27日大阪府知事選と大阪市長選の大阪ダブル選挙が行われ、

大阪市長に前大阪府知事の橋下徹氏が当選し、

大阪知事には大阪維新の会幹事長松井一郎氏が当選し

大阪ダブル選挙は橋下氏が率いる大阪維新の会の圧勝で大きく政局が変わる事になりそうだ。

今回の大阪市長選は大阪都構想実現のために

橋下前大阪府知事が市長選で勝利するために

任期途中で退任して挑んだ選挙で、

現職の大阪市長の平松邦夫氏との対立する形で選挙戦が進んだ。

大阪知事選には大阪維新の会幹事長松井一郎氏を擁立して

大阪維新の会が知事と市長を独占する事を目指し、

それを平松市長ら現職らが民主、自民の支援を得て対抗したが、

腐敗した政治に嫌気を指していた府民と市民には

これから大きく変えようとする橋下氏の若さと可能性に投票し、

旧勢力である民主、自民にNoを突きつけた結果となった。

これで大阪は都構想実現に向けて動き出し、

州構想を目指す新潟、愛知などとの連携で国に実現の働きかけに動き出す。
既に腐敗した民主、自民などの現有政党の政治に嫌気を差した

民主、自民、無党派層の有権者が今までの仕組みを改めようとする

大阪維新の会の橋下氏を支持したというのが率直な答えだろう。

正直なところ今のままでは民主に任せても、自民に任せても

好転する可能性が非常に低いのはわかるし、

それなら今までの仕組みを変える力とその志ある人たちに掛けたいという気持ちもあるので、

今回の選挙はこれからの地方にとっても非常に大きな結果だったのではないかと思う。

もちろん今までの仕組みが時代にそぐわないものもあるし、

まだ通じるものもあるので全てを変えるべきではないが、

まず公務員の給与体系の見直しもそうだけれど、

民間が瀕している中で今まで通りではまずいけない訳で、

その中で民間レベルに合わせる位の改革がさらに求められる。

そして長きに渡ってきた構造を改革していく事も必要であり、

その中で変えて行けるものをまず変えていく事だ。

最大の目標である都構想実現については

愛知の中京都構想、新潟の州構想を掲げる県と

共闘していく事で実現を目指す事になりそうだ。

もちろんこれは国が認めないと進まないが

大阪だけでなく複数の県との共闘で実現を目指す事になるだけに

全く可能性がない訳じゃないだろう。

それに首都機能のバックアップの課題もあるだけに

大阪が東京の首都機能のバックアップ都市になれる構造にする

必要性を踏まえると大阪都構想は必要な事だと感じる。

もう旧政党では変える事ができないほど

日本は瀕しているだけにこの選挙がもたらすものは

この先歴史的な選挙になったと言える日が来る事を

目指して大阪維新の会は動いてほしいところだ。

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