6日Jリーグ11開幕戦最終日が行われ、

浦和レッズはアウエーでホームズスタジアム神戸で

ヴィッセル神戸と対戦し、

0対1でMFポポのFKに沈み

ペドロビッチ監督の初陣を飾る事が出来なかった。

鹿島アントラーズはホーム県立カシマサッカースタジアムで

大宮アルディージャと対戦し

3対3で終了間際のオウンゴールで辛くもドローに持ち込んだ。

これで開幕戦を終えてそれぞれのチームの現状と課題がみえた。
まずフィンケ政権からペドロビッチ政権へと代わり、

マルシオ、永田が加入した浦和レッズは

昨年逆転残留を許したヴィッセル神戸と対戦した。

監督が代わるとどうしても戦術も変わるものだけれど、

やはり浦和の現状を考えると

ボランチの層の薄さが今後の課題になるような感じがするし、

4−2−1−3というシステムが果たして機能するのか?

というのもある試合となったのではないだろうか。

スペインリーグだと4−5−1(4−2−3−1)

もしくは4−3−3(4−2−1−3か4−1−2−3)

を用いるケースが多く、

その意味ではスペインリーグを見てきた

ペドロビッチ監督はマルシオをトップ下に

1人置くシステムを採用した。

このシステムはWの突破がカギを握るんだけれど、

それをさらに機能させるためには

中盤のマルシオ、柏木、鈴木啓太の3人が

上手くパスをWへ繋がないといけない。

アンカーシステムの場合はトップ下2枚が

それぞれタイミングを見計らって飛び出せるけれど、

今回の浦和の場合はそこにさらに

サイドバックのオーバーラップが必要になる。

この連動が上手くいかないと4−2−1−3は機能しない。

ただ今の浦和の場合はボランチの鈴木啓太以外は

どうしても専門ボランチが不在の中にあり、

ダブルボランチというシステムを考えると

少し無理があるのではないかと思う。

現実に次節出場停止となる訳で、

予想では堀之内あたりが入るようだけれど、

本当にボランチとして機能させるなら

センターバックの控えに余裕のある事を踏まえても

山田暢久をボランチで起用した方がよいのかもしれない。

次はガンバ戦だけにここで敗れると苦しい戦いを

強いられる事になりそうだ。

そして鹿島が大宮に対してまさかの打ち合い

という開幕戦を演じた。

鹿島らしくない戦いでもあるし、

ACLの激闘で厳しかった事を差し引いても

控えメンバーが充実している

今季はターンオーバーである程度メンバーを

入れ替えても良かったのではないだろうか?と思う。

今年の鹿島は控えメンバーだけでも

チームが作れてしまうほどだからね。

これで開幕戦が終わったけれど、

名古屋と鹿島がACLでも不調だったこともあり

エンジンが掛かるまでもう少し時間が掛かりそうだ。

その分柏、新潟、大阪勢の好調が際立っただけに

3月が終わる時どのような状況になるのでしょうか?

楽しみですね。

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