12月18日公開の映画「最後の忠臣蔵」を鑑賞した。
この映画は忠臣蔵のその後を描いた作品で死ぬ事を許されなかった
2人の武士が再会しそこで大石内蔵助から命じられた命を
全うする姿が明らかになるストーリーである。
忠臣蔵から16年後を描かれるこの作品は
忠臣蔵の本当のラストとして描かれ、
そして忠臣蔵の真実を知る事になるだろう。
この映画は忠臣蔵のその後を描いた作品で死ぬ事を許されなかった
2人の武士が再会しそこで大石内蔵助から命じられた命を
全うする姿が明らかになるストーリーである。
忠臣蔵から16年後を描かれるこの作品は
忠臣蔵の本当のラストとして描かれ、
そして忠臣蔵の真実を知る事になるだろう。
忠臣蔵の討ち入りまでは良く描かれるものの
その後を描かれる事はこれまで殆どなかった。
その中で今回討ち入り後の忠臣蔵に関わった人たちに焦点を当てて、
改めて大石内蔵助が討ち入り後を案じた事について
それぞれ生かされた2人の侍たちについて描かれる事になるんだけれど、
その2人とも大石蔵之介の命により生かされ、
そしてその使命を全うする事になる。
全うした先に待っているものとは一体なんだったのか?
キャスト
瀬尾孫左衛門演じる役所広司
寺坂吉右衛門演じる佐藤浩市
可音演じる桜庭ななみ
ゆう演じる安田成美
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
吉良上野介邸討ち入りの後に、
大石内蔵助から「討ち入りの真実を赤穂の遺族たちに伝え、
彼らの生活を助けよ」という命を受けた寺坂吉右衛門。
16年後、彼は最後の遺族を訪ね、すべての使命を果たし終えた。
その後京都を訪れた寺坂は、
討ち入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門の姿を見かける。
実は瀬尾も大石から密命を与えられていたのだった。
その密命とは、大石内蔵助と側女の間にできた子どもを、
保護して育てよと言うものだった。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして大石蔵之介が切腹してから
16年後を描かれる訳だけれど、
当時大石内蔵助は世間では主君の仇を討ち果たした
英雄扱いという形で描かれている。
忠臣蔵はのちのちの世では吉良上野介を討った英雄として演じられるし、
その46人の赤穂浪士も大石内蔵助同様の扱いを受けている。
しかしかたや生き残った寺坂吉右衛門は一緒に
死ぬことが許されなかった事で
16年という月日をただただ大石蔵之介の命を受けて
46人の遺族にそれぞれの最期を伝えるために全国を旅していた。
そしてその役目も終え、
17回忌を迎えようとした時に寺坂吉右衛門は
討ち入り前日に姿を消した瀬尾孫左衛門を見かけるのだった。
どうして瀬尾孫左衛門が討ち入り前日にいなくなったのか
という事を寺坂吉右衛門を知らず、その理由を知りたかった。
しかし寺坂吉右衛門は瀬尾孫左衛門と会っても
逆に斬りかかられその訳を知る事ができない状況だった。
その瀬尾孫左衛門には1人娘と名乗る可音という16歳の娘がいた。
その娘は大石内蔵助の隠し子としてこの世に生まれ、
大石内蔵助が切腹後に生まれた娘だった。
大石内蔵助の娘が生きている事を知られたら
その身に危険が及ぶ事を恐れてあえて
2人にはそれぞれの使命を与えてどちらにも知られないように配慮した。
確かに1人でも知る者がいたら危険が及ぶことを察したからだろう。
そして時が流れ可音が16歳になり茶屋へ嫁ぐ事になった事で
瀬尾孫左衛門の役目が終わる訳だけれど、
確かにラストシーンの気持ちは解るし、
あのまま死ななくてもとは思うのだが、
これも赤穂浪士の役目を終えた事によるものが大きく、
これ以上生きる意味を瀬尾孫左衛門には見いだせなかったのだろう。
総評として、忠臣蔵を伝える役目を担った寺坂吉右衛門、
大石内蔵助の娘を育てそして嫁ぐまでを託された
瀬尾孫左衛門の2人は確かに生き続ける事の苦しさを味わった。
しかしこれも大石内蔵助の大義を後世に伝えるための役割であり
大石内蔵助の命によるものだ。
その大義を果たした2人は赤穂浪士の1人として立派に重責を果たした。
2人は切腹するより苦しい命を受けたけれど、
その役割を最後まで全うした姿は大石内蔵助も
よくその役目を果たしたと見守った事だろう。

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その中で今回討ち入り後の忠臣蔵に関わった人たちに焦点を当てて、
改めて大石内蔵助が討ち入り後を案じた事について
それぞれ生かされた2人の侍たちについて描かれる事になるんだけれど、
その2人とも大石蔵之介の命により生かされ、
そしてその使命を全うする事になる。
全うした先に待っているものとは一体なんだったのか?
キャスト
瀬尾孫左衛門演じる役所広司
寺坂吉右衛門演じる佐藤浩市
可音演じる桜庭ななみ
ゆう演じる安田成美
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
吉良上野介邸討ち入りの後に、
大石内蔵助から「討ち入りの真実を赤穂の遺族たちに伝え、
彼らの生活を助けよ」という命を受けた寺坂吉右衛門。
16年後、彼は最後の遺族を訪ね、すべての使命を果たし終えた。
その後京都を訪れた寺坂は、
討ち入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門の姿を見かける。
実は瀬尾も大石から密命を与えられていたのだった。
その密命とは、大石内蔵助と側女の間にできた子どもを、
保護して育てよと言うものだった。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして大石蔵之介が切腹してから
16年後を描かれる訳だけれど、
当時大石内蔵助は世間では主君の仇を討ち果たした
英雄扱いという形で描かれている。
忠臣蔵はのちのちの世では吉良上野介を討った英雄として演じられるし、
その46人の赤穂浪士も大石内蔵助同様の扱いを受けている。
しかしかたや生き残った寺坂吉右衛門は一緒に
死ぬことが許されなかった事で
16年という月日をただただ大石蔵之介の命を受けて
46人の遺族にそれぞれの最期を伝えるために全国を旅していた。
そしてその役目も終え、
17回忌を迎えようとした時に寺坂吉右衛門は
討ち入り前日に姿を消した瀬尾孫左衛門を見かけるのだった。
どうして瀬尾孫左衛門が討ち入り前日にいなくなったのか
という事を寺坂吉右衛門を知らず、その理由を知りたかった。
しかし寺坂吉右衛門は瀬尾孫左衛門と会っても
逆に斬りかかられその訳を知る事ができない状況だった。
その瀬尾孫左衛門には1人娘と名乗る可音という16歳の娘がいた。
その娘は大石内蔵助の隠し子としてこの世に生まれ、
大石内蔵助が切腹後に生まれた娘だった。
大石内蔵助の娘が生きている事を知られたら
その身に危険が及ぶ事を恐れてあえて
2人にはそれぞれの使命を与えてどちらにも知られないように配慮した。
確かに1人でも知る者がいたら危険が及ぶことを察したからだろう。
そして時が流れ可音が16歳になり茶屋へ嫁ぐ事になった事で
瀬尾孫左衛門の役目が終わる訳だけれど、
確かにラストシーンの気持ちは解るし、
あのまま死ななくてもとは思うのだが、
これも赤穂浪士の役目を終えた事によるものが大きく、
これ以上生きる意味を瀬尾孫左衛門には見いだせなかったのだろう。
総評として、忠臣蔵を伝える役目を担った寺坂吉右衛門、
大石内蔵助の娘を育てそして嫁ぐまでを託された
瀬尾孫左衛門の2人は確かに生き続ける事の苦しさを味わった。
しかしこれも大石内蔵助の大義を後世に伝えるための役割であり
大石内蔵助の命によるものだ。
その大義を果たした2人は赤穂浪士の1人として立派に重責を果たした。
2人は切腹するより苦しい命を受けたけれど、
その役割を最後まで全うした姿は大石内蔵助も
よくその役目を果たしたと見守った事だろう。


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