1日サッカー国際親善試合キリンカップ
日本対ペルー戦が東北電力ビックスワンで行われ、
0対0でそれぞれ決定的なチャンスがあったものの
活かす事ができずスコアレスドローに終わった。
今回は3年ぶりの代表戦観戦という事で試合を観て感じた事をレビューしていきたい。
日本対ペルー戦が東北電力ビックスワンで行われ、
0対0でそれぞれ決定的なチャンスがあったものの
活かす事ができずスコアレスドローに終わった。
今回は3年ぶりの代表戦観戦という事で試合を観て感じた事をレビューしていきたい。
親子試合という事で早い時間から観戦していた人もいたけれど、
私は仕事終わりのA代表戦のみを観戦しました。

今回はアジアカップ後最初の国際Aマッチという事で
さすがに海外組が大半を占める事もあり会場はほぼ満員となった。
スタメンはイタリア杯、ドイツ杯に出場した内田、長友、リーグ戦に出場した
本田圭祐、吉田らはベンチスタートとなった。
正直半数の選手は試すために起用された選手ばかりだったので
ザックが掲げるシステムにどこまで適応できるかが問題でもあった。
新戦力と3−4−3システムについてレビューしていきたい。


ザックジャパンのフォーメーションは3−4−3
GK川島
DF
右CB栗原 リベロ今野 左SB伊野波
MF
右SH西 ボランチ長谷部 遠藤 左SH安田
FW
右W関口 CF前田 左W岡崎
栗原、西、長谷部、関口ら新戦力を試し、Aマッチでは初めて3−4−3からスタートした。
試合は前半からこう着した状態が続く、実はこのシステムを読んだのか?
それとも元々ペルーがこのシステムだったのか?
はよくわからない部分はあるんだけれど、
ペルーのシステムは4−1−4−1とアンカーの前に
4人のMFを並べるシステムを採用してきた。
このシステムを用いた事で前半については攻撃面で脅威だったのは
前半27分のミドルシュート位だけれど、
このシステムを敷かれた事で本来両SHが攻撃に転じるケースが
両サイドを封じられた事で日本は完全に分断された。
そしてさらに悪かったのは本田など前線で起点になれる選手がいなかった事だ。
このシステムでも起点になれる選手がいれば機能するが、
起点になる選手がいなければ逆に攻撃力は半減してしまう
デメリットがあるのが3−4−3だ。
そんな前半はシステムが機能せずにおわった。
後半開始早々日本は本田を投入してシステムを4−2−3−1に変更した。

システムを変更し、起点となる本田が入った事で
ボールは本田経由で回るようになった。
そして後半11分にFKのチャンスも枠外となったが、
確実に後半はシステムが機能し始めた。

そして長友が入った事でさらにサイドバックからの攻撃に増えた。
途中から攻め込まれるシーンがあったもののGK川島が防ぎ切り、
最後のFKのチャンスがあったものの
MF遠藤が外してしまいスコアレスドローとなった。

この試合においては新戦力を試すという課題があったので
新戦力である関口、西、栗原、安田を試す事はできた。
ただ個人的にはここで起用してほしかった選手としては
家長、槙野、宇佐美を使った欲しかった面があり、
途中でシステムを4−2−3−1に代えた時には
左に関口を起用し続けるのでなく家長か宇佐美を起用してほしかった。
確かに長友を起用したかった面は否定しないが、
さらに言えばこの試合では岡崎が完全に機能しなかっただけに
本田がいない時の起点、システムに応じた起用という点で
課題が見つかった事が最大の収穫でもある。
槙野も最初から先発の左CBで起用してほしかったし、
3バックならなおさら槙野の高さとシステムの適応性があっただけに残念だ。
とはいえ3−4−3システムについてはこの時点で使えないと
判断するのは早計だ。
システムは選手の起用次第では活かす事もできるので、
選手起用次第では十分機能すると判断している。
もちろん相手のシステム次第も含めてだけれど、
今日の試合のようにサイド攻撃を遮断されてしまうと厳しいし、
起点になる選手が不在だと機能するのが厳しいことだけわかれば十分だった。
次回はチェコとの試合となるけれど、おそらくベストメンバーを組む事になるだろう。
ここでどれだけの戦いができるかが3次予選へのベースとなる事が
間違いないだけにこの試合出場しなかった選手のプレーに注目したいところだ。

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私は仕事終わりのA代表戦のみを観戦しました。

今回はアジアカップ後最初の国際Aマッチという事で
さすがに海外組が大半を占める事もあり会場はほぼ満員となった。
スタメンはイタリア杯、ドイツ杯に出場した内田、長友、リーグ戦に出場した
本田圭祐、吉田らはベンチスタートとなった。
正直半数の選手は試すために起用された選手ばかりだったので
ザックが掲げるシステムにどこまで適応できるかが問題でもあった。
新戦力と3−4−3システムについてレビューしていきたい。


ザックジャパンのフォーメーションは3−4−3
GK川島
DF
右CB栗原 リベロ今野 左SB伊野波
MF
右SH西 ボランチ長谷部 遠藤 左SH安田
FW
右W関口 CF前田 左W岡崎
栗原、西、長谷部、関口ら新戦力を試し、Aマッチでは初めて3−4−3からスタートした。
試合は前半からこう着した状態が続く、実はこのシステムを読んだのか?
それとも元々ペルーがこのシステムだったのか?
はよくわからない部分はあるんだけれど、
ペルーのシステムは4−1−4−1とアンカーの前に
4人のMFを並べるシステムを採用してきた。
このシステムを用いた事で前半については攻撃面で脅威だったのは
前半27分のミドルシュート位だけれど、
このシステムを敷かれた事で本来両SHが攻撃に転じるケースが
両サイドを封じられた事で日本は完全に分断された。
そしてさらに悪かったのは本田など前線で起点になれる選手がいなかった事だ。
このシステムでも起点になれる選手がいれば機能するが、
起点になる選手がいなければ逆に攻撃力は半減してしまう
デメリットがあるのが3−4−3だ。
そんな前半はシステムが機能せずにおわった。
後半開始早々日本は本田を投入してシステムを4−2−3−1に変更した。

システムを変更し、起点となる本田が入った事で
ボールは本田経由で回るようになった。
そして後半11分にFKのチャンスも枠外となったが、
確実に後半はシステムが機能し始めた。

そして長友が入った事でさらにサイドバックからの攻撃に増えた。
途中から攻め込まれるシーンがあったもののGK川島が防ぎ切り、
最後のFKのチャンスがあったものの
MF遠藤が外してしまいスコアレスドローとなった。

この試合においては新戦力を試すという課題があったので
新戦力である関口、西、栗原、安田を試す事はできた。
ただ個人的にはここで起用してほしかった選手としては
家長、槙野、宇佐美を使った欲しかった面があり、
途中でシステムを4−2−3−1に代えた時には
左に関口を起用し続けるのでなく家長か宇佐美を起用してほしかった。
確かに長友を起用したかった面は否定しないが、
さらに言えばこの試合では岡崎が完全に機能しなかっただけに
本田がいない時の起点、システムに応じた起用という点で
課題が見つかった事が最大の収穫でもある。
槙野も最初から先発の左CBで起用してほしかったし、
3バックならなおさら槙野の高さとシステムの適応性があっただけに残念だ。
とはいえ3−4−3システムについてはこの時点で使えないと
判断するのは早計だ。
システムは選手の起用次第では活かす事もできるので、
選手起用次第では十分機能すると判断している。
もちろん相手のシステム次第も含めてだけれど、
今日の試合のようにサイド攻撃を遮断されてしまうと厳しいし、
起点になる選手が不在だと機能するのが厳しいことだけわかれば十分だった。
次回はチェコとの試合となるけれど、おそらくベストメンバーを組む事になるだろう。
ここでどれだけの戦いができるかが3次予選へのベースとなる事が
間違いないだけにこの試合出場しなかった選手のプレーに注目したいところだ。



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