10日Jリーグ11第25節が行われ、
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
5位鹿島アントラーズと対戦し、
2対2でMF本間、FWロペスのゴールで2点リードしたものの
鹿島の反撃を食い止める事ができずにドローに持ち込まれ、
7勝8分10敗勝ち点29得失点差-2で暫定13位に浮上した。
残り10試合で残留ラインとみられる勝ち点40まで12となった新潟は
10試合で相当厳しい戦いを強いられる訳だが、
この試合を今後さらに厳しいとみるのか?
それともこの結果を良しとして戦えるとみるのか?
でかなり変わってくることになるだろう。
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
5位鹿島アントラーズと対戦し、
2対2でMF本間、FWロペスのゴールで2点リードしたものの
鹿島の反撃を食い止める事ができずにドローに持ち込まれ、
7勝8分10敗勝ち点29得失点差-2で暫定13位に浮上した。
残り10試合で残留ラインとみられる勝ち点40まで12となった新潟は
10試合で相当厳しい戦いを強いられる訳だが、
この試合を今後さらに厳しいとみるのか?
それともこの結果を良しとして戦えるとみるのか?
でかなり変わってくることになるだろう。
残り10試合で勝ち点40以上を積み上げなければならないのだが、
10試合で12を積み上げる事が容易じゃない事は対戦相手を考えれば必然であり、
現実問題10試合10勝は元々厳しい訳だ。
そんな中で勝てない相手ばかりかと言われるとそうとも限らない。
過去にはこれ以上に厳しい残留争いを2008年に経験しているので
その時より戦力は揃っている。
ただこれからの新潟にとって1番の敵は相手よりも五輪予選が最大の敵となる。
新潟の場合は五輪代表にヨンチョル、鈴木、酒井高徳が選ばれているから
A代表じゃない試合で招集されてしまうとかなり苦しい。
特に11月には3人欠いて戦わなければならない。
そこまでに目途を作らなければならない訳だが
現実問題それができるかどうか微妙なところにある。
それでも控え選手は以前より充実しているし、
6月にその中で戦い続けた経験があるので乗り切れると信じたい。
そんな鹿島戦を振り返ると惜しい試合をしたと思うか?
これでが妥当という見方をするのかでかなり違ってくる。
私自身はどちらか?
と問われると・・・それは試合レビューで語りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションあh4−2−2−2
GK小沢
DF
右SB村上 CB鈴木 CB菊地 左SB石川
MF
ボランチ 小林 本間
右SH田中 左SH酒井高徳
FW アンデルソン ロペス
A代表に招集されたヨンチョルがベンチスタートとなり、代わりに酒井高徳が左SHに入った。
試合は前半開始早々から鹿島の攻勢を受けてピンチの連続が続く。
CK、FKを再三与えてしまい、ピンチの連続だったが、
次第にカウンターから鹿島ゴールに迫れるようになった。
前半25分までは完全に鹿島に中盤を支配され続けただけに
セットプレーで押され続けてしまった。
そして前半終了間際の44分にMF酒井高徳のクロスを
MF本間が決めて先制し前半を折り返す。
後半新潟は次第に中盤でボールを拾えるようになりカウンターからゴールを目指す。
そして新潟は後半17分にMF小林に代えて、MF三門を投入した。
鹿島も後半17分にMF遠藤に代えてFWタリタ、FW興梠に代えてFW田代を投入して
4−1−2−3にシステムを変更した。
長年私も鹿島のサッカーを観ているけれど、
増田をアンカーにしてトップ下に小笠原と野沢、
FWに左タリタ中央田代、右大迫という布陣を敷いてきた。
見方次第で4−1−4−1にも取れるが、
鹿島でアンカーを最近やっていないだけに中盤が薄くなった事で
新潟にとって中盤でボールを拾えるチャンスが増えた。
そして後半21分アンデルソンのクロスを弾いたところに
MF田中のシュートのこぼれ球をFWロペスが決めて追加点を上げた。
しかしここから鹿島の3トップに押されてしまい、
後半29分CKからDF岩政にヘッドで押し込まれると、
後半34分MF野沢のクロスにFW田代が決めて追いつかれた。
その後両チームとも決める事ができず、
新潟は引き分けを挟んで5戦勝ちなしとなった。
まずこの試合を総合して観た場合完全に鹿島の時間が長かったし
守備の時間も圧倒的に多かった。
CK、FKを再三与えてしまってはさすがに耐えられなくなっても仕方ない結果だ。
ただ先に先取点を取れた事で新潟にもペースを握れる時間がわずかにあったし、
鹿島が3トップに変更した直後は3枚の中盤が機能せず
そこを突いた2点目ゴールは非常によかった。
ただその直後やはり鹿島の力に押されてしまい、
中盤で拾えない状態を有効に使う事ができなかった。
この試合で2点目を獲ったところで素早く動いた方が今思えば良かったのかもしれない。
2点目を獲った後両サイドから崩される事は十分想定できたし、
中盤が減ったスペースを誰が拾うのかという点を
確り行えたならそこからカウンター攻撃でさらに追加点を狙えたと感じる。
両サイドのWをマンマークにして中央を3枚、
ボランチ2枚で両サイドハーフとCFだけで攻撃する手段は
残されていただけにそこがポイントだったとは思う。
しかし90分間を通じてチャンスがあったのは
その3トップで混乱した10分間だけだった訳で、
そこで上手く調整できなかったのは悔やまれるものの、
多くの時間が鹿島ペースだった事を踏まえれば勝ち点1を取れた事を良しとした方が良いし、
これで対鹿島は3年連続勝ち点4以上を獲得している訳で
実力差を考えると鹿島から勝ち点4を手にした事は十分過ぎる内容だ。
鹿島にこれだけ守れて、これだけ戦えた事を選手たちは
自信を持って残り9試合のリーグ戦を戦えば必ず残留を勝ち取れると感じた試合だった。
次節はアウエーで仙台戦だけれど、
その前にナビスコ杯2回戦のアウエー戦だ。
タイトルを目指す上で勝ち上がりたいし、
仙台も2回戦に残っているので移動する事を除けば不利有利はないが、
FWロペスの出場停止をアンデルソンとミシェウが埋める事になる。
鈴木と酒井高徳が五輪で招集されてしまうのでさらに2人欠く事になるが、
その分は控え選手たちが埋めてくれるはずだ。
厳しい戦いが続くけれど何としても勝ち点3を持ち帰って来れるようにしてほしいし、
ナビスコ杯もドロー以上でホームでの戦いを迎えたいところだ。
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10試合で12を積み上げる事が容易じゃない事は対戦相手を考えれば必然であり、
現実問題10試合10勝は元々厳しい訳だ。
そんな中で勝てない相手ばかりかと言われるとそうとも限らない。
過去にはこれ以上に厳しい残留争いを2008年に経験しているので
その時より戦力は揃っている。
ただこれからの新潟にとって1番の敵は相手よりも五輪予選が最大の敵となる。
新潟の場合は五輪代表にヨンチョル、鈴木、酒井高徳が選ばれているから
A代表じゃない試合で招集されてしまうとかなり苦しい。
特に11月には3人欠いて戦わなければならない。
そこまでに目途を作らなければならない訳だが
現実問題それができるかどうか微妙なところにある。
それでも控え選手は以前より充実しているし、
6月にその中で戦い続けた経験があるので乗り切れると信じたい。
そんな鹿島戦を振り返ると惜しい試合をしたと思うか?
これでが妥当という見方をするのかでかなり違ってくる。
私自身はどちらか?
と問われると・・・それは試合レビューで語りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションあh4−2−2−2
GK小沢
DF
右SB村上 CB鈴木 CB菊地 左SB石川
MF
ボランチ 小林 本間
右SH田中 左SH酒井高徳
FW アンデルソン ロペス
A代表に招集されたヨンチョルがベンチスタートとなり、代わりに酒井高徳が左SHに入った。
試合は前半開始早々から鹿島の攻勢を受けてピンチの連続が続く。
CK、FKを再三与えてしまい、ピンチの連続だったが、
次第にカウンターから鹿島ゴールに迫れるようになった。
前半25分までは完全に鹿島に中盤を支配され続けただけに
セットプレーで押され続けてしまった。
そして前半終了間際の44分にMF酒井高徳のクロスを
MF本間が決めて先制し前半を折り返す。
後半新潟は次第に中盤でボールを拾えるようになりカウンターからゴールを目指す。
そして新潟は後半17分にMF小林に代えて、MF三門を投入した。
鹿島も後半17分にMF遠藤に代えてFWタリタ、FW興梠に代えてFW田代を投入して
4−1−2−3にシステムを変更した。
長年私も鹿島のサッカーを観ているけれど、
増田をアンカーにしてトップ下に小笠原と野沢、
FWに左タリタ中央田代、右大迫という布陣を敷いてきた。
見方次第で4−1−4−1にも取れるが、
鹿島でアンカーを最近やっていないだけに中盤が薄くなった事で
新潟にとって中盤でボールを拾えるチャンスが増えた。
そして後半21分アンデルソンのクロスを弾いたところに
MF田中のシュートのこぼれ球をFWロペスが決めて追加点を上げた。
しかしここから鹿島の3トップに押されてしまい、
後半29分CKからDF岩政にヘッドで押し込まれると、
後半34分MF野沢のクロスにFW田代が決めて追いつかれた。
その後両チームとも決める事ができず、
新潟は引き分けを挟んで5戦勝ちなしとなった。
まずこの試合を総合して観た場合完全に鹿島の時間が長かったし
守備の時間も圧倒的に多かった。
CK、FKを再三与えてしまってはさすがに耐えられなくなっても仕方ない結果だ。
ただ先に先取点を取れた事で新潟にもペースを握れる時間がわずかにあったし、
鹿島が3トップに変更した直後は3枚の中盤が機能せず
そこを突いた2点目ゴールは非常によかった。
ただその直後やはり鹿島の力に押されてしまい、
中盤で拾えない状態を有効に使う事ができなかった。
この試合で2点目を獲ったところで素早く動いた方が今思えば良かったのかもしれない。
2点目を獲った後両サイドから崩される事は十分想定できたし、
中盤が減ったスペースを誰が拾うのかという点を
確り行えたならそこからカウンター攻撃でさらに追加点を狙えたと感じる。
両サイドのWをマンマークにして中央を3枚、
ボランチ2枚で両サイドハーフとCFだけで攻撃する手段は
残されていただけにそこがポイントだったとは思う。
しかし90分間を通じてチャンスがあったのは
その3トップで混乱した10分間だけだった訳で、
そこで上手く調整できなかったのは悔やまれるものの、
多くの時間が鹿島ペースだった事を踏まえれば勝ち点1を取れた事を良しとした方が良いし、
これで対鹿島は3年連続勝ち点4以上を獲得している訳で
実力差を考えると鹿島から勝ち点4を手にした事は十分過ぎる内容だ。
鹿島にこれだけ守れて、これだけ戦えた事を選手たちは
自信を持って残り9試合のリーグ戦を戦えば必ず残留を勝ち取れると感じた試合だった。
次節はアウエーで仙台戦だけれど、
その前にナビスコ杯2回戦のアウエー戦だ。
タイトルを目指す上で勝ち上がりたいし、
仙台も2回戦に残っているので移動する事を除けば不利有利はないが、
FWロペスの出場停止をアンデルソンとミシェウが埋める事になる。
鈴木と酒井高徳が五輪で招集されてしまうのでさらに2人欠く事になるが、
その分は控え選手たちが埋めてくれるはずだ。
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ナビスコ杯もドロー以上でホームでの戦いを迎えたいところだ。
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