12日プロ野球開幕戦巨人対東京ヤクルト戦が宇部で行われ、

9対2で巨人が坂本選手の連続タイムリーと

長野選手の3ランで大勝し開幕戦勝利を飾った。

試合は巨人先発東野投手、

東京ヤクルト先発石川投手の投げ合いで始まり、

3回に2死1,3塁から2番脇谷選手のタイムリーで先制すると、

4回に1番坂本選手のタイムリー2ベースで追加点を上げて、

5回にも再び1番坂本選手のタイムリー2ベースで

3点リードした。

先発東野投手が6回までノーヒットに抑えたが、

7回に3番浜中選手にヒットを許すと

2死2,3塁から6番宮本選手のタイムリーを浴びて

1点を失い、7番川端選手のタイムリーで

先発東野投手は無念の降板となった。

しかし巨人は7回に6番長野選手の3ランでリードを広げると、

8回には東京ヤクルトの守備のミスから3点を奪い

最後は4番手ロメロが締めて

巨人は2011年開幕戦勝利を飾った。

これで巨人は開幕戦勝利でスタートし

長い戦いがいよいよ始まった。
開幕前に東日本大震災でプロ野球も延期を余儀なくされ、

さらにたかが会長のゴリ押しが

プロ野球ファンの反感を買い

巨人は完全なる悪者扱いとなった。

ただこれはたかが会長の時代遅れの考えが招いた事であり、

選手たちは悪くない。

選手たちは純粋にプレーで被災された方々に

勇気を与えようとプレーする姿を魅せてくれることだろう。

これからは全ての試合が復興試合として

開催されていくだけにこれまでのプロ野球の歴史の中でも

忘れられない1年となるだろうし、

亡くなられた方々のご冥福に、

そして被災された方々に少しでも元気にできるなら

プロ野球選手たちがプレーで迫力あるプレーを魅せ、

ファンはそのプレーに声援を送る事が

今できる事なのだと思う。

私はトップリーグのNPBでは巨人の一員として

この1年戦い続けるつもりだし、

それが復興の力になると信じて行きたい。

前触れが長くなったけれど、

今年の巨人は抑えだったクルーンが抜けた事で

新しい抑えとして山口投手を指名した。

そこにどれだけ中継ぎ陣が構成できるかがポイントだし、

先発陣も東野投手、内海投手の他にグライシンガーの復活、

ルーキー沢村投手の活躍ができれば

十分投手陣は1年間回す事ができる。

対して打線は飛ばないボールとなり

どれだけ影響が出るのかはまだわからない。

ゆえに大味な野球よりアベレージを叩き出せる

野球が求められるし、

機動力を上手く使っていけるかがポイントになるだろう。

ただ正捕手の阿部捕手が2か月離脱した事で

どれだけ2か月間戦う事ができるのか?

それが1つのポイントになりそうだ。

試合は開幕投手は東野投手となり

ドラフト1位以外では西本さん以来

という快挙となったけれど、

昨年先発として1年間投げた事で勝ち取った

開幕投手だっただけに妥当な判断だろう。

東野投手は6回まで本当に危なげない投球を魅せてくれた。

6回までは何もいう事はなかった。

ただ7回にヒットを打たれた後

2アウトまで持ち込んだけれど、

坂本選手の拙い判断があった事もあるが、

そこから崩れてしまったのは

これからの課題の1つでもある。

2本までなら失点を防げるが、

3本打たれた防げない事を次の登板で

確り修正してほしいところだ。

打線については飛ばないボールを意識した野球を展開したが、

初戦としては上手く機能したとは思う。

元々それぞれがアベレージを叩き出せる

選手が揃っているので坂本選手にしろ、

小笠原選手にしろ、ラミレスにしても

ヒットの延長戦をホームランという意識をもって

打席に立っていたのでホームランこそ減るだろうけれど

3割は確りキープできるだろう。

開幕戦は東京ヤクルトに大勝したけれど、

上手く得点を重ねる事が今年は重要な1年になるので、

今日の戦いを継続してほしいところだ。

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