8日ハードオフエコスタジアム新潟で行われた横浜対阪神戦を観戦してきました。

新潟での公式戦は今年初という事で横浜主催ながら

阪神ファン中心に26058人の観客が集まりました。

試合は連勝中の横浜が阪神から2点を先制し、

終盤に2点を追いつかれる展開で最後に劇的ドラマが待っていました。
今年新潟での最初のプロ野球公式戦という事で

事前に試合を観戦する事を決めていた事と

プレオーダーに当選した事で何時もより良い席で観る事が出来ました。

まあ巨人戦以外での観戦は昨年の埼玉西武対北海道日本ハム戦以来ですが、

たまには贔屓しないチームを観る事も色々違った視点で

他チームを観れる事と、客観的に観れるだけに純粋にプロ野球を観る事に徹しました。

やはり横浜主催ゲームではあるものの

阪神戦という事で観客の多くは阪神ファンで占められる結果となりました。

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横浜は昨年住生活グループとの売却交渉で

移転候補地となった新潟での主催ゲームでしたが、

横浜ファンはここで試合を観る事をどう思ったんでしょうね?

ここで実際に観戦された方はこの新潟が本拠地を置く地域に

相応しくないと思ったのでしょうかね?

それがゆえに阪神ファンが7割占めるような結果になったのか?

という憶測はありますが、ビックスワンは

毎試合3万以上の観客をさばいていますので

運営能力に問題はありませんけれどね。

強いて言えば駐車場への地下道を作った方が良いかもしれませんけれどね。

この試合開始前には福島から避難してきている子供たちが

ノックを受けたり、始球式で投げたりと被災者も多く招待されました。

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さて試合の方なのですが、

丁度阪神はローテーションの谷間という事もありスタンリッジ、

横浜が高崎投手が先発し、打線では阪神が城島捕手が

休養で藤井捕手がマスクをかぶりました。

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試合は2回に横浜が5番ハーパーの2ベースでチャンスを作り

6番吉村選手三振の後7番内藤選手が繋いで

1死1,3塁から8番細山田捕手が併殺崩れとなる

ヘッドスライディングでセーフとなり横浜が先制しました。

続く3回にも1番石川選手の3塁線を破る2ベースから

2番渡辺選手が送ったバントをスタンリッジが野選、

3番スレッジのセンターへの犠牲フライで1点を追加しました。

とにかくこの試合は内野安打や序盤では多く目立ちました。

元々エコスタジアムの芝はフィールドタフなので転がりにくい芝ではありますが、

それにしてもここまで内野安打や併殺崩れが続くのも珍しいですけれどね。

横浜先発高崎投手ですが、145kmの速球で阪神打線に的をしぼらせない好投で

7回まで1失点の好投をみせました。

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コントロールがこの日は良かった事もあり、

阪神打線は速球とフォークボールに苦戦し

6回まで走者を出しながらもチャンスを活かせない展開が続きました。

7回に1失点をしたものの、この1点はある程度しかないし、

7回1失点で抑えた事は先発投手として十分すぎる働きでした。

この投手は今季かなり伸びそうですし、

打線の援護があれば勝ち星を伸ばせそうな感じです。

ただ横浜はここからが最大の課題だという事をみていて感じました。

横浜には絶対的ストッパー山口投手が最後に控えていますが、

そこまで繋ぐまでが最も課題ですね。

この試合は7回で高崎投手を交代させていますが、

7回90球だった事を踏まえても内容を考えたら

代打を送らず続投で良かったのではと思います。

110球以上だったら交代でも仕方ないと思いますが、

7回まで球威もあり、コントロールも良かった事を踏まえても

この交代は難しい判断だったかもしれません。

そして8回に阪神は2番手江尻投手から1番マートンが

ヒットで出塁すると、ここから横浜は何と4人の継投をしますが、

1点を守れませんでした。

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山口投手の前に1人でも安心して任せられる投手がいれば

横浜はもっと勝ち星が伸びるチームになると思うんですよね。

今季は打線が好調でそれなりに得点が見込める訳ですから

セットアッパーに信頼できる投手がいるかいないかで

取れるゲームと取れないゲームが決まる感じです。

阪神が藤川投手の前に久保田、小林宏、榎田、福原投手がいる事を踏まえても

横浜の中継ぎ陣の目立ちますね。

同点に追いつかれた横浜は9回に劇的なドラマが待っていました。

1死走者なしの場面で6番吉村選手がライトから

レフトに風が吹く中で逆風を突いてライトへの飛球がサヨナラホームランとなり、

横浜が阪神から・・・

何年ぶりです阪神戦で同一カード3タテしたのは・・・

この10年対阪神戦は横浜銀行と言われた事しか記憶になく、

この時点で4勝1敗という年間対戦勝利数みたいな

数字になった事はある意味驚きに値しますね。

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阪神も現在打線が低調で新井選手と平野選手以外はあまり当たっていない状況だからね。

これだけ当たっていないと厳しい戦いが阪神も続きそうだね。

開幕早々は今年の横浜は違うという事でしたけれど、

気がつけば最下位ですが、課題はある意味ハッキリしているので

先発が踏ん張りセットアッパーさえ安定すれば

最後は抑えに山口投手が控えるだけに

抑えがいる事でそこまでどう繋ぐかが課題だ。

その課題を克服したら年間90敗以上負ける事はないのではないかと思います。

先発投手はそこそこ揃っているので課題は中継ぎでしょうね。

という事で久しぶりに客観的に試合を堪能する事が出来ました。

次回は7月の巨人戦を観戦できればと思いますが、

チケットが取れるかどうか・・・

厳しい競争率を勝ち抜きたいと思います。

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