28日京都大学の入学試験で設問の一部が

試験時間中にインターネットの掲示板に投稿された問題で、

京都大学が京都府警に被害届を提出した。

この事件は27日に行われた入学試験で

京都大学を含めて立教大学、

同志社大学や早稲田大学でも同様の被害があり波紋を広げている。

携帯世代が起こしたサイバーカンニング事件は

改めて歴史的なカンニング事件として語り継がれそうだ。
どの時代にもこういうカンニング事件が絶えないものだけれど、

よくよく考えれば今の子供たちは

小学生の時から携帯が身近にあり、

その操作は親に手が出ないほど

素早い動きで操作するのはもやは当然な世代でもある。

パソコンに至ってはそれ以上に進化している訳で、

情報処理の知識が高ければ

この手の犯罪はある意味たやすいといえる。

特に携帯テレビ電話がある現状を考えると

画像より確実な方法としては

携帯テレビ電話によるアクセスの方がより確実な気がする。

これは複数犯が前提だが画素数の精度からしても

問題を一定の間映せばタイピングのスピードからして

問題の長さにもよるがわずか15〜60秒位で

打ち込めてしまうだろうし、

わずか1分以内でアップできるだろう。

今の世代ならそれだけの力は十分備えている。

タイピングソフトならあのような難しい

タイピングの言葉があるので十分可能だ。

これなら例え会場で打ち込まなくても

第2者、第3者が代わりに返事をすることが可能だ。

そうじゃなくても答案用紙にコメントを書けば

第2者第3者に伝えられるだろうしね。

今の携帯はシャッター音をさせないなら

試験前にあらかじめテレビ電話として

通話しておけばわからないだろう。

ただ単独犯として考えると

相当な携帯のタイピングの実力がなければ

返事も難しいだろうとは思う。

そこまで試験官が気づかないとは思えないけれど、

試験官の監視が甘かったという事を踏まえると

初めての受験じゃない可能性もあるので、

その事情を熟知していたらこの手の事は可能かもしれない。

ただ入試試験が人生を決めるような現状が

個人的には大きな問題であるのは事実ではあるし、

大学を出たからと言って仕事のできる

人間になれるとは限らないし、

有資格者になれたとしても

その資格通りの実力を出せるとは限らない。

結果的にいい大学=いい会社へ入社して

いい人生を送れるという図式があるのだろうけれど、

いい大学とはそれは頭の良い大学の事だけだろうか?

いい会社とは売上だがが高くて高額な給料を

もらえる会社だけだろうか?

いい人生とは地位や名誉を受けられるから

いい人生なのだろうか?

というように何を持っていい大学、

いい会社、いい人生と問うのは難しい。

京都大学は東京大学に次ぐ優秀な学生が

集まる大学と言われるけれど、

そういう大学を出たから仕事ができるという訳じゃないし、

本当にその人が何をやりたいのか?

を確り見つめて初めてその後の人生が見えてくるようになる。

私は大学へ行かなかったけれど、

その後の多くの資格試験で色々な資格を取得しているものの、

その資格を活かせるかは自分自身のその後に掛かっている訳で、

ただ取るだけじゃあ意味がないのと一緒で、

大学にそうやって入ってもその後に

活かせなければ最初から入る意味はない訳だ。

少なくても言える事こういう事をしても

自分のためにならないという事だ。

自分の力で入ってこそ、

自分の力で資格を取得してこそ

初めて意味を成す事を肝に銘じてほしいものです。

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