25日公開の映画「アンダルシア 女神の報復」を鑑賞した。
この映画はアマフフィ、外交官黒田康作の続編でパリでサミットに
同行していた黒田にアンドラで起きた邦人殺人事件の報が入り、
黒田は邦人の身柄を保護するためにアンドラへ向かうが、
そこで事件に巻き込まれ、保護した邦人の調査をするうちに
カギとなるアンダルシアへ向かい事件の真相が明らかになるストーリーである。
欧州でのマネーロンダリング絡みの事件を追ううちに
それが日本の政府の闇にも繋がっており正義を貫き通す
黒田は果たして最後までこの事件で正義を通す事ができるのだろうか?
この映画はアマフフィ、外交官黒田康作の続編でパリでサミットに
同行していた黒田にアンドラで起きた邦人殺人事件の報が入り、
黒田は邦人の身柄を保護するためにアンドラへ向かうが、
そこで事件に巻き込まれ、保護した邦人の調査をするうちに
カギとなるアンダルシアへ向かい事件の真相が明らかになるストーリーである。
欧州でのマネーロンダリング絡みの事件を追ううちに
それが日本の政府の闇にも繋がっており正義を貫き通す
黒田は果たして最後までこの事件で正義を通す事ができるのだろうか?
アマルフィと外交官黒田康作の続編として完結篇となる訳だけれど、
アマルフィもドラマもいまいちだっただけに期待されない中で鑑賞となったんだけれど、
今回の事件として考えるといわゆる架空投資と裏金に絡む政府の汚職へと繋がり、
裏社会に繋がるという話だけれど、
それが真相が明らかになるにつれ果たして
そこまで大きな繋がりにどう繋がっていたのだろうか?
という疑問は多少残る事になる。
ただそれを差し引いて最後まで正義を貫く黒田とインターポールの刑事の駆け引きが
この映画の最大の見せ所になる事は間違いない。
果たして黒田は最後まで正義を導き通せたのか?
キャスト
外務省邦人テロ対策室外交官黒田康作演じる織田裕二
ビクトル銀行・銀行員新藤結花演じる黒木メイサ
インターポール捜査官神足誠演じる伊藤英明
在バルセロナ日本国総領事館外交官安達香苗演じる戸田恵梨香
フリージャーナリスト佐伯章悟演じる福山雅治
投資家川島直樹演じる谷原章介
外務省邦人テロ対策室室長安藤庸介演じる鹿賀丈史
日本国・財務大臣村上清十郎演じる夏八木勲
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
スペイン北部に位置する小国・アンドラのホテルにて日本人投資家・川島が殺害される。
実は川島は日本の警視総監の息子ということで、外交官・黒田康作は調査に飛んだ。
事件の捜査は、警視庁からインターポールに出向している捜査官・神足誠が担当していた。
黒田は事件の第一発見者のビクトル銀行行員・新藤結花を
スペイン・バルセロナの領事館に保護しようとするが、何者かに襲われる。
事件の裏には巨額な不正資金が絡んでいた…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして、黒田はパリで行われる金融サミットに同行していた。
無論これは表向きの動きだけれど、
そこで入っていた邦人殺人事件で黒田は小国アンドラへと向かう。
そこでは銀行員の新藤結花が事情聴取を受けていた。
実はこの結花がこの事件のカギを大きく握っている訳だが、
冒頭ではそこで犯行の一部始終が描かれている。
でもこのストーリーを描く上で果たして最初から
このシーンを描く必要があったのだろうか?
と逆に疑問視するけれど、逆に言ってしまえば
冒頭で描いてしまった事で結末が見えてしまったと言わざる得ない描き方だ。
そして結花はある行動を起こそうとするが、そこで結花は何者かに襲われ、
それを黒田が助けてスペインバルセロナへ逃げるのだった。
確かに位置的にパリよりバルセロナの方が近いけれど、
そこで黒田は結花を事情聴取するが、そこでも結花はインターポールに追われ、
インターポールが保護する事になった。
そのインターポールの刑事が神足誠だった。
彼も黒田同様ある事件がきっかけで左遷された身だった。
それぞれの情報を出しあう攻防戦がここから始まる訳だけれど、
結花を事情聴取する上で様々な情報が入ってくるが、
その多くは政治的な事情が絡んでいる事だった。
裏金が絡むとそれが政治の裏で動いている金だったら余計拙い訳だが、
それが政治のトップクラスとなると色々な政治的理由が働くものだ。
そして政治的理由の中で黒田と神足は様々な交錯を繰り返していく。
そして舞台はアンダルシアで黒幕のボスと銀行との取引が行われると
結花からの情報で向かう事になるが、
そこで2人にそれぞれの政治的な圧力が掛かってくる。
果たしてこの事件の真相とは?
そして黒田と神足は政治的圧力に対して屈してしまうのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
まあ例え政治的圧力の前にあっても2人は屈しない所を見せたかったストーリー
だと思えばそれなりに納得するけれど、
どうして100億もの架空投資に騙されてしまうのだろうか?
と思ってしまうところもあるし、
それが20代前半の女性が銀行のトップの信頼を得るという流れが
どうやったらそんな大物の信頼を得られる事になったのか?という疑問が残る。
前回のようにアマルフィのようなアラフォー世代の人物なら
それも納得いくんだけれど、ストーリーの題材において少し無理があり過ぎる内容に感じる。
そしてこのストーリーをより面白くするためには
最初から犯行シーンを描く事は逆にこの作品にとってマイナスだったと感じる。
事件の真相を描く上では最初から犯行を描くべきじゃなかったのでないか?と感じるのだった。
総評として映画2作品ドラマと続いた黒田康作のミッションはここで完結したけれど、
確かにこの世の中には色々な権力が働いている。
その権力に屈しない正義を黒田康作は最後まで示した。
その意味では正義を貫く事の大切さを黒田康作は示したと思う。
ただ作品として考えると設定などに無理があり過ぎたり、
それぞれの国の事情を考慮していたとはいい難く、
黒田康作を描く上で国々の事情を考慮した作りが
必要だったのではないかと思う。
ただ人は正義を貫くには色々な圧力を跳ね返さなければならない
という事を黒田康作は教えてくれたと思います。

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今回の事件として考えるといわゆる架空投資と裏金に絡む政府の汚職へと繋がり、
裏社会に繋がるという話だけれど、
それが真相が明らかになるにつれ果たして
そこまで大きな繋がりにどう繋がっていたのだろうか?
という疑問は多少残る事になる。
ただそれを差し引いて最後まで正義を貫く黒田とインターポールの刑事の駆け引きが
この映画の最大の見せ所になる事は間違いない。
果たして黒田は最後まで正義を導き通せたのか?
キャスト
外務省邦人テロ対策室外交官黒田康作演じる織田裕二
ビクトル銀行・銀行員新藤結花演じる黒木メイサ
インターポール捜査官神足誠演じる伊藤英明
在バルセロナ日本国総領事館外交官安達香苗演じる戸田恵梨香
フリージャーナリスト佐伯章悟演じる福山雅治
投資家川島直樹演じる谷原章介
外務省邦人テロ対策室室長安藤庸介演じる鹿賀丈史
日本国・財務大臣村上清十郎演じる夏八木勲
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
スペイン北部に位置する小国・アンドラのホテルにて日本人投資家・川島が殺害される。
実は川島は日本の警視総監の息子ということで、外交官・黒田康作は調査に飛んだ。
事件の捜査は、警視庁からインターポールに出向している捜査官・神足誠が担当していた。
黒田は事件の第一発見者のビクトル銀行行員・新藤結花を
スペイン・バルセロナの領事館に保護しようとするが、何者かに襲われる。
事件の裏には巨額な不正資金が絡んでいた…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして、黒田はパリで行われる金融サミットに同行していた。
無論これは表向きの動きだけれど、
そこで入っていた邦人殺人事件で黒田は小国アンドラへと向かう。
そこでは銀行員の新藤結花が事情聴取を受けていた。
実はこの結花がこの事件のカギを大きく握っている訳だが、
冒頭ではそこで犯行の一部始終が描かれている。
でもこのストーリーを描く上で果たして最初から
このシーンを描く必要があったのだろうか?
と逆に疑問視するけれど、逆に言ってしまえば
冒頭で描いてしまった事で結末が見えてしまったと言わざる得ない描き方だ。
そして結花はある行動を起こそうとするが、そこで結花は何者かに襲われ、
それを黒田が助けてスペインバルセロナへ逃げるのだった。
確かに位置的にパリよりバルセロナの方が近いけれど、
そこで黒田は結花を事情聴取するが、そこでも結花はインターポールに追われ、
インターポールが保護する事になった。
そのインターポールの刑事が神足誠だった。
彼も黒田同様ある事件がきっかけで左遷された身だった。
それぞれの情報を出しあう攻防戦がここから始まる訳だけれど、
結花を事情聴取する上で様々な情報が入ってくるが、
その多くは政治的な事情が絡んでいる事だった。
裏金が絡むとそれが政治の裏で動いている金だったら余計拙い訳だが、
それが政治のトップクラスとなると色々な政治的理由が働くものだ。
そして政治的理由の中で黒田と神足は様々な交錯を繰り返していく。
そして舞台はアンダルシアで黒幕のボスと銀行との取引が行われると
結花からの情報で向かう事になるが、
そこで2人にそれぞれの政治的な圧力が掛かってくる。
果たしてこの事件の真相とは?
そして黒田と神足は政治的圧力に対して屈してしまうのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
まあ例え政治的圧力の前にあっても2人は屈しない所を見せたかったストーリー
だと思えばそれなりに納得するけれど、
どうして100億もの架空投資に騙されてしまうのだろうか?
と思ってしまうところもあるし、
それが20代前半の女性が銀行のトップの信頼を得るという流れが
どうやったらそんな大物の信頼を得られる事になったのか?という疑問が残る。
前回のようにアマルフィのようなアラフォー世代の人物なら
それも納得いくんだけれど、ストーリーの題材において少し無理があり過ぎる内容に感じる。
そしてこのストーリーをより面白くするためには
最初から犯行シーンを描く事は逆にこの作品にとってマイナスだったと感じる。
事件の真相を描く上では最初から犯行を描くべきじゃなかったのでないか?と感じるのだった。
総評として映画2作品ドラマと続いた黒田康作のミッションはここで完結したけれど、
確かにこの世の中には色々な権力が働いている。
その権力に屈しない正義を黒田康作は最後まで示した。
その意味では正義を貫く事の大切さを黒田康作は示したと思う。
ただ作品として考えると設定などに無理があり過ぎたり、
それぞれの国の事情を考慮していたとはいい難く、
黒田康作を描く上で国々の事情を考慮した作りが
必要だったのではないかと思う。
ただ人は正義を貫くには色々な圧力を跳ね返さなければならない
という事を黒田康作は教えてくれたと思います。



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