチームが

PK戦まで持ち込む事しか考えていなかった訳だから

こういうサッカーは今後進歩は有り得ないだろうね。

同じ負けるなら10対0で負ける位の方がまだ良い。

その点柏は史上最多となる4試合を戦ったけれど、

メキシコモンテレイ、ブラジルサントスに対して最後まで一歩も引かずに

勇敢に戦った。

こういう戦いはサントスに敗れたけれど必ず先に繋がる負けだった。

この大会で1つ収穫があったとすれば日本のクラブが

将来南米王者のチームに勝利できるチャンスがあるという事が得られたという事だ。

プロ化して約20年経つけれど20年でメキシコのチームと互角に戦え、

南米のチームとの差が縮まった事はそれだけ日本のサッカーのレベルが上がった

証拠でもあるだけにこれから数年先にアジア王者となる日本チームが

南米王者を破って決勝へ進出する日がくるかもしれない。

来年も日本開催となるけれど、

来年こそアジア王者として日本チームが出場する事を願っております。

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