1、2日巨人は来季のコーチ陣として
BCリーグ新潟アルビレックスBCの監督だった橋上秀樹氏、
群馬ダイヤモンドペガサスの監督だった秦真司氏、
2軍投手コーチに阿波野秀幸氏と豊田清氏の就任が発表され、
吉村禎章1軍打撃コーチと香田勲男1軍投手コーチ、
小谷正勝2軍投手コーチの退団も発表された。
そして4年間4番として活躍したアレックス・ラミレス外野手の退団も近く発表される。
今季の巨人は投手陣こそ前年よりチーム防御率は向上したが、
久保投手を抑えに固定するまで抑えを固定できず
その責任で香田コーチが、打撃不振で吉村打撃コーチの退団となった。
ラミレスは2008年から巨人に加入し、2008年、2009年と
2年連続MVPを活躍するなどリーグ優勝日本一に貢献し、
昨シーズンもホームラン、打点の2冠に輝いていた。
今季は故障もあり4番を外れたものの11年連続20本塁打を記録するなど
常に安定した成績を残してきた。
しかし外野守備はチームの穴となって問題点でもあり、
年齢的にもこれ以上外野守備が難しくなってきた事と
豊富な守れる外野手が多い事もあり今季限りでの退団となる。
これで巨人は来季に向けて再構築が始まった。
BCリーグ新潟アルビレックスBCの監督だった橋上秀樹氏、
群馬ダイヤモンドペガサスの監督だった秦真司氏、
2軍投手コーチに阿波野秀幸氏と豊田清氏の就任が発表され、
吉村禎章1軍打撃コーチと香田勲男1軍投手コーチ、
小谷正勝2軍投手コーチの退団も発表された。
そして4年間4番として活躍したアレックス・ラミレス外野手の退団も近く発表される。
今季の巨人は投手陣こそ前年よりチーム防御率は向上したが、
久保投手を抑えに固定するまで抑えを固定できず
その責任で香田コーチが、打撃不振で吉村打撃コーチの退団となった。
ラミレスは2008年から巨人に加入し、2008年、2009年と
2年連続MVPを活躍するなどリーグ優勝日本一に貢献し、
昨シーズンもホームラン、打点の2冠に輝いていた。
今季は故障もあり4番を外れたものの11年連続20本塁打を記録するなど
常に安定した成績を残してきた。
しかし外野守備はチームの穴となって問題点でもあり、
年齢的にもこれ以上外野守備が難しくなってきた事と
豊富な守れる外野手が多い事もあり今季限りでの退団となる。
これで巨人は来季に向けて再構築が始まった。
まずラミレスについてだけれど、
私自身2008年から加入するに当たってラミレスの獲得には
賛成した訳じゃなくむしろ反対した立場なので
今回の退団は仕方ない事と考えている。
当時既に外野も選手が揃っており、内野にも小笠原などの主砲がいた事もあり、
獲得する意味合いは正直なかったし、むしろ加入する事により守備力の低下、
並びにラミレス以外の起用法の難しさをこの4年間露呈した。
確かに性格、パフォーマンス、打撃という部分については
誰も文句つけられない活躍だったのは認めるけれど、
チームバランスを考えると巨人のバランスでは
ラミレスがアンバランスを引き起こしていた事は否定できない事実だ。
ラミレスがレフトを守るために本来名手の亀井をわざわざ
必要としない出場機会を増やすために1塁、3塁を守備練習させるマイナスポイント、
さらには由伸、谷選手らがラミレスがいるために1塁を守るという事態になった。
外野はラミレスさえいなければ、長野を筆頭に由伸、谷、亀井、矢野、松本、鈴木ら
守れる選手で構成されるだけにラミレスがチームバランスを崩す要因になっていた。
内野も小笠原をファーストへ回したために3塁が穴となった事例もあり、
本来必要とすべきポジションに選手が使えない事態を招いた。
来季をそういう反省点から1塁と3塁をそれなりに固定できる体制を組み立て、
外野は守れる選手で固める必要性がある。
その上でラミレスの退団は仕方ない事だった。
ただラミレスは既にFA権を取得しており日本人扱いという事もあり
11球団への移籍に支障が少ない。
唯一のネックは年俸だろうけれどラミレスを獲得するのに
1塁を空けるか?DH制がベストとなるだろうから個人的には
守備機会が少なくなるパシフィックリーグへの移籍が良いと思う。
球場こそ広くなるけれど元々アベレージヒッターも兼ねているだけに
パシフィックリーグならヒットの延長戦がホームランという意識が変わるだろう。
ラミレスにはこの4年間巨人での活躍には感謝するし、
何より外国人史上初の2000本安打を目指してほしい。
そしてコーチ陣についてはBCリーグから新潟の橋上監督と群馬の秦監督が就任する事となった。
私は2人をBCリーグで観てきたけれど、
秦監督は群馬創設以来3年連続でBCリーグチャンピオンシリーズに導いたし、
そこから若手も多く育った。
その若手育成の指導力は4年間で十二分に証明している。
橋上監督は今季新潟の監督に就任し前半戦こそ苦戦したけれど、
後半戦若手への指導が実り新潟を初めてBCリーグチャンピオンシリーズへと導いてくれた。
その指導もあり新潟から初めて雨宮投手、渡辺投手が育成ドラフトで指名されるなど
選手たちは大きく成長した。
小俣スカウトが毎回選手たちをバックネット裏から視察していた姿を
何度も観ていたので選手だけでなく橋上監督もスカウティングしていたという事になる。
特に巨人はBCリーグの選手を数々視察しているだけに
巨人のスカウト活動ではBCリーグが中心となっている事が伺える。
そういう若手の指導力を独立リーグに求めていく巨人の戦略も違った視点で
観ている事を裏付けている。
橋上、秦両監督とも野村監督の元で野球を学んだ人なので
そのノウハウを巨人でどう活かすか非常に楽しみだ。
来季以降NPBを目指す上でBCリーグが注目される事で
BCリーグのレベルが上がる事も期待される人事だった。
これで来季はさらに守備を重視した野球に転換していく事を
予感させた巨人の来季の逆襲に注目したい。
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私自身2008年から加入するに当たってラミレスの獲得には
賛成した訳じゃなくむしろ反対した立場なので
今回の退団は仕方ない事と考えている。
当時既に外野も選手が揃っており、内野にも小笠原などの主砲がいた事もあり、
獲得する意味合いは正直なかったし、むしろ加入する事により守備力の低下、
並びにラミレス以外の起用法の難しさをこの4年間露呈した。
確かに性格、パフォーマンス、打撃という部分については
誰も文句つけられない活躍だったのは認めるけれど、
チームバランスを考えると巨人のバランスでは
ラミレスがアンバランスを引き起こしていた事は否定できない事実だ。
ラミレスがレフトを守るために本来名手の亀井をわざわざ
必要としない出場機会を増やすために1塁、3塁を守備練習させるマイナスポイント、
さらには由伸、谷選手らがラミレスがいるために1塁を守るという事態になった。
外野はラミレスさえいなければ、長野を筆頭に由伸、谷、亀井、矢野、松本、鈴木ら
守れる選手で構成されるだけにラミレスがチームバランスを崩す要因になっていた。
内野も小笠原をファーストへ回したために3塁が穴となった事例もあり、
本来必要とすべきポジションに選手が使えない事態を招いた。
来季をそういう反省点から1塁と3塁をそれなりに固定できる体制を組み立て、
外野は守れる選手で固める必要性がある。
その上でラミレスの退団は仕方ない事だった。
ただラミレスは既にFA権を取得しており日本人扱いという事もあり
11球団への移籍に支障が少ない。
唯一のネックは年俸だろうけれどラミレスを獲得するのに
1塁を空けるか?DH制がベストとなるだろうから個人的には
守備機会が少なくなるパシフィックリーグへの移籍が良いと思う。
球場こそ広くなるけれど元々アベレージヒッターも兼ねているだけに
パシフィックリーグならヒットの延長戦がホームランという意識が変わるだろう。
ラミレスにはこの4年間巨人での活躍には感謝するし、
何より外国人史上初の2000本安打を目指してほしい。
そしてコーチ陣についてはBCリーグから新潟の橋上監督と群馬の秦監督が就任する事となった。
私は2人をBCリーグで観てきたけれど、
秦監督は群馬創設以来3年連続でBCリーグチャンピオンシリーズに導いたし、
そこから若手も多く育った。
その若手育成の指導力は4年間で十二分に証明している。
橋上監督は今季新潟の監督に就任し前半戦こそ苦戦したけれど、
後半戦若手への指導が実り新潟を初めてBCリーグチャンピオンシリーズへと導いてくれた。
その指導もあり新潟から初めて雨宮投手、渡辺投手が育成ドラフトで指名されるなど
選手たちは大きく成長した。
小俣スカウトが毎回選手たちをバックネット裏から視察していた姿を
何度も観ていたので選手だけでなく橋上監督もスカウティングしていたという事になる。
特に巨人はBCリーグの選手を数々視察しているだけに
巨人のスカウト活動ではBCリーグが中心となっている事が伺える。
そういう若手の指導力を独立リーグに求めていく巨人の戦略も違った視点で
観ている事を裏付けている。
橋上、秦両監督とも野村監督の元で野球を学んだ人なので
そのノウハウを巨人でどう活かすか非常に楽しみだ。
来季以降NPBを目指す上でBCリーグが注目される事で
BCリーグのレベルが上がる事も期待される人事だった。
これで来季はさらに守備を重視した野球に転換していく事を
予感させた巨人の来季の逆襲に注目したい。
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