9日スタートの大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」を視聴した。
このドラマは戦国時代に生まれた浅井長政の3女で
後に2代将軍となる徳川秀忠の正室となり
3代将軍家光を産む江の波乱に満ちた生涯を描くストーリーである。
戦国時代最も波乱に満ちた三姉妹と言われる
浅井長政の娘の茶々、初、江がそれぞれの戦国時代の思惑に
翻弄され時には敵味方同士となるも生涯その絆は固く結ばれたが、
江は徳川幕府を開くに当たり大奥を作り、
そして260年続く江戸幕府の基礎を築いた人物として
描かれる生涯にそれぞれの時の権力者たちの身近にいた
人物として信長、秀吉、家康らをどう見たのか?
注目したいところだ。
このドラマは戦国時代に生まれた浅井長政の3女で
後に2代将軍となる徳川秀忠の正室となり
3代将軍家光を産む江の波乱に満ちた生涯を描くストーリーである。
戦国時代最も波乱に満ちた三姉妹と言われる
浅井長政の娘の茶々、初、江がそれぞれの戦国時代の思惑に
翻弄され時には敵味方同士となるも生涯その絆は固く結ばれたが、
江は徳川幕府を開くに当たり大奥を作り、
そして260年続く江戸幕府の基礎を築いた人物として
描かれる生涯にそれぞれの時の権力者たちの身近にいた
人物として信長、秀吉、家康らをどう見たのか?
注目したいところだ。
今年の大河ドラマ開幕という事で、
私自身2年連続大河ドラマを完走し
今回で大河ドラマ3年連続レビューが始まる訳だけれど、
私自身得意の戦国時代というのもあり、
比較的入り易い部分はある。
ただこれまでと違い戦国の武将ではなく、
今回は姫たちが主役という事で今までと違う形での視点で
観る事になるだろう。
今回の主役江は後の2代将軍秀忠の正室となり、
そして3代将軍家光を産む訳だが、
正室で将軍の子を産んだのは江だけというから
いかに正室で産む事が難しいかはわかるし、
これが後の大奥の基礎を作った事にも繋がる。
その中で三姉妹の絆の中で敵味方に分かれて
戦う事になる江はそれぞれ辛い経験をしていく事になる。
果たして三姉妹の絆はそれぞれ辛い経験を経ても変わらなかったのだろうか?
その中で三姉妹はどういう気持ちで戦国の世を生き、
そして平和の世を観る事になったのだろうか?
そのレビューをこれから1年間して行く事になる。
今回はそんな江が生まれる前のお話となり
市が政略結婚で浅井長政に嫁ぎ、
そして浅井長政が信長に滅ぼされるまでが描かれる。
その江が生まれる前の話を観ていきたい。
キャスト
江演じる上野樹里
茶々演じる宮沢りえ
初演じる水川あさみ
市演じる鈴木保奈美
浅井長政演じる時任三郎
織田信長演じる豊川悦司
羽柴秀吉演じる岸谷五郎
徳川家康演じる北大路欣也
おね演じる大竹しのぶ
徳川秀忠演じる向井理
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
織田信長の妹・市には三姉妹の娘がいる。
長女・茶々、次女・初、そして三女・江。
しかし、江には父の記憶がない。
―永禄11年(1568)初夏。
上洛をもくろむ信長の命で、市は北近江小谷の浅井家に嫁ぐ。
市はそこで、浅井長政と恋に落ち、
やがて茶々、初が誕生。市は幸せな時を過ごすが、
それも長くは続かず…。
以上NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」HPより
今回は江が生まれる前から生まれるまでの経緯が描かれた。
元々織田信長は1568年念願の斎藤氏を滅ぼし美濃を手中にした。
斎藤氏の美濃との戦いは苦節7年も要する戦いだっただけに
いかにこの1か国を奪うのが難しかったのかがわかる。
それから信長はもの凄い速さで上洛し
そして天下を統一する戦いを繰り広げていく訳だが、
その中で信長が上洛する上で避けられなかったのが
近江を通過して京へ上るところだった。
どうしても美濃の岐阜城から京へ上るには
近江(現滋賀県)を通過しなければならなかった。
その途中に浅井氏が居城とする小谷城があった訳だ。
ここで織田家と浅井家が同盟関係となれば
すんなり京へ上る事ができる訳で、
その政略結婚で市は浅井長政の元へ嫁ぐところから始まった。
最初は政略結婚という名で嫁いだ市だったが、
次第に長政の人柄に惹かれ次第に絆が深まっていく。
そして最初の子である茶々(後の淀殿)を産み、
続いて初を産んだ。
しかし初を産んだ後に浅井氏は朝倉氏から
織田信長を討てという打診を受ける。
ここで浅井氏は朝倉氏との縁が深く、
長年の恩人に対して背を向ける訳にはいかなかった。
さらに浅井氏は家督こそ浅井長政に譲ったが、
父浅井久政が存命であり、父の意向にも逆らえない現実があった。
この時代確かに新興勢力である織田氏と結んでいるけれど、
それ以上に朝倉氏によって長年助けられた恩があり、
これを浅井氏も無視する事ができなかった。
結果長政は苦渋の決断をする事になり、信長に反旗を翻す。
それでも市はその裏切りを兄である信長に伝えなかったと
ここでは描かれているけれど、
実際の所長政は伝えても構わないと言っているので
その市に付き添っていた人が信長に伝えたのだろう。
そして浅井、朝倉連合軍と織田、徳川連合軍による姉川の合戦で
浅井、朝倉連合軍は敗退し
以後浅井氏は織田氏との3年に渡る戦いが続く事になる。
浅井氏の居城小谷城は山城であり簡単には攻略できる城じゃなかった。
これが幸いし弱小浅井氏が3年もの月日を
耐える事を可能としたわけだけれど、
結局最大の強敵だった武田信玄が倒れて上洛を断念すると
信長が足利義昭を追放して室町幕府を滅ぼし、
その矛先は朝倉氏、浅井氏へと向けられた。
そんな落城寸前の時に生まれたのが江だった。
最初市は江を産む事を躊躇ったようだ。
それももし生まれてくるのが
男子の場合は戦国の掟で始末されるからだった。
しかしそれを茶々が決死の覚悟で止めて、
市は江を産む訳だけれど、
生まれた江は父とのわずかな対面で永遠の別れをしなければならなかった。
そして浅井氏は信長に攻められ、長政は自害して果てた。
それが江と父である長政との別れだった。
次回は再び織田家に戻った市は三姉妹とともに暮らすが、
そこで江は父の仇が市の兄信長と知る。
果たして江はそれをどう受け止める事になるのか?
その真実に注目したい。

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私自身2年連続大河ドラマを完走し
今回で大河ドラマ3年連続レビューが始まる訳だけれど、
私自身得意の戦国時代というのもあり、
比較的入り易い部分はある。
ただこれまでと違い戦国の武将ではなく、
今回は姫たちが主役という事で今までと違う形での視点で
観る事になるだろう。
今回の主役江は後の2代将軍秀忠の正室となり、
そして3代将軍家光を産む訳だが、
正室で将軍の子を産んだのは江だけというから
いかに正室で産む事が難しいかはわかるし、
これが後の大奥の基礎を作った事にも繋がる。
その中で三姉妹の絆の中で敵味方に分かれて
戦う事になる江はそれぞれ辛い経験をしていく事になる。
果たして三姉妹の絆はそれぞれ辛い経験を経ても変わらなかったのだろうか?
その中で三姉妹はどういう気持ちで戦国の世を生き、
そして平和の世を観る事になったのだろうか?
そのレビューをこれから1年間して行く事になる。
今回はそんな江が生まれる前のお話となり
市が政略結婚で浅井長政に嫁ぎ、
そして浅井長政が信長に滅ぼされるまでが描かれる。
その江が生まれる前の話を観ていきたい。
キャスト
江演じる上野樹里
茶々演じる宮沢りえ
初演じる水川あさみ
市演じる鈴木保奈美
浅井長政演じる時任三郎
織田信長演じる豊川悦司
羽柴秀吉演じる岸谷五郎
徳川家康演じる北大路欣也
おね演じる大竹しのぶ
徳川秀忠演じる向井理
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
織田信長の妹・市には三姉妹の娘がいる。
長女・茶々、次女・初、そして三女・江。
しかし、江には父の記憶がない。
―永禄11年(1568)初夏。
上洛をもくろむ信長の命で、市は北近江小谷の浅井家に嫁ぐ。
市はそこで、浅井長政と恋に落ち、
やがて茶々、初が誕生。市は幸せな時を過ごすが、
それも長くは続かず…。
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今回は江が生まれる前から生まれるまでの経緯が描かれた。
元々織田信長は1568年念願の斎藤氏を滅ぼし美濃を手中にした。
斎藤氏の美濃との戦いは苦節7年も要する戦いだっただけに
いかにこの1か国を奪うのが難しかったのかがわかる。
それから信長はもの凄い速さで上洛し
そして天下を統一する戦いを繰り広げていく訳だが、
その中で信長が上洛する上で避けられなかったのが
近江を通過して京へ上るところだった。
どうしても美濃の岐阜城から京へ上るには
近江(現滋賀県)を通過しなければならなかった。
その途中に浅井氏が居城とする小谷城があった訳だ。
ここで織田家と浅井家が同盟関係となれば
すんなり京へ上る事ができる訳で、
その政略結婚で市は浅井長政の元へ嫁ぐところから始まった。
最初は政略結婚という名で嫁いだ市だったが、
次第に長政の人柄に惹かれ次第に絆が深まっていく。
そして最初の子である茶々(後の淀殿)を産み、
続いて初を産んだ。
しかし初を産んだ後に浅井氏は朝倉氏から
織田信長を討てという打診を受ける。
ここで浅井氏は朝倉氏との縁が深く、
長年の恩人に対して背を向ける訳にはいかなかった。
さらに浅井氏は家督こそ浅井長政に譲ったが、
父浅井久政が存命であり、父の意向にも逆らえない現実があった。
この時代確かに新興勢力である織田氏と結んでいるけれど、
それ以上に朝倉氏によって長年助けられた恩があり、
これを浅井氏も無視する事ができなかった。
結果長政は苦渋の決断をする事になり、信長に反旗を翻す。
それでも市はその裏切りを兄である信長に伝えなかったと
ここでは描かれているけれど、
実際の所長政は伝えても構わないと言っているので
その市に付き添っていた人が信長に伝えたのだろう。
そして浅井、朝倉連合軍と織田、徳川連合軍による姉川の合戦で
浅井、朝倉連合軍は敗退し
以後浅井氏は織田氏との3年に渡る戦いが続く事になる。
浅井氏の居城小谷城は山城であり簡単には攻略できる城じゃなかった。
これが幸いし弱小浅井氏が3年もの月日を
耐える事を可能としたわけだけれど、
結局最大の強敵だった武田信玄が倒れて上洛を断念すると
信長が足利義昭を追放して室町幕府を滅ぼし、
その矛先は朝倉氏、浅井氏へと向けられた。
そんな落城寸前の時に生まれたのが江だった。
最初市は江を産む事を躊躇ったようだ。
それももし生まれてくるのが
男子の場合は戦国の掟で始末されるからだった。
しかしそれを茶々が決死の覚悟で止めて、
市は江を産む訳だけれど、
生まれた江は父とのわずかな対面で永遠の別れをしなければならなかった。
そして浅井氏は信長に攻められ、長政は自害して果てた。
それが江と父である長政との別れだった。
次回は再び織田家に戻った市は三姉妹とともに暮らすが、
そこで江は父の仇が市の兄信長と知る。
果たして江はそれをどう受け止める事になるのか?
その真実に注目したい。



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