まずサプライズ選出となった酒井高徳選手の代表選出だけれど、

私も正直ビックリしました。

香川は完全別格なので言うまでもないけれど、

ロンドン世代で唯一の大抜擢ですから

それだけザックの目に留まったプレーがあったのでしょう。

今回の選出では内田、長友以外ではサイドバック専門の選手が

いないのも事実であり、

両サイドをできる酒井は今季左サイドバックでプレーしたものの

本来は右もできる選手ですから本来選ばれるはずだった

駒野の代わりを考えた時次の世代を担う

という点で選ばれたのだと思います。

フィジカル面ではもう代表クラスの力はありますから、

ここに個人技と守備力が加われば代表定着は間違いないかなと思います。

そしてチームは２３日にＤＦとして

札幌から藤田選手と石川選手を獲得しました。

この補強については鹿島移籍が濃厚のＤＦ西選手の後釜もあるでしょうし、

やはり１番懸念される五輪世代の鈴木、酒井らが抜けた時の事を

踏まえての獲得と観て良いでしょう。

今年のようなＤＦの選手層ではレギュラーの酒井、

レギュラーを取りそうな鈴木の控えが不在になるだけに

その点では彼らを五輪代表として安心して送り出すという事でも

２人の加入はベスト選択といえるでしょう。

そしてその加入で今度はＤＦ中野選手が

横浜ＦＣへ移籍する事になりましたけれど、

ルーキーから新潟でプレーして５年間守備面で活躍してくれたし、

これからチームが変わる上でも構成上

確かに中野選手を使える場所が無くなってきたのも事実だったので

この移籍で横浜ＦＣでレギュラーをとって活躍してほしいと思います。

契約更新ではミシェウと田中亜土夢選手の更新が決まり、

主力では大島、ヨンチョル、ミシェウ、東口ら

次々と残留が決まりまずある程度戦える選手は残る事が決まった。

特にミシェウの残留はチームにとって絶対的な事項だっただけに、

マルシオが抜けて中盤をコントロールできる選手が

ミシェウ以外にはいなかっただけに、

来季は中盤で彼が起点になる事は間違いない。

ここに新外国人候補としてＦＷブルーノ・ロペスと

交渉中という事で今季絶対的なＦＷ不在に苦しんだ

新潟としてはここにストライカーが獲得できれば

ヨンチョルとの２トップを組む事で

得点力が上がるし上位を狙える可能性も上がる。

あとはジョン・パウロがチームに馴染めば

マルシオが抜けた穴埋めは十分できるだろう。

懸念材料は消えないが上位進出へ向けて着実に

補強は進んでいるのは一安心だ。



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