30日、日本サッカー協会は日本代表の岡田武史監督の後任に

イタリア人のアルベルト・ザッケローニ氏に決まったと発表した。

契約は2年延長オプション付きで

236万ドル(約2億円)の2年契約と報じられている。

日本代表の外国人監督は歴代6人目となり、

イタリア人監督は初めてとなる。

アルベルト・ザッケローニ氏は代表チームを率いた経験はないが、

95年からセリエA、ウディネーゼを率い、

リーグ3位に躍進させて名声を高め、

98〜99年シーズンにはACミランで

リーグ優勝を果たし年間最優秀監督に選ばれた。

その後ラツィオ、インテル・ミラノ、トリノでも監督を歴任し、

昨季途中からはユベントスを率い、契約満了で退任していた。

カテナチオで知られるイタリアの中で

サイド攻撃を中心とする攻撃的サッカーを展開することで知られる。

これで日本代表の監督が決まり

最初の公式戦となるアジアカップでその手腕が試される。
交渉に当たった原技術委員長が

攻撃サッカーを好むという点があるのだろうが、

イタリア人監督でも守備重視のカテナチオ主体ではなく

攻撃サッカー主体という監督が就任する事になった。

イタリアサッカーと言えば守備を重視する

カテナチオを軸に少ないチャンスをカウンター攻撃などで

打開するサッカーを展開するイメージが強いけれど、

ザッケローニ新監督はそれとは正反対な

3トップを軸とした攻撃サッカーを展開するようだ。

確かACミランが制した98〜99シーズンは

ドイツ代表だったビアホフが得点王を取る活躍をしたシーズンだったと

記憶している。

そのサッカーをイメージするならCFに

両Wがサイドを崩してゴールを狙うサッカーという感じになるだろうが、

今の日本の選手構成を考えた時果たしてその戦術が機能するのだろうか?

という一抹の不安はある。

これはここ12年の日本代表を観ればわかるけれど、

今回の南アフリカW杯代表ですら長身選手のFWは矢野しかいなかった。

森本もお世辞にも高いとは言えなかったし、

両Wとしてプレーした松井、大久保も本来Wの選手じゃない。

それに今日本で長身の選手でCFが務まる選手は

思い浮かべるだけでも2,3人いるかいないかだ。

3トップというよりも4−2−3−1のシステムで

両SHからのサイド攻撃ならイメージできるけれど、

逆に考えればそのシステムを応用して

4−2−1−3というシステムで本田をトップ下にする

という選択肢はありだと思う。

攻撃面で考えた時は長身にこだわらないのであれば

4−2−3−1と4−2−1−3もしくは4−1−2−3を併用した

サッカーを展開すると面白いかもしれない。

ただ3バックという選択肢だけは避けてほしいところだ。

3バックにしてしまうと内田と長友が使えなくなってしまう。

まして3トップという前提なら尚更だし、

今の日本代表の構成ではCBの人材が圧倒的に不足しており、

中沢の後継者になるCBの育成が急務でもある。

そんな状況で3バックを敷くのは困難だ。

中盤に良い人材が揃う日本にとっては内田、長友の両サイド、

そしてボランチ、攻撃MFで攻撃を担えるだけのサッカーを展開できるが、

FWは毎年泣かされており、

森本がレギュラーに定着してもらわないと厳しいのも現実だ。

ただ現時点では選手構成も南アフリカのままの状態である以上

次の試合がある10月でどんな選手構成を組む事になるのかで

ザッケローニ新監督のサッカーが見えてくるだろうから

この1カ月で海外組の活躍もそうだけれど、

国内組も今までと違うサッカーが展開される事になる事だけは

間違いなさそうだ。

何せ今までと違いイタリアセリエAの名門の監督を歴任する事だけでも

難しい訳だからそういう監督が日本代表の監督に就任する

という事だけでも進歩だ。

ただし年俸についてだけれど、

2億上限を決めずカッペロの10億は行き過ぎだが

監督5億=コーチ陣合わせて10億は用意できるようにしないと

名将と言われる監督は日本に来ない。

強くしたいならお金はケチるな!

ザッケローニ新体制の船出に注目したい。

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