12日プロ野球の横浜ベイスターズの買収交渉を進めている

住生活グループの潮田洋一郎会長が取材に応じ

TBSホールディングスとの資産査定などの交渉について

「(障害は)中止するだけの大きなものはない。

できれば今月中に結論を出したい」と述べ、

今月中に球団買収の合意を目指す考えを正式に表明した。

横浜ベイスターズの買収問題はTBSホールディングスの赤字により

保有する事が困難になった事とチームの低迷

さらには観客動員の低迷により一気に表面化した。

交渉先として住生活グループが有力視されていたが、

今回のトップの発言により正式に表明された。

本拠地問題についても

「特に本拠地に対する制約はないと考えている」と述べ、

チーム名も含めて白紙の状態であるとした。

これで横浜ベイスターズの買収問題は大きく前進したが、

本拠地問題は買収後横浜残留か?

それとも移転か?

チーム名変更については住生活グループに委ねられることになった。
横浜ベイスターズ買収問題はこれにより住生活グループへの買収が

ほぼ決まりかけている訳だけれど、

プロ野球の多くの球団が赤字を抱えている現状もあり、

これを機に保有さらには財政の見直しが行われる可能性もあり、

次の身売りが出てきても不思議じゃないという事になる。

TBSも元々ニッポン放送が買収する予定だったものが、

野球協約違反によりTBSが譲られる形で持つ事になった経緯があり、

巨人戦中継を当て込んでいたTBSにとって

巨人戦の地上波放送の減少は想定外的なものだっただろう。

買収した時は巨人戦全試合放送されていた時代だったけれど、

今ではBSデジタルへ移行してしまった状態だから

放送権料や広告に対するメリットもある意味無くなったもの事実だ。

そしてさらに3万人収容の横浜スタジアムの観客動員平均が

2万人にも届かず23,026人収容のクリネックススタジアム宮城の

東北楽天が最下位なのはわかるが、

人口密度がある横浜市で3分の2程度しか埋まらない事で

本拠地移転や経費削減を兼ねて移転を検討しても不思議じゃない訳だ。

8億とも言われる契約料を踏まえれば

今回契約が切れる事により身売りに踏み切ったと言っても良い位だ。

本拠地移転についてだけれど、

6年前の球界再編の時のようにいきなり仙台へ近鉄を母体とした

新球団の移転を実現している以上

全てが不可能と捉えるのはナンセンスだ。

楽天にできて住生活グループにできないという理由はまずない。

しかも楽天の時は決まってから昼夜を問わず

宮城スタジアムの突貫工事で開幕に間に合わせた訳だから

工事する必要性がそれほどなければ

住生活グループも移転を検討する余地は十分あるだろう。

その候補地といわれている新潟だけれど、

まず何と言って球場はクリネックススタジアム宮城より

多く収容できる3万人収容のハードオフエコスタジアム新潟がある。

となりには東北電力ビックスワンスタジアムがあり、

4万2千人収容のスタジアムでの運用実績は十分あり

例え6連戦になったとしても十分運用する事は可能だ。

都会と違い車で球場に多く乗り入れる事が可能な事と

都会と違い公共交通機関よりも車による移動が

中心なので家族で観戦する場合は関東に出るより交通費は掛からない。

練習場所の確保という点についても

現在新しい球場施設完備にスポーツ施設が建設中

という事もあり練習場の確保は問題ないだろう。

それ以上に北信越にトップのプロ野球がない事もあり

隣県からの観戦での来県も期待できる。

交通機関もビジターへの移動についても名古屋便、

広島便が少なく、ないという状況らしいが、

これは移転さえ決まれば新潟県がすぐにでも

申請するだろうから北海道の常時ビジターへの飛行機移動から比べたら

大きな問題点はないだろう。

人口が少ないという事を言い出したら

仙台もそれほど大きく変わらないので

北信越及び隣県のエリアを考えたら仙台と規模は

それほど変わらないと考えるべきだろう。

こういう記事を載せると横浜ファンからお怒りを受けるかもしれないが、

新潟県としてはあくまで住生活グループに招致を進める

という立場なので全ては住生活グループがどう考えるかになるだろう。

来年が無理でも北海道のように2,3年単位で準備を進める可能性もある。

これは全て可能性であってそうなります

という事でない事は述べておきたい。

先日横浜ファンから誹謗中傷をうけたゆえに

何時もお世話になる人たちもいるので

全ての横浜ファンがそうじゃない事を十二分に理解するものの、

あまりにエスカレートした事を書かれるようならその非道ぶりは

公表しなければならないだろう。

こういうファンがいる地域を本拠地にしたいですか?

という問いかけをね。

私がオーナーだったらお金も高い、

他の地域のファンに対し誹謗中傷するというのなら

間違いなく移転を決断しますけれどね。

当Blogの方針としても明らかな誹謗中傷に対しては

個人情報はありませんのでIPアドレスを公表いたします。

とはいえあとは住生活グループが横浜の熱意をどう捉えるのか?

それに掛るんでしょうね。

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