31日Jリーグ10第28節最終日が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで

2位鹿島アントラーズと対戦し

2対1でMFマルシオの先制ミドルで主導権を握り

後半ロスタイムキャプテン本間のミドルがさく裂して

王者鹿島の4連覇の夢を打ち砕く勝利で

11勝9分8敗勝ち点42得失点差+5で8位に浮上した。

新潟も上位進出には絶対負けられない試合であったし、

2位鹿島も4連覇の夢を繋ぐために絶対に負けられない試合は

終了間際に劇的なドラマが待っていた。
黒崎監督の古巣鹿島との対戦という事で

今季の新潟の力が本当に試される試合だった。

開幕当初はチーム作りを模索していた新潟にとって

中盤でチームの形ができ、

そして矢野が移籍してから再び模索して

名古屋戦でこれからの戦い方を見つけられた中で王者鹿島との対戦となった。

この試合後にアジア大会出場するために

ヨンチョルと鈴木が離脱する事になる。

そのヨンチョルのためには絶対に負けられない試合だった。

王者鹿島もここで負けたら4連覇は絶望的という事で望みを繋ぎたい。

鹿島出身者や新潟出身者も何かと多い両チームの戦いは

主審の不可解な笛の連続で両チーム荒れる寸前までになったが

最後の最後で劇的な幕切れが待っていた。

そんな試合を振り返りたい。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

GK東口

DF

右SB西 CB千葉 CB永田 左SB酒井

MF

ボランチ 本間 小林

右MFマルシオ トップ下ミシェウ 左MFヨンチョル

FW大島

前節からボランチに小林を入れて三門は

後半の運動量確保のためベンチスタートとなった。

試合は前半からペースを握ったのは新潟だった。

鹿島の激しい当りをかわしながらゴールに迫るが

鹿島DFが確りゴール前を固めてなかなか突破口が見えない。

対する鹿島もここ5試合勝ち切れない戦いを続けているために

システムを4−2−3−1と変えてきた。

先発メンバー的には4−4−2だったんだけれど、

マルキーニョスを1トップにして興梠を2列目に下げて挑んだが、

前半を観る限りはこのシステムはハッキリ言って

脅威でもなんでもなかった。

2トップだったらマルキーニョスだけでなく

興梠もマークしなければならないが、

マルキーニョスの1トップならマルキーニョスさえ

マークすればゴール前をある程度の人数で固めてしまえば

高さがないFWだから脅威じゃない。

前節本山が先発して横浜に圧勝した事でシステムを代えたらしいけれど、

私からしたらマルキーニョスと興梠の2トップを最初から

来た方が怖かっただけに、

前半の印象は鹿島ってこんな守備的なチームだっただろうか?

と思ってしまうほど攻撃に迫力がなかった。

前半は両チーム決定力を欠いて0対0で折り返した。

前半でMFマルシオが警告を受けてしまったために

次節出場停止が決まったけれど、

どこかで1試合欠場を思えばラスト5試合出れる事を

プラスに考えたいところだ。

後半開始早々新潟はFW大島のポストプレーから

MFマルシオが強烈なミドルシュートが突き刺さり

新潟が待望の先制点を上げた。

このシーンは突破口が見えない中で

セットプレーがカギを握ると思われた

後半に一瞬の隙をみたマルシオが強烈なミドルで均衡を破った。

鹿島はこれで点を取らなければならなくなり

次第にペースを上げて後半14分新潟のパスミスを

DF新井場が鮮やかなミドルシュートが決まって同点に追いつかれた。

このシーンはその前に新潟がパスミスをした事で

ピンチを広げてしまったのが失点の原因だった。

その後はMFマルシオのFKのチャンスもあったけれど、

距離があったために決められず、鹿島が次第に押し始める。

後半42分には鹿島は最大のチャンスをFW大迫、MF野沢が決められず、

新潟はMF小林を下げてDF鈴木を投入して

システムを4−3−3にして千葉をアンカーに上げて

本間と三門をサイドに回した。

そしてロスタイム新潟は右サイドでチャンスを作り

MFヨンチョルのグラウンダーをMF本間がミドルシュートを決めて

新潟が鹿島に劇的な勝利で4連覇の夢を打ち砕く勝利を飾った。

試合途中には主審の不可解な判定に

両チームの選手と監督がエキサイトするシーンがあって

荒れる可能性があったけれど、

両チームともに出身選手と監督がいた事で

内容的には大荒れにはならなかった。

今まで鹿島のイメージは相手を圧倒するサッカーを展開する

イメージがあったんだけれど、

この試合に限ってはそういう圧倒するサッカーは感じなかった。

最も先発メンバーのうち30代が6人と

新潟が1人なのを考えると後半の運動量では新潟が上だった。

確かに経験と技術では鹿島が完全に上だけれど、

後半に時間が経過すればするほど鹿島の動きは少なくなっていった。

特に守備面では前掛りになった事もあるけれど、

マークが完全にずれていたし、

相手が3枚交代カードを使ったあとに

新潟は残った2枚のうち1枚をシステム変更のカードとして使った。

ミシェウを次節で使うために途中でミシェウを下げた事もあるけれど、

システムを変える事で打つ手を失った

鹿島を混乱させるのに絶好のチャンスと

黒崎監督が切ったカードがDFの鈴木だった。

一見守りに入るのかと思ったけれど、

攻撃3枚を攻撃だけに集中させる事を狙った事で

攻守のバランスを保つことに成功した。

その結果決勝点となった本間のミドルは

普段ボランチからゴール前まで上がらない

本間が完全フリーで受けられた勝因となった。

ゴール前を固める事で手一杯だった鹿島にとって

本間のミドルは完全に計算外だった訳だ。

最後のカードは時間稼ぎのためのカードとなった。

見事なまでの采配で鹿島は撃破した訳だけれど、

残り試合勝ち続ければACLもまだ目指せるだけに

上位争いに生き残った試合でもあった。

次節はアウエーで磐田と対戦するけれど、

マルシオ、ヨンチョル、鈴木を欠く中で

勝ち点を持ち帰る事ができるかがポイントになる。

次の試合に勝ち点を取れるか取れないかで

これまた上位争いに加わるか脱落するかに掛ってくる。

最後まで諦めず新潟のサッカーを導けば

結果がついてくる事を信じて戦い続けよう!

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