25日新潟県泉田裕彦知事と新潟市の篠田昭市長が記者会見し

県と政令指定都市である同市の合併による「新潟州」構想を発表した。

新潟県と新潟市が合併し東京都のように各区を

特別経済区として行政の効率化を図って

市など基礎自治体の権限強化を目指すものだが、

道州制が議論されている中で中堅都道府県の新潟県が

このような構想を唱えた事で今後議論を呼びそうだ。
これまで道州制に移行しようという議論は多かったけれど、

1県を州として経営基盤を強化する

という構想はある意味画期的な構想ではある。

確かに新潟県と新潟市が合併すれば

これまで県と市によって分散されていた財源が

1本化でき新潟市が州に組み込まれる事で

これまでより大規模な都市整備が可能になるし

権限が州に一本化される事で新潟州として考えれば

都市部の発展は大きく進む事になる。

確かに財源を一本化し都市基盤を強化するためには

2つの権限より1つの権限の方がスムーズになるし、

これまで実現が難しかった都市構想を可能にする。

ただそれによりこれまで過疎地への財源が減る事も

意味しており都市部の一極化が顕著になる可能性もある。

まだ新潟市内は多くの開発可能な地域があるので

開発を進める事は他の政令指定都市より可能だが

これが新潟にとって良いのか?

悪いのかは現時点では難しいところだ。

ただ構想としては都市部の発展にはプラスとなり

これまで以上の整備が進む事で住みやすい都市になると思う。

良い面悪い面がある事を踏まえて慎重に議論してほしいところだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。
mixiチェック