1日ハードオフエコスタジアムで行われた

BCリーグ新潟アルビレックスBC対群馬ダイヤモンドペガサス戦を観戦してきました。

今季初観戦となった試合では今季から加入した

高津臣吾投手の登板パターンになるか注目していました。
今季初観戦という事で昨シーズンはわずか2試合しか観戦できず

今季は最低でもエコスタジアムの半数以上は観戦したいところです。

あいにくの雨模様となり試合開催が危ぶまれましたが、

試合開始直前には持ち直し無事プレーボールとなりました。

東日本大震災の影響でオーロラビジョンが使用されない中でしたが、

元々BCリーグは低予算で運営されているので

オーロラビジョンがある球場はごくわずかですから

あってもなくてもそれほど体制に影響はないんですよね。

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そしてやはり注目したかったのは今季から独立リーグ初の名球会投手として

加入した高津臣吾投手の投球ですね。

もう20シーズンプレーしている選手ですけれど、

43歳になろうとする中で今だ現役で投げている投手は

日本では中日の今年46歳の山本昌投手以外にはいないだけに

そんな大投手が日本の独立リーグでプレーに何をもたらしてくれるのか?

というのが私は試合で確かめたかったというのがあります。

丁度今日の試合は偶然にも野村監督の元で監督理論を受けた

橋上監督と秦監督の対戦ですし、

どういう訳か野村監督繋がりなんですよね。

そういう指導者がBCリーグにいるという事は

それだけBCリーグのレベル向上に繋がる事になりますけれどね。

さて試合は新潟先発寺田投手、群馬先発キム投手の投げ合いで始まり、

2回に新潟が四球とヒットでチャンスを掴み牽制エラーで

チャンスを広げるとまたも送球エラーで先取点を取り、

さらに内野ゴロの間に1点、

そしてタイムリーで3点という相手のミスから3点を先制した。

群馬先発のキム投手はアンダースローの投手だけれど

投球が定まらず何度もピンチを招き自らの自滅で失点を重ねていました。

やはりアンダースローの投手はコントロールが良くないと厳しいでしょうね。

対する新潟先発の寺田投手はコントロールが安定して比較的無難に抑えましたが、

4回に長短打を浴びて同点にされた以外は7回まで3失点に抑える好投でした。

球速は135km前後なのでもう少し上のレベルで投げるには

あと5km球速がないと厳しいところですね。

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新潟は4回に2点勝ち越して、8回に1点を失いましたが、

最後は注目していた高津投手が1点差で登板しました。

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結果は2者連続三振のあとヒットを浴びましたが、

最後の打者はキャッチャーフライに抑えて見事に0に抑えました。

やはりさすが高津投手の投球術という感じですけれど、

球速は1番速くても130km前半でしたが、

カーブ、シンカーを駆使して緩急とストレートの差を大きくしている事で

速球の遅さを感じさせないだけでなく、

確り状況に応じた投球術は本当に年齢を重ねたからこそできる投球術ですね。

元々若い時から速球で押す投手じゃなかったので

投球術で抑える投手でしたから、

ここまで長く現役を続ける事ができるんですよね。

確りカウントを作り、最後は確り抑える。

この投球術は若手がどれだけ吸収する事ができるか?

という部分で生きた見本が目の前にある事そのものが

コーチ以上の存在となっています。

本当に観るだけで色々学ぶことがある投手だと思います。

ようやく群馬に今季初黒星を付けた事で

前期の展望がさらに面白くなりそうですけれど、

次回は5月22日に観戦予定です。

次はバックネット裏から投球を観てみたいと思いますし、

最後に高津投手が登板する展開になってほしいと思います。

最後にこの試合終了後微力ながら募金しました。

少しでも支援の力になれればと思います。

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