29日Jリーグ10第21節最終日が行われ、
アルビレックス新潟はアウエー日産スタジアムで
9位横浜F・マリノスと対戦し、
3対0で横浜F・マリノスがMF山瀬、中村俊輔のゴールで圧勝し、
新潟はアウエー2連敗となり連勝も2で止まり、
9勝7分5敗勝ち点34得失点差+5で8位に後退した。
試合は立ち上がりこそ新潟が積極的にゴールを狙ったが、
前半20分過ぎから新潟はボールを拾えなくなり、
横浜にシュートを浴びる時間が続いて前半を折り返した。
後半開始早々横浜は後半2分MF山瀬のゴールで先制すると
新潟は積極的に選手を代えて流れを取り戻そうとするが、
後半26分MF中村俊輔のゴールで完全に横浜ペースとなり
後半40分MF長谷川に止めを刺され
新潟は矢野が移籍した最初の試合を勝利で飾れなかった。
これでアルビレックス新潟はFW矢野の抜けた
FWを再構築する必要性を大きく痛感する敗戦となり、
FW大島システムの見直しを必至となった。
アルビレックス新潟はアウエー日産スタジアムで
9位横浜F・マリノスと対戦し、
3対0で横浜F・マリノスがMF山瀬、中村俊輔のゴールで圧勝し、
新潟はアウエー2連敗となり連勝も2で止まり、
9勝7分5敗勝ち点34得失点差+5で8位に後退した。
試合は立ち上がりこそ新潟が積極的にゴールを狙ったが、
前半20分過ぎから新潟はボールを拾えなくなり、
横浜にシュートを浴びる時間が続いて前半を折り返した。
後半開始早々横浜は後半2分MF山瀬のゴールで先制すると
新潟は積極的に選手を代えて流れを取り戻そうとするが、
後半26分MF中村俊輔のゴールで完全に横浜ペースとなり
後半40分MF長谷川に止めを刺され
新潟は矢野が移籍した最初の試合を勝利で飾れなかった。
これでアルビレックス新潟はFW矢野の抜けた
FWを再構築する必要性を大きく痛感する敗戦となり、
FW大島システムの見直しを必至となった。
矢野選手が移籍して最初の試合だけれど、
ある程度抜ける事を想定していた訳だから
私自身矢野選手が抜けたからと言ってダメになったとは思わない。
ただ矢野選手が抜けた事でシステムは
このままでは問題が生じるという事だけは
この試合で大きく痛感したはずだ。
元々私自身このアウエー横浜戦については
ドローで終われば御の字と思っていた位だから
横浜の好調さを考えてもアウエーで
勝ち点1を持ち帰る事だけ考えれば良かった。
ボランチからDF、GKについては大きな問題点はない。
問題はやはり2列目からFWまでの部分になる。
まず矢野の1トップがどうして機能し、
大島の1トップがどうして機能しないのか?
というのを確り認識しなければならない。
この試合でミシェウがリーグ戦で
先発した試合の不敗神話は13で止まったしまった。
逆に大島が先発した試合での未勝利は
これで8試合となり昨年から勘定すれば11試合に伸びた。
どうして大島の1トップが機能しないのか?
まずここを考える必要がある。
一言で言ってしまえば大島は足が遅く
ポストプレーヤーでゴール前に常に張り付く選手である事だ。
これに驚異的な得点力があるならこれでも良いが、
新潟は動きの連動で初めて機能するシステムであり、
完全なる2トップでない限り大島を活かす事ができない。
18節で敗れた山形戦でも大島が1トップだった事で
全くカウンター攻撃ができず裏への抜けだしすらできない状態だった。
無論横浜戦に関してもCB2人が確り封じてしまえば
あとは両サイドバックがヨンチョルとマルシオの飛出しを
警戒すればミシェウがスルーパスを出しても尽く封じられてしまう。
2トップならもう1人が飛び出せば良いし、
CBが2人ならマークは1人になるから
こぼれ球を狙える可能性があるが、1トップでは無理だ。
じゃあどうして矢野では機能したのか?
これはFC東京戦を振り返ると解るけれど、
矢野は1トップでも運動量があり、
動きが速くミシェウのスルーパスに対してもCBを置き去りにできた。
FC東京戦のゴールなんか大島では絶対まねできない
ゴールだったから矢野のスピードと流動性がCBを混乱させ、
ヨンチョルやマルシオをフリーにさせるシーンや
ボランチの本間らがフリーで狙えるシーンもあった。
4人の動きがそれだけ俊敏だったからこそ相手は捕まえ切れなかった。
それが大島が入ると大島を捕まえれば
あとは攻撃源を潰せば得点にならないし、
セカンドボールも拾われる悪循環で
新潟はペースを掴めずに終わっている。
私はとにかく先発で大島を使うべきじゃない
という結論は第6節以来一貫して変わらない意見だし、
現実に大島がベンチスタートの試合では負けなかった。
今の新潟の4−2−3−1システムでは
大島は先発では無理という事を再認識した事だろう。
じゃあどういうシステムをすべきか?という質問が飛ぶだろう。
私なら4−2までのボランチは代えないけれど、
3−1の部分は確り考慮すべきだと思う。
まず案1として3−1のままなら
ヨンチョルの1トップとして
マルシオ、ミシェウ、パウロを2列目で使う。
もしくはパウロではなく田中亜土夢、木暮、明堂などを使う。
2つ目は2列目はそのままマルシオ、ミシェウ、ヨンチョルは
そのままに思い切って身長がある川又を起用する。
未知数だけれどスタートから使ったら面白い存在になりそうだし、
ブラジル留学で学んだ成果を発揮するチャンスだと思う。
3つ目は2−2に変える。
マルシオ、ミシェウを2列目とし、
ヨンチョルと川又、田中、明堂で組む。
要するにこの組み合わせから解るとおり
動ける選手でなければ今の新潟システムは機能しないという事だ。
もちろんこれで大島が全く使えないという訳じゃなく、
ビハインドの時には大島を投入して
ゴール前で常に張らせるパワープレーでは十分な仕事を発揮する。
これは名古屋戦のようにゴール前に人数を掛けたい時に有効だからだ。
カウンターには不向き、
パワープレーには向きという考え方を持てば良いのだ。
今のサッカーではとにかくカウンター攻撃ができないチームは
上位に生き残れない訳であり、
カウンター攻撃ができる状況を常に作れるようにしないといけない。
その意味で大島システムはこれに該当しない。
次回はホームでガンバ大阪戦の前に天皇杯があるけれど、
ここで大島を起用せず大島以外の選手が
確りアピールできれば新しいシステムへ大きなアクセントとなるはずだ。
殆ど若手中心で主力はベンチスタートになるだろうが、
ここでシステムを見つけなければ上位は目指せない。
若手はチャンス!
このチャンス絶対逃さないでほしい。
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私自身矢野選手が抜けたからと言ってダメになったとは思わない。
ただ矢野選手が抜けた事でシステムは
このままでは問題が生じるという事だけは
この試合で大きく痛感したはずだ。
元々私自身このアウエー横浜戦については
ドローで終われば御の字と思っていた位だから
横浜の好調さを考えてもアウエーで
勝ち点1を持ち帰る事だけ考えれば良かった。
ボランチからDF、GKについては大きな問題点はない。
問題はやはり2列目からFWまでの部分になる。
まず矢野の1トップがどうして機能し、
大島の1トップがどうして機能しないのか?
というのを確り認識しなければならない。
この試合でミシェウがリーグ戦で
先発した試合の不敗神話は13で止まったしまった。
逆に大島が先発した試合での未勝利は
これで8試合となり昨年から勘定すれば11試合に伸びた。
どうして大島の1トップが機能しないのか?
まずここを考える必要がある。
一言で言ってしまえば大島は足が遅く
ポストプレーヤーでゴール前に常に張り付く選手である事だ。
これに驚異的な得点力があるならこれでも良いが、
新潟は動きの連動で初めて機能するシステムであり、
完全なる2トップでない限り大島を活かす事ができない。
18節で敗れた山形戦でも大島が1トップだった事で
全くカウンター攻撃ができず裏への抜けだしすらできない状態だった。
無論横浜戦に関してもCB2人が確り封じてしまえば
あとは両サイドバックがヨンチョルとマルシオの飛出しを
警戒すればミシェウがスルーパスを出しても尽く封じられてしまう。
2トップならもう1人が飛び出せば良いし、
CBが2人ならマークは1人になるから
こぼれ球を狙える可能性があるが、1トップでは無理だ。
じゃあどうして矢野では機能したのか?
これはFC東京戦を振り返ると解るけれど、
矢野は1トップでも運動量があり、
動きが速くミシェウのスルーパスに対してもCBを置き去りにできた。
FC東京戦のゴールなんか大島では絶対まねできない
ゴールだったから矢野のスピードと流動性がCBを混乱させ、
ヨンチョルやマルシオをフリーにさせるシーンや
ボランチの本間らがフリーで狙えるシーンもあった。
4人の動きがそれだけ俊敏だったからこそ相手は捕まえ切れなかった。
それが大島が入ると大島を捕まえれば
あとは攻撃源を潰せば得点にならないし、
セカンドボールも拾われる悪循環で
新潟はペースを掴めずに終わっている。
私はとにかく先発で大島を使うべきじゃない
という結論は第6節以来一貫して変わらない意見だし、
現実に大島がベンチスタートの試合では負けなかった。
今の新潟の4−2−3−1システムでは
大島は先発では無理という事を再認識した事だろう。
じゃあどういうシステムをすべきか?という質問が飛ぶだろう。
私なら4−2までのボランチは代えないけれど、
3−1の部分は確り考慮すべきだと思う。
まず案1として3−1のままなら
ヨンチョルの1トップとして
マルシオ、ミシェウ、パウロを2列目で使う。
もしくはパウロではなく田中亜土夢、木暮、明堂などを使う。
2つ目は2列目はそのままマルシオ、ミシェウ、ヨンチョルは
そのままに思い切って身長がある川又を起用する。
未知数だけれどスタートから使ったら面白い存在になりそうだし、
ブラジル留学で学んだ成果を発揮するチャンスだと思う。
3つ目は2−2に変える。
マルシオ、ミシェウを2列目とし、
ヨンチョルと川又、田中、明堂で組む。
要するにこの組み合わせから解るとおり
動ける選手でなければ今の新潟システムは機能しないという事だ。
もちろんこれで大島が全く使えないという訳じゃなく、
ビハインドの時には大島を投入して
ゴール前で常に張らせるパワープレーでは十分な仕事を発揮する。
これは名古屋戦のようにゴール前に人数を掛けたい時に有効だからだ。
カウンターには不向き、
パワープレーには向きという考え方を持てば良いのだ。
今のサッカーではとにかくカウンター攻撃ができないチームは
上位に生き残れない訳であり、
カウンター攻撃ができる状況を常に作れるようにしないといけない。
その意味で大島システムはこれに該当しない。
次回はホームでガンバ大阪戦の前に天皇杯があるけれど、
ここで大島を起用せず大島以外の選手が
確りアピールできれば新しいシステムへ大きなアクセントとなるはずだ。
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ここでシステムを見つけなければ上位は目指せない。
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