8月21日公開の映画「NECK」を鑑賞した。

この映画は舞城玉太郎原案の作品で

お化けマシーンを研究している大学院生が

幼少期の記憶をそのままに現実にお化けを創ってしまい

お化けに追われ戦う事になるストーリーである。

お化けを創るという発想もなかなかできないけれど、

人の想像次第ではお化けだけでなくヒーローも

創ってしまえる事もあるのだと

いう事を結末で観る事になるだろう。
こちらもホラー作品だけれど、

こちらはお化けを作り出すという一風変わった思考の作品となっている。

確かに人はお化けを想像する事そのものは想像力からできる事だし、

実際に色々なお化けの多くは想像から創られていると考えれば

こういう考え方も納得できるものだ。

とはいえ人によってどんなお化けを

創り出すのかはその人次第なんだけれど、

この作品では小さく時の体験談が元となり

お化けを創り出すという理論を研究している

大学院生がお化けを創り出してしまった事で

巻き起こるお化けホラームービーだ。

果たしてお化けを創り出した後どうやってお化けと戦うのか?

その展開をレビューしていきたい。

キャスト

ネック理論を元にネックマシーンを発明した大学院生

真山杉菜演じる相武紗季

杉菜の幼馴染で現在は人気ホラー作家だがお化けは怖がりな

越前魔太郎演じる平岡祐太

杉菜に憧れ告白してネックマシーンの実験台にさせられてしまう

首藤友和演じる溝端淳平

魔太郎の担当編集者で魔太郎と共に杉菜のネックマシーンの実験に付き合う

赤坂英子演じる栗山千明

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

大学院生の真山杉奈は、キュートなルックスとは裏腹に、

研究室でお化けを作ろうとしていた。

そんなことは知らず、同じ大学のスポーツマン、

首藤友和は杉奈に「つきあって下さい」と告白。

全く気のない杉奈だったが、首藤という名前に興味を持ち、

研究室に呼び出す。

研究室に来た首藤は、大きな木箱に入れられ、

杉奈の実験台に使われるハメに…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして幼少期に想像して体験した事が元になって

お化け研究をする杉菜は冒頭での体験が描かれる。

その体験は杉菜の悪戯が元になっているんだけれど、

まあ子供の頃ってこういう悪戯がお化けと感じてしまう事ってありますよね。

まだ物分りの良くない頃だし、

この頃の経験が大きくなった時影響を及ぼしたりしますからね。

この頃幼馴染だった魔太郎はお化けを描くのが好きだった。

これが大きくなった時にホラー作家になるのだが、

同時に杉菜の悪戯で暗いところが苦手になってしまった。

そして杉菜はもう1人の友達だったゆかりを

お化けが出るという場所に誘ったけれど、

ゆかりが嫌がって喧嘩してしまった。

ゆかりはその直後転校してしまったのだが、

杉菜はその時の別れ方を悔やんでいた。

そして大きくなった杉菜は大学院生として

大学でも一目置かれる存在となっていた。

そこでの杉菜の存在は変わり者という事で避けている人が多い。

どうやら杉菜に近づくととんでもない目に遭うようだ。

その怖い物知らずな人がいた。

それが首藤友和のアメフト部に入っている青年だった。

杉菜は友和の事を首く〜んと呼んでネックマシーンの実験台として

真夜中の実験室でとっておきのホラー映画をみせるのだった。

どうやらこれはみせる事で

お化けが首の下から生み出されるという事らしい・・・

しかしその当日には何も起きず外から

不気味な物音だけが聞こえたのだった。

そして後日怖がらせたいなら

その道のプロに依頼すべきじゃないか?

という首く〜んの提案で人気ホラー作家

越前魔太郎に依頼しようと訪れると、

そこには幼馴染だった魔太郎がいた。

本名は古里崇史だったけれど、

あのお化けの悪戯以来会っていなかったのだった。

その頃の事が嘘だったとわかるが、

魔太郎は杉菜のネック理論の実証実験に立ち会うのだった。

その実験場所は人形屋敷となっている元人形師の別荘だった。

別荘まで行くまでにその別荘で起こった出来事を

話杉菜たちは恐怖に埋め尽くされていた。

そしてついた別荘で杉菜はネックマシーンに入り

理論を実証する実験を開始した。

実はこれは魔太郎が全て創った創り話であり、人形も作りものだった。

しかしここで思わぬ事態が・・・

作り物のはずのネックマシーンが突然動き出した。

そして杉菜が想像した人形お化けが飛び出したのだった。

悲鳴で駆け付けた友和は杉菜と魔太郎を助けるが、

今度は鎧兵が杉菜たちを襲う。

同行した英子も人形とゆかりちゃんが襲う。

追いつめられた杉菜たちは絶体絶命の大ピンチ!

果たして杉菜たちはこのピンチをどう立ち向かうのか?

そして生きて帰る事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

まあ想像から生まれたお化けだから

それが現実になって喜ぶ杉菜の神経は普通じゃないけれど、

問題はそのお化けをどう退治するかが1番の問題だという事なんだよね。

どんなホラー作品でも必ず手段があるものだけれど、

そのほとんどが逃げ切るというものだった。

確かにお化けを創りまでは良いけれど、

これを倒す方法まで考えないとえらい事になるからね・・・

そして登場する正義のキャラだけれど・・・

さすがホラー作家そういう正義のキャラを確り考えていたけれど、

キャラ設定によって効力がないケースもあるという事も

オチとして忘れていなかった。

そしてここで創り出されたお化けも

杉菜の過去の出来事が盛り込まれていた事で

過去の出来事から清算する訳だけれど、

確かに小さい時の出来事は何かで清算したいものですよね。

そして最後の対決では・・・

こういうオチですか・・・

という感じでこれが最強のキャラですか?

という感じで終わる訳だが、

想像するならもっと最強キャラを想像しておきたいところですけれどね。

総評としてお化けを想像して生産するという発想は

ある意味面白かったけれど、想像するだけではなく、

そのキャラクター設定も確り描いておかないと

とんでもない事になる事も忘れちゃいけないところだし、

そのために正義のヒーローもある意味

かっこよく描くとそれはそれで面白いと思う。

ここで登場したお化けもある意味恐怖の演出にはもう少しだったけれど、

人形に魂が入るという都市伝説的な怪談は

どの時代でも人を恐怖にさせるし、

人形のお化けほど心の恐怖を味わえるキャラクターもない。

その意味では想像次第ではこれ以上凄い恐怖を描く事ができるし、

凄いヒーローも描けるという事を感じさせた新感覚のホラー映画でした。

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