14日東日本大震災は発生から3日が過ぎて

14日に東京電力が計画停電を13日の夜に発表した事により

14日の交通機関が混乱し運休が相次ぎ

民間企業に大きな影響を及ぼし、

計画通り停電せず事態が二転三転する事態となった。

12日に福島第一1号機が爆発した福島第一で

今度は3号機が14日11時頃に爆発し、

2号機も危険水域である事が発表された。

一方スポーツ界ではJリーグが3月に開催される予定だった

Jリーグ3節並びにナビスコカップ1,2節の中止を発表し、

21日から開催予定だったフィギュア世界選手権は中止となり、

バレーボール・プレミアリーグは残りの日程を

消化せず今季の終了を発表した。

さらにこの日になって各地で津波に飲み込まれた

遺体が数多く発見され被害の全容の1部が

次第に明らかになってきた。

計画停電は東北電力も計画されており

一般生活まで大きな影響を及ぼし始め

改めて被害が甚大なものになろうとしている。
大地震大津波から4日目になるけれど、

時間が経過する事によってその甚大な被害の大きさもそうだが、

それ以上に大地震により原発事故を引き起こす

という事態は世界史上類をみない最悪なものになろうとしている。

原発については廃炉してでも被害を阻止しなければならず、

最悪な事態は避けなければならない。

そして1番影響が出たのが13日の夜に

急遽東京電力が計画停電を行うと発表した事で

各企業が対応するだけの時間がなかった事だ。

時間もそうだが、最初からそうなるという事は

福島原発が異常事態になっている時点でわかっていたはずだし、

肝心の交通機関を止めたら仕事にならない事を

認知できないほど東京電力が正常な判断をできていなかった

と言わざる得ないし、

全ての国民がテレビやネットでその事を知っていた訳じゃない。

これが少なくても土曜日の昼以降に行うと

発表していれば1日間があった訳で、

数時間しかないのと、

1日あるのでは準備できる状況が違うというものだ。

都心にとって公共交通機関を止めたら

仕事にならないのは都心の最大の弱点だけれど、

車社会の地方は仮に信号が止まったとしても

警察官を配備する事で対応できるだろうが、

電車はそうはいかない。

そして今の会社の殆どは機械やパソコンでの仕事が

メインとなっており、電気がなければ仕事にすらならない。

3時間の停電になれば、ノートパソコンでも

1時間〜2時間強しか持たないし、

機械が動かなければ開店休業だ。

病院などの医療機関は自家発電のないところは

もっと深刻な事態になる。

いかに電気がなければ仕事にならない

時代になったのかを感じるが、

それに備えた対応をする時間も

やはり最低1日以上なければならなかった。

案の定14日は混乱して仕事にならないどころか、

公共交通機関も人員が揃わず運休という事態に陥った。

それによって停電を行わないなど、

最初から準備もしないで行った事が混乱を招いた。

やる以上はやらなければならないが、

中途半端な判断だけは絶対しないでほしい。

そしてスポーツ界ではJリーグは3月全ての試合を

中止する事を決断した。

これについては妥当な判断であり、

仙台、山形、鹿島など被害の大きい地域も多く、

試合を行えない状況である事を踏まえれば

3月中止は必然と言えるだろう。

これでプロ野球も計画停電の中では3月開幕は困難であり、

特にドーム球場ではデーゲームでも

照明を必要とするため大変困難な情勢だし、

仙台に至ってはクリネックが避難場所として

使われている事も踏まえると、

楽天については当面の間4月開催でも

代理球場で試合を行うしかないだろう。

阪神大震災の時は甲子園と神戸は2か月あったけれど、

今回は2週間しかなく事実上無理だ。

これについては別記事で書きたいと思います。

そして捜索が進むにつれ多くの遺体が発見され、

数市町村で1000人越えとなっており

万単位の死者は避けられないだろう。

その中で海に漂流して助かったり、

津波に飲み込まれながらも助かった人もいる。

何が生死を分けたのかは難しいけれど、

1人でも奇跡の生還をされる人がいる事を信じたい。
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