16日第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会

3回戦が全国各地で行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで松本山雅と対戦し、

0対1でJFLの松本山雅にまさかの敗北を屈し3回戦敗退となった。

前半5分にゴールを許した1点が最後まで重く圧し掛かり

松田直樹の魂に守られたゴールを最後まで破れなかった。

新潟史上最も格下ある相手に敗れた事は想像以上のショックだ。
熱狂的とは聞いていたけれど松本山雅のサポーターが平日にも関わらず

少なくても1000人近くが来場していたこの試合、

過去には浦和レッズを撃破した事で一躍名を轟かせたが、

2回戦でも横浜FCを破るなど侮れない相手とは解っていた。

しかしこれほどとは・・・

というほど新潟の攻撃がチグハグだった事と、

さらに1番のショックは松本山雅は控え中心だったのに対して

新潟はほぼベストメンバーで戦って敗れた事だ。

野球で言えばNPBのベストメンバーのチームが

高校生の控え組と対戦するようなものだったが、これが落とし穴だった。

ショックを受けたこの試合を振り返りたい。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

GK小沢

DF

右SB村上 CB鈴木 CB石川 左SB酒井高徳

MF

ボランチ 三門 本間

右SH田中 トップ下ミシェウ 左SHヨンチョル

FWロペス

次節の事を踏まえてDF石川を開幕戦以来となるCBに起用して

村上、小沢が久しぶりにスタメン復帰した。

試合は開始5分にまさかのシーンが訪れた。

松本山雅のカウンターの素早い動きに戸惑った新潟は

CKからDF多々良淳斗にまさかのヘッドを決められ先制を許した。

このゴールは大きくスタメンが代わっていた相手を捕まえきれなかった事が全てだった。

そしてそこから新潟も攻勢に出ようとするがボールが思うように繋がらず

ゴールになかなか近づけない状況が続いた。

何時もならミシェウが中央からコントロールするんだけれど、

それすらできない中で新潟は前半全くいいところなく折り返した。

そして後半新潟はMF田中に代えてFW川又を投入して攻勢に転じる。

ここで3トップにして反撃に転じたが守りを固めた松本山雅のゴールは固い。

徹底的に突破をクロスを仕掛けるも破れずFWアンデルソンを投入しても

流れを変えられず無情のホイッスルが鳴って

新潟はJ1昇格後チーム史上初JFLに敗れる波乱を演出する屈辱を味わった。

こちらが控え中心、相手がベストメンバーという状況でも

拙い中でこちらがベストメンバー相手が控え中心で負けた事は本当にショックだ。

スタンドで観戦していた何人かは頑張ったと言っていたけれど、

申し訳ないがこれを頑張ったと言っているようでは

J1で戦う事そのものが無理だと言っているようなものだ。

この相手に全力を尽くしたならスコアは5対0以上にしなければならない。

それもノーゴールの中でどう崩して良いのか戸惑いながら

攻撃していた中ではもう堅守速攻だけのサッカーでは

こういう事が起こり得るという事を改めて痛感させられたというしかない。

確かに松本山雅のゴールに12人目の選手松田直樹がゴールを守ってくれたのかもしれない。

ただそうだからと言って負けた事が許される訳じゃない。

この試合の最大の敵な何だったのか?

と言われれば油断以外何もない。

その油断を選手たちはどこかにあったという事だ。

リーグ戦で負ける悔しさよりこういう相手に負ける悔しさが数倍も大きくなる事、

そしてサッカーは1つ間違えば高校生にも中学生にも負ける事が有り得るという事を

肝に銘じてもらいたいものだ。

私は選手たちにはベストメンバーでどういうサッカーしているんだ!

と一喝したけれど間違っても頑張ったとは言ってはならないと思った。

次節はこれまた水戸に敗れたガンバ大阪だが、

勝たないと残留がないだけにこのままでは

本当に残留が無いと思って残されたメンバーで戦ってほしい。

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