8月6日公開の映画

「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!」を鑑賞した。

この映画は漫画こちら葛飾区亀有公園前派出所を実写化した作品で

葛飾区亀有公園前派出所に勤務する両津巡査が

1か月だけクラスメイトになった女性と再会し、心をときめかせるが、

ある日警察庁長官の孫娘が誘拐され両津は捜査にあたるが、

誘拐されたのはクラスメイトになった女性の娘だった事を知り

誘拐された娘を取り戻すストーリーである。

国民的人気漫画の実写化は賛否両論を繰り広げたが、

個人的には作品と割り切って観てしまえば

それほど違和感なく入り込む事ができる作品なのかもしれない。
私自身実はこち亀を殆ど触れた事がなく、漫画もアニメも殆ど観た事がない。

ゆえに私のような人が観る事そのものが実は希少であるのかもしれないが、

逆に原作を全く知らないだけに私自身は違和感なく入る事ができた。

色々な情報では原作と全く違い過ぎるという事で相当な批判を浴び、

さらに視聴率も散々だったようだが、

それはやはりそれだけ個性的な原作があるからこそであり、

おそらく誰が演じたとしても批判の対象になる作品なのだろう。

確かにアニメのキャラクターは見た事がある程度なので

実際に両津がどのような性格の人なのかは

あくまで映画の中で判断する事になるが、

ストーリーは両津がかつて恋をしたクラスメイトとの再会で心をときめかせるが、

その女性の娘が誘拐された事で両津は命を掛けて事件を解決させていく。

果たして両津は事件を解決し、娘を無事救出できるのか?

ストーリー

亀有公園前派出所勤務の巡査・両津勘吉は、

ユイという旅一座の娘の小学生と知り合いになる。

実はユイは両津が小学生の頃、一ヶ月だけクラスメイトだった沢村桃子の娘だった。

美しい女座長に成長した桃子と再会し、心ときめかせる両津。

派出所勤務をサボり、芝居に出演したりして浮かれ気味だ。

しかし、葛飾区にて警察庁長官の孫娘の誘拐事件が発生して事態は急転。

誘拐されたのは孫娘ではなく、洋服を取り替えたユイだったのだ…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして元々主人公の両津勘吉はうだつの上がらない巡査で、

万年派出所勤務がいいところの人物でもある。

だが亀有公園前派出所の周辺では人気があり憎めない人物でもある。

時にはツケを払わなければならないために逃げまわったり、

子供に当たり棒を偽造したりするなど、本来なら警察官失格の行動もやったりしている。

ツケはともかく、警察官とあろうものが当たり棒を偽造する事は許される事じゃないだけに

個人的にはこういう悪い事を子供に教えてはなりませんね。

まあ説教は置いといて、勘吉はそんなある日に小学校時代に1か月だけ

一緒だったクラスメイトの桃子と再会する。

桃子は旅一座の座長であり、全国を津々浦々回っていた事もあり、

葛飾を訪れるのは小学校時代以来となった。

実は勘吉は桃子に恋心を抱いていた中での別れを経験していた。

久しぶりに会った勘吉は桃子の芝居を手伝う。

もちろんこれは公務員法違反となる訳ですけれど、

勘吉は器用な手先で小道具を作ったり、

芝居の演出を書いたりして桃子の芝居を盛り上げた。

桃子の娘ユイはクラスメイトとなった子供たちを誘って桃子の芝居を観に来ていた。

しかし勘吉は芝居を手伝っていた事がばれてしまい、

辞表を覚悟して桃子と一緒になろうと考えていた。

そんな中でユイが仲良くなった警察庁長官の孫娘が誘拐される事件が発生する。

その事件に関わる事になった勘吉は捜査を進める事になる。

そんな中で桃子は忘れられない人とまさかの形で行方を知る事になった。

実は桃子には依然劇団に所属していた男でユイの父親である光男が

警察庁長官の孫娘を誘拐した犯人として浮上したからだった。

桃子は実は光男が行方不明になった時に捜索願を出していた。

そんな中で捜査が継続されていくが、

誘拐された公園付近でユイの服を着た少女が発見された。

実はその少女が警察庁長官の孫娘で実は服を

それぞれ着替えていた為に犯人の光男は間違ってユイを誘拐したのだった。

ユイが誘拐された事を知った桃子は動揺するが、

勘吉は絶対ユイを取り戻すと葛飾を駆け回る。

そして事件の全容が見えた時勘吉は警察庁長官の孫娘が

どうして狙われたのかを知りその狙いが金だけじゃない事も知るのだった。

果たして勘吉はユイを助け出す事ができるのか?

そして勘吉は事件を解決する事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、筋書としてみれば序盤はともかく、

事件の経緯と流れについてはそれほど違和感なく観る事ができたし、

犯人の動機についても気持ちがわからなくはないという事になる。

これはどんな事件でもそうだけれど、時として冤罪が招く悲劇がある。

昨年だったかな幼児誘拐殺人事件で冤罪が認められた

バスの運転手の事件を思い出すけれど、

何の罪のない人の人生を奪っておいて頭を下げるだけで

済まそうとする警察の姿勢はやはり大きな問題だし、

警察側もその落ち度を認めた上で多額の補償を

支払わなければならないのも言うまでもないが、

それ以上に頭を下げるだけで事を済まそうとする姿勢が

一般市民の立場からして許せない事でもある。

誤認逮捕を犯した関係者全てが本来処分されなければならず

誤認逮捕の起訴ができるようにしなければ今後も誤認逮捕が繰り返されかねない。

当然そういう誤認逮捕で人生を棒に振る事になった

人の中には警察に復讐を考える者がいても不思議じゃない訳で、

しかも誤認逮捕をした警察庁長官は1度も謝罪していなかった事で

起こった事件という事を考えると間違ったものを確り謝罪して

補償しなければ恨みを買う事になるのだと感じた。

そしてそこで関わった光男は皮肉にも自分の娘と

こういう再会をするとは夢にも思わなかっただろうし、

成長した娘の姿を知らないのは仕方ないとしても

やはり運命のいたずらを感じてしまうところだ。

そして勘吉もまた好きになった人のために命を張って事件を解決して行ったのだった。

総評として勘吉の桃子に対する恋心から始まり、

誘拐事件に誤認逮捕という悲劇が招いた事件だったけれど、

例え誤認逮捕でも復讐をしてよいものじゃない事は言うまでもないが、

警察の傲慢な態度が招いた事件である事は間違いのない事実だ。

そして桃子もまた本当に愛した光男を待つ事を選んで勘吉は失恋してしまった訳だけれど、

好きな人の為に好きな人の意思を尊重する所もまた勘吉らしいのだろう。

この事件から学ぶ事は誤認逮捕は謝罪しなければ

悲劇を招くという事を描いたストーリーだったと思います。

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