27日Jリーグ11第33節最終日が行われ、

アルビレックス新潟はアウエー山梨中銀スタジアムで16位ヴァンフォーレ甲府と対戦し、

0対3で甲府の必死の攻撃の前に完敗し、

10勝9分14敗勝ち点39得失点差-7で13位は維持した。

試合は前半から後のない甲府の猛攻に防戦一方の展開が続き、

前半37分FW片桐のゴールで先制して前半を折り返した。

後半新潟はFWアンデルソン、MF藤田を入れて流れを引き寄せて、

後半13分MF藤田のヘッドもその後のプレーでまさかのオフサイドで流れが甲府へ移り、

後半20分MF養父のゴールで完全に流れが甲府に傾くと後半36分にもMF柏に押し込まれ、

甲府は最後まで攻め続け、最終節に0.01%の可能性を残して、

新潟は最後は大きくバランスを崩して大敗した。

これでアルビレックス新潟は15位以上12位以下が確定し

最終節で2位名古屋との最後のゲームに挑む。
残留が決まって完全な消化試合の新潟と得点を1点でも多く取って

最終節に0.01%の可能性に掛ける甲府では

あまりにもモチベーションが違い過ぎたのは解らないではない。

確かに前半こそ全く攻めの形ができず殆ど守勢に回ったのは事実だった。

しかし後半開始15分はアンデルソン、藤田が入った事で

前線でキープできる時間が増えた事で13分のオフサイド微妙な位置で

わずかにゴールがならなかったけれど、

ここで追いついてたら全然新潟もわからなかったゲームになっていた。

主審がホームのアドバンテージを多く取っていた事で

13分のゴールがオフサイドでも20分のゴールがゴールを認められるのは

アウエー側としてはアウエーの洗礼と受け止めるしかない。

全てが全く悪かったとは言わないが、

もう少しアンデルソンの使い方を考えればサイドから崩せたのではとは感じる。

アンデルソンが途中加入して使い方について色々黒崎監督も悩んでいるとは思うけれど、

左利きという点を考えると左SHで起用した方が良いと私は感じているが、

やはりアンデルソンのパス精度を活かすためのポジションを

最後まで固められていない現状があったのは否めない。

ミシェウの左SHだと威力が半減するのもわかるけれど、

最後の崩しとしてサイドから崩すのか?

それとも中央から崩すのか?

後半はその点でハッキリしない面もあった。

FKやCKという点を考えるとアンデルソンの精度あるキックが

活かせるだけに来季はその点で残すのか?

それとも再び新たらしい外国人を3人の中から入れ替えるのか?

という点では大きな課題を残した。

そしてやはりそれなりに守られる相手に対して今年は全く勝つ事ができなかったのも見逃せない。

その代表的な相手が柏だけれど、完全に守り切られた相手に

崩す術がないのも今季勝ち切れなかった要因だし、

U-22で鈴木、酒井高徳、ヨンチョルが抜けた時の控えにもそれなりの課題はある。

これは来季も続く課題なのでそこをどう克服すべきかは

来季戦い抜くための大きな課題だ。

目標のないチームとわずかな可能性のあるチームとの差が

24本対11本のシュート数に現れた。

次節はアルビレックス新潟のこのチームでの最後の試合となる。

相手は2位名古屋と優勝が懸かっている相手だ。

これまでホームでは6勝1分とリーグ戦6連勝中だけれど、

最後の戦いで新潟魂を1つにして絶対優勝を阻止しなければならない。

このチーム最後の戦いで最後だけはみんなで万歳できるように必死で闘おう!

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