11月19日公開の映画「アントキノイノチ」を鑑賞した。
この映画はさだまさし原作の作品で高校時代に大きな心の傷を負った青年と
女性が遺品整理の仕事を通じて命を見つめていくストーリーである。
人は何時か死ぬものだけれど、その時に私たちは一体何を残す事ができるのか?
そして何を伝える事ができるのかを考える事になるだろう。
この映画はさだまさし原作の作品で高校時代に大きな心の傷を負った青年と
女性が遺品整理の仕事を通じて命を見つめていくストーリーである。
人は何時か死ぬものだけれど、その時に私たちは一体何を残す事ができるのか?
そして何を伝える事ができるのかを考える事になるだろう。
人は何時か死ぬわけだけれど、
亡くなった時に私たちは一体何を残していく事になるのだろうか?
ここで登場するのは高校時代に友人を死なせてしまい、
友人を殺そうとして極度のうつになってしまった青年と、
高校時代に恋人に裏切られ生きる意味を無くして自殺未遂をした
女性が遺品整理の仕事を通じて生きる意味を見つけていく訳だけれど、
遺品の中には見せられないものもあるし、見せなければならないものもある。
そういうものばかりじゃない仕事ではあるけれど、
そんな遺品整理を通じて見つけた生きる意味についてレビューして行こうと思う。
キャスト
永島杏平演じる岡田将生
久保田ゆき演じる榮倉奈々
松井新太郎演じる松坂桃李
山木信夫演じる染谷将太
萩原先生演じる津田寛治
佐相演じる原田泰造
古田演じる鶴見辰吾
永島信介演じる吹越満
逸美演じる洞口依子
大沢稔演じる堀部圭亮
井上正志演じる柄本明
岡島あかね演じる檀れい
美智子演じる宮崎美子
以上多くのキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
高校時代、友達を「殺して」しまったことがきっかけで、
心を閉ざすようになった杏平は、
父親の勧めで“遺品整理業”の会社「クーパーズ」で働くことに。
初仕事は、死後1ヶ月で発見された男の部屋だった。
先輩社員のゆきと二人で黙々と部屋の整理をしていると、
ゆきの手首にリストカットの痕を見つける。
互いに心に傷を持っていることを知り、杏平とゆきは次第に強く惹かれ合うように。
しかし、ある日、ゆきは杏平の前から姿を消てしまう。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして高校時代心の傷を負いながら
遺品整理の仕事をする事になった杏平はそこで様々な死に方をした家へいく事になる。
遺品整理の会社に入った杏平はゆきという同じような境遇を持つ女性と出会う。
ゆきもまたそういう心の傷を負っていた。
杏平は生まれながら上手くしゃべる事ができない障害を抱えており、
それが高校時代にからかわれる原因となっており、
それが原因で周りのいじめがエスカレートしていた。
そんな中である日友人だった少年がインターネットの掲示板に中傷する書き込みをされた。
それを見た杏平は少年からこれは同じ人がやっていると言われたが、
翌日その少年にナイフを突き刺し教師が止めに入ったところを
逃げ出し飛び降り自殺をしてしまった。
それ以来学校では重い空気が漂う事となったんだけれど、
それ以降杏平がいじめの標的になるのだった。
少年を殺した原因の少年から陰湿ないじめを受けた
杏平は同じ登山部に入っていたがそこである出来事に遭遇する。
そんな過去を思い出しながら遺品整理の仕事をしていた
杏平はゆきの左手にリストカットの痕を見る。
最初はゆきと話す事もできなかったけれど、次第に打ち解けるようになる。
杏平もゆきも実際人見知りな部分があり、お互い打ち解けるまでには時間を要している。
そんなゆきも過去に付き合っていた人の子を妊娠してしまい、
そこで許してしまった事で両親からも相手の親からも責められてしまい
生きる意味を見つけられなくなっていた事があった。
どうしてそのような事になったのか冷静に考えれば答えに辿り着くものだけれど、
冷静になれないとそういう答えにはたどり着けないもので、どうしても責めてしまうものだ。
本当はゆきだけでなく相手にも責任があるという事を・・・
それが原因でリストカットを何度もするんだけれど、
実際にゆきが救えなかった命というのは自分自身に宿した命だったんだけれど、
確かに自ら選択したのではなく、
自然とそうなってしまったのは女性としては悲しい現実でもある。
そんなゆきは遺品整理の中で毎回写真を撮っていた。
しかしそこには物以外誰も写っていない写真を・・・
ゆきは火を撮るのに抵抗が強かったんだろうね。
私もあまり自分の写真や人の写真を撮りたくない方なので
そんな気持ちは解らなくないけれど、
それが杏平と出会った事でこれまで超えられなかった
壁を越えた事で違った道を歩む決心を固めるゆきがそこにいた。
杏平はゆきから遺品整理の事を色々教えてもらううちに
どうしてここで亡くなっていったのか?
亡くなる前にどんな景色を見ていたのかを考えるようになっていく。
それと同時に自らの過去も振り返るのだった。
杏平は登山部の登山で1度いじめていた同級生を本当に殺そうとした。
しかし実際には殺す事なくむしろ助けたのだが、
その後に起こった出来事で杏平は完全に人を信じられなくなるんだけれど、
助けても責められるような事があるのなら助けなければ良かったのか?
と思ってしまうかもしれない。
でもここで杏平はゆきと出会い、
そして遺品整理をしていく中で命の意味を本当の知っていく。
しかしそんな中ゆきが突然いなくなる。
その後ゆきは介護施設で働いている事を知った杏平はゆきに会いに行くのだが
そこでゆきは杏平に突然いなくなった思いを伝えるのだった。
結末は劇場で観てほしいけれど、
杏平もゆきもそれぞれ生きる意味を見つけられずにたどり着いたのが
遺品整理の仕事だったけれど、
その仕事を通じて亡くなって知る遺族の事を杏平もゆきも知っていく訳だけれど、
亡くなってから本当に生きる意味を知る事はできないけれど、
誰かが亡くなってその意味を知るのなら
それはそれで知る意味はとても大きいと思う。
それが最初拒否する事であってもその事実を知る事で
拒否していた自分を恥じたりするものだ。
そんな命の数々に出会って杏平もゆきも生きる意味を見つけられたと思うし、
見つけられてよかったと思う。
最後は悲しい結末になってしまうんだけれど、
必ずどこかで見つめている事だろう。
総評として生きる意味は絶対それぞれにあると思う。
その意味を知るのは亡くなってからなのだろうけれど、
その亡くなるまでに何かを残して行けるようにしたいとし、
残した後に何を感じてもらえるのかはそれぞれ違うとは思う。
それでも生きる意味は人それぞれにある事を忘れてはならないのだと
観終わって感じる事ができました。
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友人を殺そうとして極度のうつになってしまった青年と、
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遺品の中には見せられないものもあるし、見せなければならないものもある。
そういうものばかりじゃない仕事ではあるけれど、
そんな遺品整理を通じて見つけた生きる意味についてレビューして行こうと思う。
キャスト
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久保田ゆき演じる榮倉奈々
松井新太郎演じる松坂桃李
山木信夫演じる染谷将太
萩原先生演じる津田寛治
佐相演じる原田泰造
古田演じる鶴見辰吾
永島信介演じる吹越満
逸美演じる洞口依子
大沢稔演じる堀部圭亮
井上正志演じる柄本明
岡島あかね演じる檀れい
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以上多くのキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
高校時代、友達を「殺して」しまったことがきっかけで、
心を閉ざすようになった杏平は、
父親の勧めで“遺品整理業”の会社「クーパーズ」で働くことに。
初仕事は、死後1ヶ月で発見された男の部屋だった。
先輩社員のゆきと二人で黙々と部屋の整理をしていると、
ゆきの手首にリストカットの痕を見つける。
互いに心に傷を持っていることを知り、杏平とゆきは次第に強く惹かれ合うように。
しかし、ある日、ゆきは杏平の前から姿を消てしまう。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして高校時代心の傷を負いながら
遺品整理の仕事をする事になった杏平はそこで様々な死に方をした家へいく事になる。
遺品整理の会社に入った杏平はゆきという同じような境遇を持つ女性と出会う。
ゆきもまたそういう心の傷を負っていた。
杏平は生まれながら上手くしゃべる事ができない障害を抱えており、
それが高校時代にからかわれる原因となっており、
それが原因で周りのいじめがエスカレートしていた。
そんな中である日友人だった少年がインターネットの掲示板に中傷する書き込みをされた。
それを見た杏平は少年からこれは同じ人がやっていると言われたが、
翌日その少年にナイフを突き刺し教師が止めに入ったところを
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それ以降杏平がいじめの標的になるのだった。
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そんな過去を思い出しながら遺品整理の仕事をしていた
杏平はゆきの左手にリストカットの痕を見る。
最初はゆきと話す事もできなかったけれど、次第に打ち解けるようになる。
杏平もゆきも実際人見知りな部分があり、お互い打ち解けるまでには時間を要している。
そんなゆきも過去に付き合っていた人の子を妊娠してしまい、
そこで許してしまった事で両親からも相手の親からも責められてしまい
生きる意味を見つけられなくなっていた事があった。
どうしてそのような事になったのか冷静に考えれば答えに辿り着くものだけれど、
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確かに自ら選択したのではなく、
自然とそうなってしまったのは女性としては悲しい現実でもある。
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私もあまり自分の写真や人の写真を撮りたくない方なので
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それが杏平と出会った事でこれまで超えられなかった
壁を越えた事で違った道を歩む決心を固めるゆきがそこにいた。
杏平はゆきから遺品整理の事を色々教えてもらううちに
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その後に起こった出来事で杏平は完全に人を信じられなくなるんだけれど、
助けても責められるような事があるのなら助けなければ良かったのか?
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でもここで杏平はゆきと出会い、
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しかしそんな中ゆきが突然いなくなる。
その後ゆきは介護施設で働いている事を知った杏平はゆきに会いに行くのだが
そこでゆきは杏平に突然いなくなった思いを伝えるのだった。
結末は劇場で観てほしいけれど、
杏平もゆきもそれぞれ生きる意味を見つけられずにたどり着いたのが
遺品整理の仕事だったけれど、
その仕事を通じて亡くなって知る遺族の事を杏平もゆきも知っていく訳だけれど、
亡くなってから本当に生きる意味を知る事はできないけれど、
誰かが亡くなってその意味を知るのなら
それはそれで知る意味はとても大きいと思う。
それが最初拒否する事であってもその事実を知る事で
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