14日トヨタクラブW杯2011準決勝

開催国王者柏レイソル対南米米王者サントス戦が豊田スタジアムで行われ、

1対3でサントスがFWネイマールの芸術的なゴール、FWボルジェスの弾丸シュート、

DFダニーロの芸術的FKで沈むもDF酒井のヘッドで1点を返し一矢報いた。

試合は前半からサントスの随所に渡る個人技に柏は組織的守備で対抗するも

前半19分FWネイマールの芸術的なシュートでGK菅野が一歩も動けずにゴールを許すと、

前半24分FWボルジェスの弾丸シュートが突き刺さり

前半はポゼッションで上回るもサントスの省エネサッカーにボールを持たされて終わる。

後半柏はFW北島を投入して攻勢に出ると、

後半9分CKからDF酒井が決めて1点差にするもサントスはここから本領を発揮し、

後半18分FKからDFダニーロの芸術的なFKで

GK菅野が一歩も動けず2点リードを許すと

柏も最後までチャンスを作り続けるも

サントスゴールを破れずそのまま敗れた。

これで柏レイソルは3位決定戦に回り、サントスは決勝でバルセロナを迎え撃つ!
さすが南米の名門チームだった。確かにポゼッションでは柏だったんだけれど、

それも殆ど柏にボールを持たせてサントスは無駄な運動量を使わず、

ゴール前で随所に攻守で本領を出すプレーに終始した。

中3日での決勝に備えるためには無駄にスタミナを消費したくない訳で、

これが本来のサントスのサッカーとは思わないし、

逆に決めるところはさすがワールドクラスのプレーを随所に魅せつけられた。

特にFWネイマールのシュートは本当にGKも動けないポイントにシュートを打っているほど

正確で芸術的なゴールだった。

そしてかつて仙台でプレーしたFWボルジェスがわずかな隙を突いて弾丸シュートを放ち、

極めつけはDFダニーロのFKは圧巻だった。

これだけのゴールを決められたらさすがに参りましたと言うしかない。

ただそんな中でも柏は最後まで勇敢に戦った。

何度もチャンスは演出したけれど、

残念ながらFWに決定的な選手がいない柏にとって

チャンスを作るだけではやはり打開する事はできなかったのは否めない。

セットプレー以外で決めるチャンスは多かっただけに

組織的守備はそれなりに通用したものの、

それでも組織力だけでは世界トップクラスの個人技に対して

限界があるのも事実だ。

ただ世界に対抗する術はネルシーニョが組織的な守備を徹底する事で

対抗できる事を証明し、FWに決定力ある選手がいたら違ったかもしれない。

それでも見せ場は作っただけにJリーグクラブの成長を

ブラジルのクラブに見せる事ができたのは大きな進歩だった。

これでサントスは決勝でバルセロナと対戦するものと思っているだけに

メッシ対ネイマールの対決が日曜日楽しみだ。

柏はレアンドロを3位決定戦で欠くものの

日本勢出場では過去2度3位を勝ち取っているので

3度目の3位を目指してほしいと思います。

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