31日Jリーグ10第16節1日目が行われ、
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
11位FC東京と対戦し、2対1でFW矢野の2試合連続ゴール、
主将MF本間のダメ押しゴールで勝利し10試合負けなしを更新し
6勝7分3敗勝ち点25得失点差+3で暫定5位に浮上した。
夏場に弱いと言われたアルビが7,8月のホームで勝利するのは
2009年7月4日の対柏戦以来となり夏場に弱いアルビは返上だ!
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
11位FC東京と対戦し、2対1でFW矢野の2試合連続ゴール、
主将MF本間のダメ押しゴールで勝利し10試合負けなしを更新し
6勝7分3敗勝ち点25得失点差+3で暫定5位に浮上した。
夏場に弱いと言われたアルビが7,8月のホームで勝利するのは
2009年7月4日の対柏戦以来となり夏場に弱いアルビは返上だ!
2戦続いたアウエー戦で1勝1分でホームに戻ってきた。
特に王者鹿島相手に一度逆転を許して同点に追いついたドローは
チームに大きな自信をもたらす事になった。
この試合では出場停止だった主将本間が戻ってきた事もあり
ベストメンバーで戦えたし、
東京より中1日休みがあった事でも終盤運動量を確保する事に成功した。
10戦負けなしとなった試合を振り返りたいと思う。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
GK黒河
DF
右SB西 CB千葉 CB永田 左SB酒井
MF
ボランチ本間 小林
右MFマルシオ トップ下ミシェウ 左MFチョ
FW矢野
本間が戻って事でシステムを本来の4−2−3−1に戻し、
3か月以上の離脱を余儀なくされたGK東口に代わって黒河が先発した。
試合は序盤からそれぞれチャンスを伺いながらスタートしたが、
前半15分東京のパスミスを拾ったMFミシェウからのスルーパスを
FW矢野が飛び出してこれを決めて2試合連続ゴールで先制する。
その後東京もFKのチャンスを作るが、MF松下のFKはポストを叩いた。
何度か東京のサイド攻撃に晒されたが、
FWに起点がなく前半は1点リードで折り返した。
前半は東京のサイド攻撃に何度も晒されたけれど、
実際には中央の永田、千葉が確り跳ね返した。
元々東京はFWの得点力不足に悩まされており、
それを考えるとサイドバックからの厚みある攻撃は
長友、徳永を欠いた事で影をひそめた。
後半になると東京は梶山を投入し、今野をボランチに上げて、
森重をCBに下げた。
これで守勢に回った新潟は早速手を打つ、
運動量の落ちた小林に代えて三門を投入して、
この局面を乗り切ると、新潟も何度もチャンスを作り、
後半35分右サイドから突破したマルシオのパスを
MF本間が走り込みGKを交わしてゴールを決めた。
その3分後新潟はDF今野にゴールを決められたものの、
最後まで勝ち越し点を許さず新潟は7月勝ち点8を積み上げた。
夏場はどうしても運動量だけでは対抗できない時期となる訳だけれど、
今年は昨年までと違い確り効果的な采配が光っている。
昨年までの鈴木監督時代と今年からの黒崎監督の采配の違いは
鈴木監督はとにかく1度決めたシステム、選手を90分間
なるべく崩さずに戦った。
このため夏場になると後半運動量も落ちてしまい、
さらにシステムの弱点を突かれるので
どうしても競り勝つ事ができなかった。
交代しても後半35分過ぎだった訳だから
これじゃあ逃げ切るにも逃げ切れない試合が少なくなかった。
しかし今季の黒崎監督は違う。
昨年ベンチからチームの弱点となる運動量の確保を
今季確り行っているからだ。
その象徴が後半12分のMF小林からMF三門への交代だ。
昨シーズンまでならまず考えられなかった後半早い時間での交代、
小林は32歳のベテランで90分間運動量が持たない。
しかも前節は主将本間の出場停止で
90分間ピッチでプレーしただけに前半が限界だった。
そこで今季黒崎監督は運動量豊富のMF三門を
後半早い時間に投入する采配が目立つ。
これにより今季新潟は後半苦しい時間でも
ボールを拾う事ができるようになったし、守備面も固くなった。
そして次に攻撃的選手の交代!
昨シーズンまで攻撃的な選手交代は少なかった。
選手層もあったけれど、本当に代えるべき選手が定まらなかった。
しかし今季は確り交代する選手が定まっており、
2枚目は70分以上走り続けたMFミシェウに代えてFW大島の投入、
この交代についてはFW矢野が引いてしまうために
FWに誰も残らないという状況が鈴木監督時代には多かった。
これによりCBはどうしても前へ行く事ができず
CBを釘づけにする事が可能になった事でサイドからの突破ができる。
これが後半35分の主将本間のゴールへつながった訳だけれど、
こういう得点に繋がり相手を釘づけにする交代を効果的に行った。
この交代相手が全てのカードを使い果たした後だっただけに
相手のシステムを確り見極めてカードを切った。
そして最後のカードはDF内田、
この起用は最初どうするのか?と思ったけれど、
この試合で中盤の守備ができる選手は全て使い果たしていた。
この中で中盤経験があり、経験豊富な選手はDF内田だった訳だ。
MFチョに代えて投入し左MFに入って
守勢時は左サイドに下がってDF酒井をフォローした。
効果的な采配でこの試合は終始新潟が
主導権を握り相手の攻撃を防いだ試合だった。
これで新潟は上位進出のための最初の関門を突破した。
次のアウエー2試合は京都と山形だが、
京都とは相性が悪く最下位とはいえ侮れない。
山形も天地人ダービーで燃えてくる。
この2試合で確り連勝できれば
今季は最終節まで上位争いができるはずだ。
ホームでは3試合強豪との対戦だけに
この2試合が強豪との対戦の挑戦権を得られるかどうかになる。
アウエー2試合勝ち点6を勝ち取って戻ってきてほしい!

ブログランキングに参加しております。
JリーグオフィシャルDVD アルビレックス新潟 シーズンレビュー2009
出演:アルビレックス新潟
販売元:メーカーオリジナル
発売日:2010-03-26
おすすめ度:
クチコミを見る
アルビレックス新潟 プレビュー開幕編2010
販売元:ニューズライン
発売日:2010-02-27
クチコミを見る
特に王者鹿島相手に一度逆転を許して同点に追いついたドローは
チームに大きな自信をもたらす事になった。
この試合では出場停止だった主将本間が戻ってきた事もあり
ベストメンバーで戦えたし、
東京より中1日休みがあった事でも終盤運動量を確保する事に成功した。
10戦負けなしとなった試合を振り返りたいと思う。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
GK黒河
DF
右SB西 CB千葉 CB永田 左SB酒井
MF
ボランチ本間 小林
右MFマルシオ トップ下ミシェウ 左MFチョ
FW矢野
本間が戻って事でシステムを本来の4−2−3−1に戻し、
3か月以上の離脱を余儀なくされたGK東口に代わって黒河が先発した。
試合は序盤からそれぞれチャンスを伺いながらスタートしたが、
前半15分東京のパスミスを拾ったMFミシェウからのスルーパスを
FW矢野が飛び出してこれを決めて2試合連続ゴールで先制する。
その後東京もFKのチャンスを作るが、MF松下のFKはポストを叩いた。
何度か東京のサイド攻撃に晒されたが、
FWに起点がなく前半は1点リードで折り返した。
前半は東京のサイド攻撃に何度も晒されたけれど、
実際には中央の永田、千葉が確り跳ね返した。
元々東京はFWの得点力不足に悩まされており、
それを考えるとサイドバックからの厚みある攻撃は
長友、徳永を欠いた事で影をひそめた。
後半になると東京は梶山を投入し、今野をボランチに上げて、
森重をCBに下げた。
これで守勢に回った新潟は早速手を打つ、
運動量の落ちた小林に代えて三門を投入して、
この局面を乗り切ると、新潟も何度もチャンスを作り、
後半35分右サイドから突破したマルシオのパスを
MF本間が走り込みGKを交わしてゴールを決めた。
その3分後新潟はDF今野にゴールを決められたものの、
最後まで勝ち越し点を許さず新潟は7月勝ち点8を積み上げた。
夏場はどうしても運動量だけでは対抗できない時期となる訳だけれど、
今年は昨年までと違い確り効果的な采配が光っている。
昨年までの鈴木監督時代と今年からの黒崎監督の采配の違いは
鈴木監督はとにかく1度決めたシステム、選手を90分間
なるべく崩さずに戦った。
このため夏場になると後半運動量も落ちてしまい、
さらにシステムの弱点を突かれるので
どうしても競り勝つ事ができなかった。
交代しても後半35分過ぎだった訳だから
これじゃあ逃げ切るにも逃げ切れない試合が少なくなかった。
しかし今季の黒崎監督は違う。
昨年ベンチからチームの弱点となる運動量の確保を
今季確り行っているからだ。
その象徴が後半12分のMF小林からMF三門への交代だ。
昨シーズンまでならまず考えられなかった後半早い時間での交代、
小林は32歳のベテランで90分間運動量が持たない。
しかも前節は主将本間の出場停止で
90分間ピッチでプレーしただけに前半が限界だった。
そこで今季黒崎監督は運動量豊富のMF三門を
後半早い時間に投入する采配が目立つ。
これにより今季新潟は後半苦しい時間でも
ボールを拾う事ができるようになったし、守備面も固くなった。
そして次に攻撃的選手の交代!
昨シーズンまで攻撃的な選手交代は少なかった。
選手層もあったけれど、本当に代えるべき選手が定まらなかった。
しかし今季は確り交代する選手が定まっており、
2枚目は70分以上走り続けたMFミシェウに代えてFW大島の投入、
この交代についてはFW矢野が引いてしまうために
FWに誰も残らないという状況が鈴木監督時代には多かった。
これによりCBはどうしても前へ行く事ができず
CBを釘づけにする事が可能になった事でサイドからの突破ができる。
これが後半35分の主将本間のゴールへつながった訳だけれど、
こういう得点に繋がり相手を釘づけにする交代を効果的に行った。
この交代相手が全てのカードを使い果たした後だっただけに
相手のシステムを確り見極めてカードを切った。
そして最後のカードはDF内田、
この起用は最初どうするのか?と思ったけれど、
この試合で中盤の守備ができる選手は全て使い果たしていた。
この中で中盤経験があり、経験豊富な選手はDF内田だった訳だ。
MFチョに代えて投入し左MFに入って
守勢時は左サイドに下がってDF酒井をフォローした。
効果的な采配でこの試合は終始新潟が
主導権を握り相手の攻撃を防いだ試合だった。
これで新潟は上位進出のための最初の関門を突破した。
次のアウエー2試合は京都と山形だが、
京都とは相性が悪く最下位とはいえ侮れない。
山形も天地人ダービーで燃えてくる。
この2試合で確り連勝できれば
今季は最終節まで上位争いができるはずだ。
ホームでは3試合強豪との対戦だけに
この2試合が強豪との対戦の挑戦権を得られるかどうかになる。
アウエー2試合勝ち点6を勝ち取って戻ってきてほしい!



出演:アルビレックス新潟
販売元:メーカーオリジナル
発売日:2010-03-26
おすすめ度:

クチコミを見る

販売元:ニューズライン
発売日:2010-02-27
クチコミを見る