11日サッカー女子ロンドン五輪最終予選日本対中国戦が行われ、

1対0で日本が控え組が出場しながらも中国に勝利し4勝1分で1位通過を決めた。

試合は前半からホーム中国の攻撃に耐える時間が続き、

日本は控え組中心の中で思うような攻撃ができず前半は0対0で折り返した。

後半日本は次第にコンビネーションが良くなり、

後半12分MF田中明日菜のゴールで先制すると、

その後積極的に攻撃的な選手を投入して中国の反撃を許さず

そのまま逃げ切り日本が4勝1分勝ち点13で首位通過を果たした。

これでなでしこジャパンは来年のロンドン五輪へ向けて控え選手の底上げを図る事になった。
これが最終戦まで持ち込まれたらどんな笛が吹かれ最後まで冷や汗ものだっただけに

最終的に1試合残して決められた事でこの試合は完全に控え選手の強化試合にする事ができた。

先発7人を入れ替えて戦う事は早々ない展開だったので

これからのなでしこジャパンの欠点である選手層の底上げには最高の試合だった訳で、

守備陣では福元、矢野、宇津木、MFには上尾野辺、田中、

FWには高瀬、永里亜紗乃が出場したけれど、

守備陣はそれなりにCBの控えとサイドバックの控えという点で試せたし、

MFも上尾野辺、田中のボランチを試す事ができた。

上尾野辺は左サイドならサイドバックもサイドハーフもできるので

鮫島の控え、宮間の控えにもなるし、

これでボランチで力を発揮すれば澤、阪口の控えとしても使えるだけに

キックの正確性からもスーパーサブとして貴重な存在になる。

田中もボランチの控えと言う点では必要となるので今回は合格点になるだろう。

FWについては今のなでしこジャパンは選手層が

かなり厚く誰が出ても代えが利くポジションだから

FWの競争は激しさを増す事だろう。

やはり今なでしこの課題としては複数ポジションができる選手が必要だという事もある。

特に五輪では18人しか登録できないので

控えはGKを1人として残るは7人になる。

CB1枚、SB1枚、MF2枚、FW2枚かMF3枚、FW1枚になるだろう。

しかしWカップでも21人枠ですら少ないと感じるのに

五輪の18人枠はGKが怪我をしたらそれこそピンチになるだけに

最低限20人まで広げてほしいところだ。

ただここでCBは矢野で決まりだろうし、

MFも上尾野辺はほぼ間違いない。

ただやはりFWについてはMFも兼務じゃないと難しいだけに

攻撃的MFとFWができる選手が控えに必要だ。

それにボランチもできる事ならボランチ以外のポジションができる選手が必要になる。

どちらにしても控え選手はGK以外は複数ポジションができる必要があるだけに

専門的な選手よりもマルチにプレーできる選手が選ばれるだろう。

これから控え選手の選出が激しくなるだけに

この競争に勝ってロンドンでプレーできるようにしてほしいと思います。

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