24日Jリーグ11第23節が行われ、
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
15位大宮アルディージャと対戦し、
0対0で最後までゴールラインを割る事ができず消化不良のスコアレスドローとなり、
7勝7分9敗勝ち点28得失点差-1で13位のままだった。
ここ大宮とのリーグ戦は4試合連続ドローが続いていただけに何としても勝ちたかったが、
最後までゴールラインが遠かった試合だった。
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
15位大宮アルディージャと対戦し、
0対0で最後までゴールラインを割る事ができず消化不良のスコアレスドローとなり、
7勝7分9敗勝ち点28得失点差-1で13位のままだった。
ここ大宮とのリーグ戦は4試合連続ドローが続いていただけに何としても勝ちたかったが、
最後までゴールラインが遠かった試合だった。
平日のナイターという事で観客もあまり入らず試合も消化不良の内容だった訳だけれど、
ベストメンバーではない中でどうやって攻撃を組み立てるのか?
という課題も再び浮上した訳だが、
これから出場停止になる選手が必ず出てくるわけで
その時どういう攻撃を組み立てるのか?という課題も浮上した試合だった。
亜土夢が出場停止、ミシェウがベンチスタートの中で
どうやって攻撃を組み立てるのか?
そのポイントをレビューしていきたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK東口
DF
右SB村上 CB鈴木 CB菊地 左SB石川
MF
ボランチ 三門 本間
右SH藤田 左SHヨンチョル
FW アンデルソン ロペス
亜土夢の出場停止で藤田が入り、ミシェウのベンチスタートでアンデルソンがFWで出場した。
試合は前半から両チームともエンジンが入らない中スタートし
前半11分に大宮にアクシデント!
FW李天秀が左足を故障し途中交代するというアクシデントに見舞われた。
ここでシステムがかなり変わった訳だけれど、
大宮の場合ラファエルを上手く使いこなせていない印象が目についた。
試合の中で色々なポジションを代えてプレーしていたけれど、
スタート時は左W、その後右W、トップ下、CFと代えて行ったわけだけれど、
個人的にラファエルがWをやるようだと全くの脅威にならない。
むしろ守る側としては助かったという印象が強い。
大宮のフォーメーションは4−2−1−3だった訳だが、
システムのわりに攻撃的に感じず、ボールは外から回し続けるけれど、
決定的なパスを出す場面が殆ど見つける事ができず
新潟はある意味ボールを回させていた感じだ。
そういう新潟だけれど、ボールをキープするシーンが少なく、
展開させようとしても攻撃のバランスが悪かったために
思うように前半は攻撃ができないシーンが多く前半は消化不良で折り返す。
後半新潟は速攻から裏を狙ったり、
サイドからのクロスでゴールを狙うが、ゴールを割れない。
そして新潟は後半26分に最大のチャンスが訪れた。
MF三門がドリブルで中央からの強烈なミドルシュートは
GK北野が弾いてゴールラインを割ったように見えたが・・・
これはルールではゴールが認められるのはラインを完全に割った時なので、
線審の判定はわずかにボールがラインに残っていたという判断だったのだろう。
完全にゴールを割れない限り微妙な判定になるだけに
やはり完全にゴールネットを揺らす必要があった。
その後大宮にボールを支配される時間も続き、
新潟もカウンターからチャンスを作ったが
最後までゴールラインを割る事ができずこれで5試合大宮とはドローとなった。
なかなかゴールを割れなかった試合でもあったが、
3試合ぶりの完封試合でもあったというよりも
大宮の決定力の無さに助けられたという印象もある。
それでも3試合ぶりの完封は守備陣については評価してよいと思うし
前向きに捉えて良いと思う。
ただ問題はやはり攻撃陣と攻撃の戦術についてだ。
やはり今年のアルビの戦術はどういう戦術なのかという事を確り見直さなければならない。
昨年までマルシオ中心のパスサッカーからロングボールで裏を狙う速攻、
サイドバックからの厚みを含めたサイド攻撃というのが
今年のアルビの戦術である。
昨年のような中盤でパスで崩すサッカーは今年は難しく、
裏を狙った速攻ロングボールとサイド攻撃が軸になるが、
やはり1つのポイントとしてサイド攻撃について考える必要があるだろう。
新潟のシステムの場合両サイドバックと両サイドハーフが
いかにサイドを崩すかがポイントになる。
現状右サイドについては右SBに村上が定着した事でサイドバックは解消され、
右サイドハーフも亜土夢と藤田で十分対応できる。
ただ問題は左サイドバックだ。
この試合では石川を起用したけれど、やはり石川は守備は良いけれど、
攻撃については突破力がなくフィートとクロス中心となるが、
サイドバックの場合やはり突破力を生かした展開をしたいところなので
やはり石川よりも高徳の方がサイド攻撃に厚みが出る。
左サイドハーフにはヨンチョルが入っているけれど、
問題はヨンチョルの左サイドハーフをどう考えるか?という事だ。
どうも最近見ても精彩を欠いているシーンが少なくなく、
守りでゴール付近まで下がるシーンは当然出てくる。
ただヨンチョルの突破力はDF泣かせである事を考えれば
今のサイド攻撃と速攻を踏まえたらヨンチョルをサイドハーフだけでなく、
途中からFWで起用するか最初から起用しても良いのではないだろうか?と感じる。
それはアンデルソンの使い方についてになるんだけれど、
確かにFWで使う事も悪くはないものの、
パスとクロスの精度を考えた時サイドアタッカーの方が活かせるのではないか?と感じる。
先発で使うならFWではなく、
今日の場合はヨンチョルをFWにしてアンデルソンを
左サイドハーフで起用した方が決定的なパスとクロスを上げる事ができると思う。
FWだとどうしてもキープ力が重視されるだけに
アンデルソンとヨンチョル同時に起用した場合は
逆の方が良いと思う。
ただミシェウとアンデルソンの同時起用が難しいのも事実で
ボランチ1枚減らさないと使いづらい面もあるが、
天皇杯とナビスコ杯ではヨンチョルを欠く可能性が高いので
その時アンデルソンを左サイドハーフで起用するケースはあるだろう。
速攻も重視するならやはりロペスだけでなく、
ヨンチョルをFWで起用する事も遠投すべきだろうと感じる。
次節はアウエーで広島と対戦だけれど、
前回は悔しい負け方をしているだけにそのリベンジを果たしたいところだ。
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ベストメンバーではない中でどうやって攻撃を組み立てるのか?
という課題も再び浮上した訳だが、
これから出場停止になる選手が必ず出てくるわけで
その時どういう攻撃を組み立てるのか?という課題も浮上した試合だった。
亜土夢が出場停止、ミシェウがベンチスタートの中で
どうやって攻撃を組み立てるのか?
そのポイントをレビューしていきたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK東口
DF
右SB村上 CB鈴木 CB菊地 左SB石川
MF
ボランチ 三門 本間
右SH藤田 左SHヨンチョル
FW アンデルソン ロペス
亜土夢の出場停止で藤田が入り、ミシェウのベンチスタートでアンデルソンがFWで出場した。
試合は前半から両チームともエンジンが入らない中スタートし
前半11分に大宮にアクシデント!
FW李天秀が左足を故障し途中交代するというアクシデントに見舞われた。
ここでシステムがかなり変わった訳だけれど、
大宮の場合ラファエルを上手く使いこなせていない印象が目についた。
試合の中で色々なポジションを代えてプレーしていたけれど、
スタート時は左W、その後右W、トップ下、CFと代えて行ったわけだけれど、
個人的にラファエルがWをやるようだと全くの脅威にならない。
むしろ守る側としては助かったという印象が強い。
大宮のフォーメーションは4−2−1−3だった訳だが、
システムのわりに攻撃的に感じず、ボールは外から回し続けるけれど、
決定的なパスを出す場面が殆ど見つける事ができず
新潟はある意味ボールを回させていた感じだ。
そういう新潟だけれど、ボールをキープするシーンが少なく、
展開させようとしても攻撃のバランスが悪かったために
思うように前半は攻撃ができないシーンが多く前半は消化不良で折り返す。
後半新潟は速攻から裏を狙ったり、
サイドからのクロスでゴールを狙うが、ゴールを割れない。
そして新潟は後半26分に最大のチャンスが訪れた。
MF三門がドリブルで中央からの強烈なミドルシュートは
GK北野が弾いてゴールラインを割ったように見えたが・・・
これはルールではゴールが認められるのはラインを完全に割った時なので、
線審の判定はわずかにボールがラインに残っていたという判断だったのだろう。
完全にゴールを割れない限り微妙な判定になるだけに
やはり完全にゴールネットを揺らす必要があった。
その後大宮にボールを支配される時間も続き、
新潟もカウンターからチャンスを作ったが
最後までゴールラインを割る事ができずこれで5試合大宮とはドローとなった。
なかなかゴールを割れなかった試合でもあったが、
3試合ぶりの完封試合でもあったというよりも
大宮の決定力の無さに助けられたという印象もある。
それでも3試合ぶりの完封は守備陣については評価してよいと思うし
前向きに捉えて良いと思う。
ただ問題はやはり攻撃陣と攻撃の戦術についてだ。
やはり今年のアルビの戦術はどういう戦術なのかという事を確り見直さなければならない。
昨年までマルシオ中心のパスサッカーからロングボールで裏を狙う速攻、
サイドバックからの厚みを含めたサイド攻撃というのが
今年のアルビの戦術である。
昨年のような中盤でパスで崩すサッカーは今年は難しく、
裏を狙った速攻ロングボールとサイド攻撃が軸になるが、
やはり1つのポイントとしてサイド攻撃について考える必要があるだろう。
新潟のシステムの場合両サイドバックと両サイドハーフが
いかにサイドを崩すかがポイントになる。
現状右サイドについては右SBに村上が定着した事でサイドバックは解消され、
右サイドハーフも亜土夢と藤田で十分対応できる。
ただ問題は左サイドバックだ。
この試合では石川を起用したけれど、やはり石川は守備は良いけれど、
攻撃については突破力がなくフィートとクロス中心となるが、
サイドバックの場合やはり突破力を生かした展開をしたいところなので
やはり石川よりも高徳の方がサイド攻撃に厚みが出る。
左サイドハーフにはヨンチョルが入っているけれど、
問題はヨンチョルの左サイドハーフをどう考えるか?という事だ。
どうも最近見ても精彩を欠いているシーンが少なくなく、
守りでゴール付近まで下がるシーンは当然出てくる。
ただヨンチョルの突破力はDF泣かせである事を考えれば
今のサイド攻撃と速攻を踏まえたらヨンチョルをサイドハーフだけでなく、
途中からFWで起用するか最初から起用しても良いのではないだろうか?と感じる。
それはアンデルソンの使い方についてになるんだけれど、
確かにFWで使う事も悪くはないものの、
パスとクロスの精度を考えた時サイドアタッカーの方が活かせるのではないか?と感じる。
先発で使うならFWではなく、
今日の場合はヨンチョルをFWにしてアンデルソンを
左サイドハーフで起用した方が決定的なパスとクロスを上げる事ができると思う。
FWだとどうしてもキープ力が重視されるだけに
アンデルソンとヨンチョル同時に起用した場合は
逆の方が良いと思う。
ただミシェウとアンデルソンの同時起用が難しいのも事実で
ボランチ1枚減らさないと使いづらい面もあるが、
天皇杯とナビスコ杯ではヨンチョルを欠く可能性が高いので
その時アンデルソンを左サイドハーフで起用するケースはあるだろう。
速攻も重視するならやはりロペスだけでなく、
ヨンチョルをFWで起用する事も遠投すべきだろうと感じる。
次節はアウエーで広島と対戦だけれど、
前回は悔しい負け方をしているだけにそのリベンジを果たしたいところだ。
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