13日サッカーアジアカップ予選リーグ日本対シリア戦が

カタール・スポーツクラブ競技場行われ、

2対1で日本が10人になる大ピンチを

MF本田がPKを決めて勝ち越して

辛うじて勝ち点3を獲得し予選リーグ突破へ一歩前進した。

試合は前半から日本が圧倒的に支配して進み、

前半35分MF長谷部のゴールで先制し前半を折り返す。

後半日本はリードしながら試合を進めたが、

後半26分日本はシリアのカウンターで

オフサイドポジションに選手がいたものの、

バックパスと判断されGK川島が選手を倒し

退場処分となるアクシデントでPKを決められ

同点とされ10人になるピンチも

後半36分今度はシリアがPKを与え、

これをMF本田が決めて勝ち越した

日本はそのまま逃げ切り辛うじて勝ち点3を獲得した。

これで日本は総得点で首位に立ち予選リーグ突破へ一歩前進した。
この試合引き分けると予選突破が厳しくなる戦いで

日本は10人になりながらも何とか勝ち点3を獲得した。

前半は完全に日本ペースで進んだけれど、

後半26分に不可解な判定で川島が退場処分になるアクシデントを受けた。

普通にあれをバックパスと取られるのはどうなのか?

という事になるけれど

だからと言ってオフサイドポジションにいた選手を

オフサイドの判定にしない判定も

ある意味中東の洗礼を受けた感じだ。

それでも日本は36分にPKを得て

これをMF本田が決めて辛うじて逃げ切った。

これで引き分けていたら予選リーグ突破へ厳しい状況になったけれど、

少なくても次の試合は引き分け以上で予選リーグ突破できる。

試合を振り返るとメンバーは前のヨルダン戦と全く同じメンバーで戦った。

ザックジャパンのフォーメーションは4−2−3−1

GK川島

DF

右SB内田 CB吉田 CB今野 左SB長友

MF

ボランチ 長谷部 遠藤

右MF松井 トップ下本田 左MF香川

FW前田

メンバーを同じにしてスタートした。

このメンバーでスタートした事についてだけれど、

まずこのメンバーでヨルダン戦まで試合をした事がなかった事が大きいし、

何より練習も満足にできない中でいきなり結果を出せ

という事そのものが本来スケジュールを組んだ協会の大失態だ。

通常こういう大会の前には何試合か試合を組むものだけれど、

試合もせずに改善点を見つけたりする事を求めた時点で既に拙い。

現実にこれだけのメンバーで2試合目の方がはるかに良くなっていた。

本田と香川のポジション問題もこれについても

このシステムで試合をしていないでぶっつけ本番だった訳だから

試合をする事で本田も香川も問題点を見つける事ができた。

それは互いに話し合って時には本田がトップ下から

右へ香川が左からトップ下へ流動的に動く事で解決してみせた。

そもそも4−2−2−2なら

トップ下の2人は流動的にポジションチェンジをするし、

3枚になってもそれぞれポジションを

流動的に変える事で相手のマークもずらす事だってできる。

同じメンバーで戦ったのはそれだけ1試合目より2試合目という事だ。

最も今の日本代表において本田、香川、松井以外に

優れた組み合わせはまずない。

3人がそれぞれのポジションで固定するより

試合に応じて3つのポジションを動く事で解決が図られた。

そして10人になってからの戦いも

4バックを崩さずに戦う戦術をザックは確り持っているという事だ。

最終ラインを崩すと守りが崩壊する可能性はあるが、

前線を変えても守備は崩壊しない。

そういう意味で前田を下げて4−2−2−1にする事で

本田をCFにそして岡崎、松井をサイドで攻める戦術は

3−4−2−1の応用で本来ザックの戦術の中に3−4−3があるけれど、

これもシステムを考慮すればポジションを前後させたりする事で

試合の中で変化させる事ができる。

10人になった4−2−2−1も変えてみれば4−4−1でもあるし、

4−2−3でもある。

これを3−3−3にすると守備の安定感が無くなるので

4バックをそのままにした。

終盤細貝を入れたけれど、

これが11人いたら細貝は3バックの中央に下げて

3−4−3へ変化できる。

ある意味ザックはそういうオプションを多用できる

監督である事がここでわかる。

戦術を流動的に変える事ができる監督はリーグでも少ないけれど、

相手に応じて状況に応じて戦術を変えられるのは

監督として引出しが多い事になるからね。

次はサウジ戦だけれど、

確り勝って決勝トーナメントへ進みたいところだ。

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