15日Jリーグ11第15節が行われ、アルビレックス新潟は

アウエー名古屋市瑞穂陸上競技場で暫定9位名古屋グランパスと対戦し、

0対4でFW玉田、ケネディの2ゴールなどで力の差を見せつけられ、

2勝4分4敗勝ち点10得失点差-5で暫定13位に後退した。

試合は試合開始こそチャンスを作るも、

前半27分に名古屋がFW玉田のゴールで先制すると、

前半38分にはFWケネディが決めて前半を2点ビハインドで折り返す。

後半新潟は積極的に攻めるが次第に名古屋に押し込まれ、

後半37分FWケネディに3点目のゴールを許すと、

終了間際にはDF田中に決められ、

新潟は王者名古屋相手に力の差を見せつけられた。

これでアルビレックス新潟は6試合勝ちなしで

実質15位まで後退し残留争いに巻き込まれる事になった。
U-22の鈴木、酒井高徳のレギュラー2人を欠き、ミシェウが怪我の為に欠いた中で

始まった試合は完全に名古屋との力の差を見せつけられた試合となった。

この試合を最後にヨンチョルが欠くという中で

攻撃陣は2試合連続ノーゴールという状況で得点が遠い。

ロペスが何度か個人技で持ち込んだ場面があったけれど、

川又のヘッドがポストと1つのゴールで大きなキッカケを掴めそうな中で

得点ができないもどかしさが今のチームにある。

特に攻撃陣の得点力不足は深刻で、

これをどうやって打開すべきか?

というのが1番の課題だ。

ヨンチョルもミシェウもいない中でどう打開するか?

さらにはDF陣は鈴木と酒井もいない。

おそらく今シーズン1番の試練の時だと思うし、

ここを乗り切らなければ今シーズン本当に拙い状況になる。

これだけ崩されて負けたのは昨年はアウエーの広島戦だけだったけれど、

昨年も苦しい時があった訳で、それを思えばまだマシな状況だと思う。

1番キッカケにしたいのは若手がゴールを上げる事だ。

この試合でも川又があわやゴールというシーンがあったし、

木暮もミドルシュートを狙った。

守備陣は完全に名古屋の圧力に屈しただけに

これはもう仕方ないと割り切ろう。

特に鈴木の代役で出場した大野は元々はU-20などで招集された経験があるだけに

鈴木不在の間に大野が成長すればチームにとってCBの控えが、

そして攻撃陣は川又、木暮が成長する事で攻撃の厚みができると思う。

負けた事は仕方ないが、この試合全てが明日へ繋がらなかったと結論付けるべきじゃない。

これで鈴木、酒井高徳、ミシェウ、ヨンチョル4人のレギュラーを欠いて

次の仙台戦に挑むわけだが、思い切ってベテランの大島、小林をベンチスタートさせて、

川又、木暮、田中を先発で起用させた方が今のチームには

大きな力と効果になると思う。

後半20分過ぎから大島と小林に試合を落ち着かせてもらう役割を

担えばよいのではないだろうか?

相当な危機感の中にあるけれど、

昨年はここから浮上していっただけに、

若手の力を信じて送り出してほしい。

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