23日Jリーグ10第32節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで

12位ベガルダ仙台と対戦し、

1対1で後半先制されるも終了間際に

FW田中のゴールで追いつきドローに持ち込み

11勝12分9敗勝ち点45得失点差+1で10位のままだった。

残り3試合は消化試合となってしまったものの

残り試合で来季へ繋がる試合をしなければならないところだ。
広島戦に敗れて可能性のあったACLも消えて

7位以下も決まり目標を持ちにくい中で

残り試合を戦わなければならない訳だけれど、

逆に考えればこの残り試合は来季への布石を作る上で

失うもののない試合でもある。

中2日の3試合目という事で選手たちは疲労がピークの中で戦い、

マルシオも負傷で万全ではない中エンジンのかかり出したのが

後半からなのは仕方ないが、

その中で来季へ向けた動きも見られた。

そんな来季への試合を振り返りたい。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

GK東口

DF

右SB西 CB千葉 CB永田 左SB内田

MF

ボランチ 三門 本間

右MFマルシオ 左MF酒井

FW 大島 田中

ミシェウ、小林が出場停止で田中をFWに酒井をMFに

そしてマルシオが復帰してスタートした。

試合は前半から両チーム中2日という事で動きが完全に鈍いまま始まり、

最初に主導権を握ったのは仙台だった。

この試合勝利すれば残留が大きく見える

仙台は試合開始から攻め立ててきた。

その攻勢に耐える時間が新潟は続いたが

前半30分過ぎからようやく新潟もペースを握りだし

攻めるものの決定力を欠いて前半を折り返した。

後半新潟は次第に中盤でボールをキープできるようになり

攻めるがゴール前を固めた仙台のゴールを破る事ができない。

そんなこう着状態のまま迎えた後半32分

DF永田のクリアミスからFW赤嶺に決められ先制を許してしまう。

ここから新潟は苦しい時間が続いたものの

後半ロスタイムに新潟はFW田中のゴールで

同点に追いつき何とかドローに持ち込んだ。

残留争いをするチームの凄まじさは

神戸戦でも大きく感じた訳だけれど、

今季の課題だった守備を固めたチームに対する崩し方が

新潟にとって来季の課題にもなってくる。

今季は今まで絶対的なストライカーが不在という中でスタートし

4月まで未勝利が続いた。

その中で中盤から得点を取るサッカーが機能し始めた

5月以降は新潟の今季の戦い方をみつけて得点力を補っていったが、

終盤へ向かうところで矢野の移籍、

マルシオらけが人の続出した時に戦い方を

失うという展開で失速して行った。

中盤で盛り返した事で残留争いにこそ抜け出せたが、

上位争いという点では今季1度も絡めなかった

という事実が今のチーム力でもあるし、

来季への課題を見つけた1つなのだと思う。

そんな中で来季へ向けての動きは

FKを三門に任せていた事だ。

これは神戸戦からこのシーンを見た訳だけれど、

確かに今年1年FKとCKの殆どを

マルシオに任せっきりにしてしまった。

マルシオ以外のキッカー不在に陥ってしまった訳だけれど、

そのマルシオも来季いないという想定を考えれば

ここで来季のキッカーを来季決めるのではなく、

今季中に見つけてしまいたい部分がある。

その意味で三門のキッカーはさすがにマルシオと比べるのは酷だが、

及第点のキックをみせている。

ミシェウも蹴ったんだけれど、

蹴るならそれなりにキック力が必要という点では

三門は来季のキッカーの1人になる事は間違いないだろう。

そしてもう1人はジョン・パウロについてだ。

今季途中で加入したMFだけれど、

ボランチか2列目かというところで

ハッキリしないまま起用されている。

もともとボランチなのかもしれないけれど、

それなりにキープ力とパスセンスがあるので

中盤のコントロールは期待できる。

積極性もあり、ミドルシュートを良く放つ。

マルシオが来季いない事を踏まえたら

ミシェウとジョン・パウロは何としても残ってほしいところだし、

ここで残さないようだと来季の展望が創れない。

消化試合で起用する意図としては来季を見据えていると考えるべきだろう。

そしてこの試合ではやはりストライカーの不在に泣いた試合でもあった。

今季の構成上ストライカー不在が

最終的に上位争いへの道を阻んだようなものだけれど、

これまで新潟が7季J1で戦えたのは

外国人ストライカーの存在が大きかった。

その外国人ストライカー不在の中で戦えているのは十分評価できるものの、

やはりそういう存在なしには

今のJ1で上位争いする事は厳しいのも事実だ。

確かにFW不在という中で若手に機会が回ってきた。

しかし1人でもそういうストライカーがいるといないとでは

チームが上位を目指す上ではやはり必要という事も

痛感したのも事実だ。

来季は若手の何人かは五輪予選を戦う事になり

若手主体に作る事が難しいシーズンになる。

予算が少ない新潟にとって若手を育てながらという形は

J1に定着した事で着実に実を結び始めているものの、

五輪予選で選ばれるとレギュラーの場合はチーム力を落す事にもなる。

そんな中でU代表以外の選手が確りレギュラーを掴まなければ

来季は今季以上に苦しい戦いを強いられる可能性もある。

現実に今季終盤U−19やアジア大会で

ヨンチョル、鈴木、加藤、酒井らがチームを抜けた。

彼らも来季レギュラーとして常時試合に出場している選手に

なるだろうけれど、4人も一気に抜けても戦える戦力維持も必要となる。

そういう意味では五輪代表に選ばれない選手たちと

それ以外の選手たちの奮闘が必要となる。

もうチームは来季を見据える時になった。

残り試合来季へ向けて何を探し、

何を得なければならないのかを見据えた起用が必要になっていく。

次回はアウエーで残留の確定していない大宮相手だけれど、

来季へ向けてチームがどう戦うのかを見据えて戦ってほしい。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。

アルビレックス新潟 プレビュー開幕編2010アルビレックス新潟 プレビュー開幕編2010
ニューズライン(2010-02-27)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る