25日サッカーJ1アルビレックス新潟の矢野貴章選手が

ドイツ1部リーグ、フライブルクとの移籍交渉のため

チームを離れる事がクラブから発表された。

矢野選手は南アフリカW杯メンバーとして

カメルーン戦に出場し日本代表のアウエーW杯での初勝利に貢献し、

W杯後のリーグ戦では8試合で3ゴールと

アルビレックス新潟の上位争いに貢献していた。

クラブは2011年1月まで契約が残る

矢野選手の移籍を容認しており

移籍が決まればブンデスリーガーは

長谷部選手、香川選手、内田選手に次いで4人目となる。

シーズン途中の離脱はリーグ戦にも大きな影響をもたらす事になるが

日本代表の強化のために避けられない

現実でもあるためサポーターの理解と後押しをする事が必要だ。
かねてからこの事態は想定していたので

移籍が決まればチームとしては矢野選手に変わる

1トップの再構築が必要となるが

もう選手補強ができないので残った選手でやるしかない。

ただ2006年に移籍してきてから

4シーズン半新潟の残留と上位争いに

貢献してきたので年齢的にも

これが最後のチャンスとなるであろう海外挑戦は

新潟サポーターとして後押ししたいところだ。

移籍交渉先となるフライブルクは

昨シーズン14位と残留争いに残ったチーム

という事で今季も残留争いを勝ち抜く事が

当面の目標となるチームだろうが、

ブンデスリーグは外国人登録がEU圏内外の外国人は5人まで

という事もあり他国のリーグより移籍しやすい環境もあり

日本人が移籍しやすいリーグではある。

ドイツでは高さとフィジカルでは矢野選手は目立たない存在かもしれないが、

スピードと献身的守備、故障の少なさはアピールポイントにはなる。

新潟では献身的な守備でFWとしての得点にはマイナスだったが、

チームとしては攻守に渡り大きく貢献してくれた。

故障が4シーズン半1度もなかっただけに計算できる選手である。

ただ移籍時期を考慮すると移籍期間が今シーズンから

変わったため日本国内の移籍期間は8月13日で終わっている。

しかし欧州では8月末まで移籍期間があり

その空白期間に選手が移籍してしまうと

補強する事ができないのが問題だ。

欧州の移籍期間はリーグにもよるが

5月のシーズン終了後から8月31日までと

冬期の1月中の移籍が可能となっている。

そう考えると日本の移籍期間は春秋制を考慮しても

12月のシーズン終了後から1月31日、

7月1日〜8月31日の2度にすべきなのではないだろうか?

浦和の阿部選手も移籍するけれど、

浦和も新潟も1人選手を失う事でその補強が全くできない。

移籍すると事前にわかればそのポジションの補強に

動けば良いところだが、

なかなか事情が許さないのが実情だ。

欧州に移籍するなとは私は言わないが、

制度として考えた時移籍期間を欧州と同じ期間に合わす事は可能だと思うし、

そうしなければ移籍する選手の補強もできない以上

来シーズンは移籍期間の制度見直しを

クラブやサポーターがJリーグに要望すべき事なのかもしれない。

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