12月1日公開の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を鑑賞した。

この映画は人気アニメ宇宙戦艦ヤマトを実写化した作品で

2199年地球は人類滅亡まで1年となっていた。

そんな中遥か銀河の彼方イスカンダルから

波動エンジンの設計図と座標の入ったカプセルが届き、

そこに放射能を除去するカギがあると感じ、

最後の希望として戦艦大和を宇宙戦艦ヤマトとして

改造しイスカンダルへ希望の旅に出て

帰還する戦いを描いたストーリーである。

ストーリーは往年の宇宙戦艦ヤマトの流れを汲んでおり

多少配役が変わっているものの最後の希望を託した

ヤマトの戦いを最後まで見届ける事になるだろう。

ヤマトの実写化という事でストーリーの流れが

完全に決まっている中でどのような描き方をするのか?

というのはあったけれど、

拓哉を毛嫌いさえしなければ十分最後まで

確り見届けるストーリーだと思うし、

そのわずかない希望のために遥か彼方

イスカンダルへ旅立つ希望の光はヤマトそのものだ。

原作がアニメだとどうしても色々な批判が飛び交うものだけれど、

私自身ヤマトの再放送世代という事もあるんだけれど、

原作は原作、実写は実写という感じで

ストーリーこそ飲み込んでおいて

その描き方が損なわれていないかと言う点を注目した。

実際に建造された戦艦大和を宇宙戦艦ヤマトとして

これほどCGで復活させてくれた事はやはり見所の1つだし、

戦闘シーンも大きな見所の1つだ。

多くの犠牲の先にみる結末とは一体・・・

キャスト

古代進演じる木村拓哉

森雪演じる黒木メイサ

真田志郎演じる柳葉敏郎

島大介演じる緒方直人

斉藤始演じる池内博之

相原演じるマイコ

佐渡先生演じる高島礼子

徳川彦左衛門演じる西田敏行

沖田十三演じる山崎努

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

西暦2199年、突如侵攻してきた謎の敵・ガミラスによって、

人類はその存亡の危機に瀕していた。

人類の大半は死滅し、生き残ったものも地下生活を送っていた。

ある日、地球へカプセルか落下してきた。

それは惑星イスカンダルからの通信カプセルで、

そこに行けば、放射能浄化装置があるという。

人類最後の希望を乗せて、

最後の宇宙戦艦“ヤマト”がイスカンダル目指して旅立つ。

しかし、行く手にはガミラスの艦隊が待ち構えていた

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして

2195年に突如として現れたガミラスによって

地球は放射能汚染で人間が住めない環境になってしまった。

地球防衛軍も幾度となく戦ったものの科学力の差で対抗できず、

火星攻防戦で艦隊が壊滅するというところまで追いつめられていた。

さらに地球は放射能汚染によりあと1年で

人類が滅亡するところまで迫っていた時だった。

確かにこの状況では勝つ事はおろか希望すらない中だ。

そんな時あるカプセルが地球に届く。

そのカプセルには遥か彼方イスカンダルの座標と

波動エンジンの設計図のデータが入っていた。

この時点でその設計は今の科学を遥かに凌ぐものであり、

その座標は古代進が拾った事で沖田がある希望を見出していた。

そして波動エンジンを搭載したヤマトは

その座標にわずかな希望の光を求めて

イスカンダルへ向かう事を決意するのだった。

波動エンジンの設計図にはその動力源もさることながら、

その波動エンジンでワープ航法ができる事も記載されていた。

ただこれは全て設計図であり、

実際に使えるかはやってみなければわからない状況であり、

さらにガミラスの正体もわからないまま向かう訳だから

最後の希望といえるカプセルだった。

そしてヤマトは旅立つ時当然ガミラスは

それを察知してミサイルを撃ち込んでくる。

そのミサイルをヤマトは試運転もしていない波動砲で撃破を試みる。

そして初めて使った波動砲は見事にミサイルと敵艦もろ共消し去った。

この波動砲は確かに強力なのだが連射が利かない上に

1度使うとチャージに時間が掛るため使いどころが1つのポイントになる。

そして今度はワープ航法だけれど、

これも人間が耐えられるのか?という確証もないまま実行する。

まあここまでくると全て奇跡を信じてやるしかない訳だが、

ワープ航法も無事成功し、

いよいよイスカンダルへ向かおうとした

矢先またもガミラス艦隊が襲ってくる。

しかもワープ航路を使ったばかりで波動砲は使えない。

チャージ20分の間に応戦するが、

主砲、副砲も波動エンジンのおかげで従来より威力があり、

対ガミラスに十分対抗できるものだった。

その戦闘で雪が迎撃するも途中で故障して戻れない状況になったものの、

古代が助けヤマトはワープ航法でこのピンチを切り抜けた。

しかし古代はこの行動で営倉に閉じ込められた。

まあアニメ版でも古代はこういうシーンは何度もあったけれどね。

そしていよいよイスカンダルへ到着したものの、

幾度の戦闘でヤマトの攻撃パターンを完全に読まれていた。

そんな中でヤマトはワープ航法で逃げた先にイスカンダルに辿り着いた。

そこでガミラスとの攻防戦が繰り広げられるわけだけれど、

果たして本当にイスカンダルに放射能除去装置があるのか?

そしてガミラスの本当の目的とは?

結末は劇場で観てほしいけれど、

ガミラスとイスカンダルの正体については

こういう描き方については私は劇場版ガンダム00で

観ているのである意味こういう表現方法もありだと思う。

原作では異星人を描いていたけれど、

実際に異星人があのような形とは限らない訳で、

ELSという解釈の方がある意味自然かもしれない。

これだけ広い宇宙だからそういう事もあり得ると思えばあり得るし、

イスカンダルとガミラスは双子星であり、性格が正反対でもある。

ゆえに善のイスカンダルは悪のガミラスとは正反対であり、

ガミラスの行動を無視できなかった。

ゆえにイスカンダルは地球へカプセルを送ったのだった。

同じ戦い方が通じないというのはどの世界でも同じだけれど、

これだけ対応が素早いとさすがに生きて帰る事が

できるほど甘いものじゃない訳で

この戦いで数多くの犠牲を払ったもの事実だ。

しかしそれだけの命を掛けてでも地球を救いたい

という気持ちは1つだった訳で、

多くの犠牲者に哀悼の意を表す事になるだろう。

総評としてラストシーンはやはり戦艦大和と

同じヤマトらしい最後だったけれど、

これだけの犠牲を払ってでも地球を救いたいと

命を投げ出したヤマトの船員たちの想いは最後には届く事になった。

古代の想いも雪に託された訳だけれど、

それはアニメとは多少異なる部分でもある。

それでもこれはSPACE BATTLESHIP ヤマトらしい結末だったと思うし、

それで地球が救われたのならその犠牲の元地球がある

という事もまたこれから生きていく人たちに受け継がれていく事だろう。

愛する人たちのために戦う気持ちを

この映画では十分表現できていたのではないかと思います。

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