1日第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会

決勝鹿島アントラーズ対清水エスパルス戦が行われ、

2対1で鹿島アントラーズがMF野沢のFKが決まり

3年ぶり4度目の天皇杯王者に輝き

リーグ戦で失っていたACL出場権を獲得した。

試合は前半から鹿島ペースで進み、

前半26分CKからMFフェリペガブリエルのヘッドで

先制するとそのまま前半を折り返した。

後半になると清水は反撃に転じ、

後半15分ロングボールで抜け出した

FWヨンセンのゴールで清水は同点に追いつき

その後一進一退の攻防を展開するが、

後半32分FKからMF野沢が直接決めて勝ち越した鹿島が

清水の反撃を振り切り3年ぶり4度目の天皇杯王者とACLを獲得した。

これで天皇杯は鹿島の王者の意地を見せて終わり

いよいよ2011年シーズンに突入する。
ACL出場を失っていた鹿島にとって

ここで負けるのと勝つのでは大きな違いを意味した。

負けたら国内残留、勝てばスーパーカップ、ACL、ナビスコ杯予選免除

と天国と地獄の差がある試合だった。

3連覇を阻まれた鹿島にとってACLを逃す事は

屈辱以外何ものでもなかっただけに

その意地が清水の長谷川監督最後の試合として挑んだ清水を上回った。

マルキーニョスを欠いた鹿島だったけれど、

若手の興梠、大迫が頑張り、DFも岩政の欠場を

経験豊富の中田浩二がカバーした。

清水も長谷川監督最後の試合でもあり、

このメンバーの多くが移籍する最後の試合だった事もあり

最後の試合で有終の美を飾ろうと燃えたが、

最後はわずかな力の差で敗れた。

これでACLは名古屋、ガンバ、セレッソ、

そして鹿島となり3年ぶりのACL日本勢制覇へ向かう訳だけれど、

ACL制覇が日本の強化に繋がる事もあり、

今年のACLでは絶対優勝して自国開催のクラブW杯に出場してほしい。

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