7月17日公開の映画「借りぐらしのアリエッティ 」を鑑賞した。
この映画はスタジオジブリ最新作品で、
家の下に暮らす小人たちが人間に見つからないように
食料などを借りながら暮らしていたが
ある日少年にみつかり引っ越さなければならなくなり
生存を掛けて生き抜くストーリーである。
私たちの生活にはペットなどを飼っている人も多いだろうけれど、
今住んでいる世界では色々な生物が生存し、その中で生存競争もある。
その理解度が描かれている作品でもあり
共存を考えさせられることになるだろう。
この映画はスタジオジブリ最新作品で、
家の下に暮らす小人たちが人間に見つからないように
食料などを借りながら暮らしていたが
ある日少年にみつかり引っ越さなければならなくなり
生存を掛けて生き抜くストーリーである。
私たちの生活にはペットなどを飼っている人も多いだろうけれど、
今住んでいる世界では色々な生物が生存し、その中で生存競争もある。
その理解度が描かれている作品でもあり
共存を考えさせられることになるだろう。
スタジオジブリ最新作品は2年ぶりだけれど、
今回は宮崎監督ではなく若手の米林監督が務めている。
当然宮崎監督の後継者が必要なわけで
その中でスタジオジブリも数年単位で作品が製作されていく。
そして今回は「借りぐらしのアリエッティ 」という訳だけれど、
この作品の意味を考えた時前作の崖の上のポニョが
あなたは受け入れる事ができますか?という問いかけだったが、
今回はあなたは共存する事ができますか?
という問いかけになるだろう。
これは生物の中で人間以外にもペットなら犬や猫がいるし、虫もいる。
そして家畜している動物だって・・・
それぞれ人間が暮らす中でペットを飼う場合は
当然その動物に対して理解があるから共存できるわけであり、
一緒に暮らせる。
しかしその動物に対して理解がなければ共存はできないという事でもある。
正直何でも共存可能なら争いなど起こる訳がないのだが、
私たちはそんな共存というテーマに
直面しているのかもしれない作品が
今回の「借りぐらしのアリエッティ 」だ。
隠れて暮らしていた小人のアリエッティたちが
ある日少年に見つかった事で引っ越すまでの過程が描かれる。
果たしてアリエッティは少年と理解しあえるのだろうか?
キャスト
アリエッティの声演じる志田未来
少年翔の声演じる神木隆之介
ポットの声演じる三浦友和
ホミリーの声演じる大竹しのぶ
スピラーの声演じる藤原竜也
貞子の声演じる竹下景子
ハルの声演じる樹木希林
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
アリエッティはとある郊外の古い屋敷に住んでる小人の女の子。
小人の一族は、自分たちの暮らしに必要なモノを
必要なだけ人間の世界から借りて生活する、借りぐらしの種族だ。
アリエッティが初めて借りに出たその夜、
借りの最中に病気の静養でこの屋敷にやってきた
少年・翔に姿を見られてしまう。
人間に姿を見られたからには、引っ越さないといけない。
掟と好奇心の間でアリエッティの心は大きく揺れるのだった…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして小人の種族は絶滅種族という事で
人間や動物に見つからないように生活している。
確かに小さい体では戦えるほど強くないし、小さい動物ほど弱い。
ゆえに弱いなりに生き抜く術が必要な訳だ。
そこで小人たちが選んだのは人間の床下で住まいを構え、
人間の食べ物や生活用品を少しだけ借りる事だった。
まあ普通にこれ位の量が無くなっても気づかないほどだから
人間にとっては殆ど影響がない。
そんな中そこで暮らすアリエッティがある日病気療養でやって来た
少年翔に見つかってしまった事で生活が一変する。
翔の家は元々代々小人を観た初代から翔の4代目まで
小人がいるものだと思っていた。
そのため小人用のショーケースを作ったほどだ。
そんなアリエッティは父ポットと借りに出た。
そこで角砂糖やティッシュを取ろうとしたが、
その時少年翔に見つかってしまい借りは失敗してしまう。
少年翔はアリエッティの存在を知ってから
アリエッティに忘れた角砂糖などを差し出すが、
これを取ったら小人の存在がわかってしまう。
家には小人の存在を好奇心で探し出そうとする
お手伝いのハルの存在があった。
かつて小人を見たことで小人を見つけることに執着していた。
そしてある日アリエッティは少年翔に自ら会いに向かい
差し出した角砂糖を返しに来た。
そこで少年翔とアリエッティは初めて言葉を交わしたのだった。
そしてそんな些細な交流が続いたある日
アリエッティたちに大きな出来事が訪れる。
それは翔が自らショーケースをアリエッティたちに
上げた事で事態は急変する。
そしてそれを知ったハルがホミリーを見つけて捕まえた。
ホミリーが捕まった事を知ったアリエッティは
少年翔と共にホミリーを助けに向かう果たして
ホミリーを助ける事ができるのか?
そしてアリエッティの運命は?
少年翔とは解り合えるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
私たちは人間同士でも共存する事が難しい訳だから、
当然動物との共存はより難しい訳だ。
人間同士なら同じ人間でも受け入れられる人と
受け入れられない人がいるように
前者なら共存できても後者なら共存できない。
そしてさらに動物でも同じで犬が好きな人、
猫が好きな人は同じ環境で共存する事ができる。
私の家でも猫を飼っているので確り共存できているし、
猫は外敵がいないから三食昼寝付だから
亡くなるまで悠々自適な生活を送るだろう。
しかしこれが犬や猫を嫌いな人は一緒にいるだけで
嫌な訳だから理解がある訳がない。
そう考えればこの作品で描きたい事は
あなたはアリエッティと共存できますか?という事に繋がる。
少年翔と貞子(最終的に存在を知った)については
アリエッティに理解を示したからもし暮らす事を
話し合えば一緒に暮らせただろう。
しかしハルのように好奇心で見世物としか考えない人は
共存は不可能で理解を示す事はないだろう。
早い話理解なき人と共存する事は時として
困難を極めるという事があるものだ。
それでも世の中には共存しなければならない
ケースもある事をこの作品を教えてくれたのだと思う。
総評として人は誰かと共存し、そして動物と生物と共存している。
その共存にはそれぞれの理解がなければ成立しない訳で、
そういう理解を私たちは確り示せるようになる必要も時として必要だろう。
生存競争の中でいかに共存していくのかを考えさせられた作品でした。

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今回は宮崎監督ではなく若手の米林監督が務めている。
当然宮崎監督の後継者が必要なわけで
その中でスタジオジブリも数年単位で作品が製作されていく。
そして今回は「借りぐらしのアリエッティ 」という訳だけれど、
この作品の意味を考えた時前作の崖の上のポニョが
あなたは受け入れる事ができますか?という問いかけだったが、
今回はあなたは共存する事ができますか?
という問いかけになるだろう。
これは生物の中で人間以外にもペットなら犬や猫がいるし、虫もいる。
そして家畜している動物だって・・・
それぞれ人間が暮らす中でペットを飼う場合は
当然その動物に対して理解があるから共存できるわけであり、
一緒に暮らせる。
しかしその動物に対して理解がなければ共存はできないという事でもある。
正直何でも共存可能なら争いなど起こる訳がないのだが、
私たちはそんな共存というテーマに
直面しているのかもしれない作品が
今回の「借りぐらしのアリエッティ 」だ。
隠れて暮らしていた小人のアリエッティたちが
ある日少年に見つかった事で引っ越すまでの過程が描かれる。
果たしてアリエッティは少年と理解しあえるのだろうか?
キャスト
アリエッティの声演じる志田未来
少年翔の声演じる神木隆之介
ポットの声演じる三浦友和
ホミリーの声演じる大竹しのぶ
スピラーの声演じる藤原竜也
貞子の声演じる竹下景子
ハルの声演じる樹木希林
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
アリエッティはとある郊外の古い屋敷に住んでる小人の女の子。
小人の一族は、自分たちの暮らしに必要なモノを
必要なだけ人間の世界から借りて生活する、借りぐらしの種族だ。
アリエッティが初めて借りに出たその夜、
借りの最中に病気の静養でこの屋敷にやってきた
少年・翔に姿を見られてしまう。
人間に姿を見られたからには、引っ越さないといけない。
掟と好奇心の間でアリエッティの心は大きく揺れるのだった…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして小人の種族は絶滅種族という事で
人間や動物に見つからないように生活している。
確かに小さい体では戦えるほど強くないし、小さい動物ほど弱い。
ゆえに弱いなりに生き抜く術が必要な訳だ。
そこで小人たちが選んだのは人間の床下で住まいを構え、
人間の食べ物や生活用品を少しだけ借りる事だった。
まあ普通にこれ位の量が無くなっても気づかないほどだから
人間にとっては殆ど影響がない。
そんな中そこで暮らすアリエッティがある日病気療養でやって来た
少年翔に見つかってしまった事で生活が一変する。
翔の家は元々代々小人を観た初代から翔の4代目まで
小人がいるものだと思っていた。
そのため小人用のショーケースを作ったほどだ。
そんなアリエッティは父ポットと借りに出た。
そこで角砂糖やティッシュを取ろうとしたが、
その時少年翔に見つかってしまい借りは失敗してしまう。
少年翔はアリエッティの存在を知ってから
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そこで少年翔とアリエッティは初めて言葉を交わしたのだった。
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それは翔が自らショーケースをアリエッティたちに
上げた事で事態は急変する。
そしてそれを知ったハルがホミリーを見つけて捕まえた。
ホミリーが捕まった事を知ったアリエッティは
少年翔と共にホミリーを助けに向かう果たして
ホミリーを助ける事ができるのか?
そしてアリエッティの運命は?
少年翔とは解り合えるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
私たちは人間同士でも共存する事が難しい訳だから、
当然動物との共存はより難しい訳だ。
人間同士なら同じ人間でも受け入れられる人と
受け入れられない人がいるように
前者なら共存できても後者なら共存できない。
そしてさらに動物でも同じで犬が好きな人、
猫が好きな人は同じ環境で共存する事ができる。
私の家でも猫を飼っているので確り共存できているし、
猫は外敵がいないから三食昼寝付だから
亡くなるまで悠々自適な生活を送るだろう。
しかしこれが犬や猫を嫌いな人は一緒にいるだけで
嫌な訳だから理解がある訳がない。
そう考えればこの作品で描きたい事は
あなたはアリエッティと共存できますか?という事に繋がる。
少年翔と貞子(最終的に存在を知った)については
アリエッティに理解を示したからもし暮らす事を
話し合えば一緒に暮らせただろう。
しかしハルのように好奇心で見世物としか考えない人は
共存は不可能で理解を示す事はないだろう。
早い話理解なき人と共存する事は時として
困難を極めるという事があるものだ。
それでも世の中には共存しなければならない
ケースもある事をこの作品を教えてくれたのだと思う。
総評として人は誰かと共存し、そして動物と生物と共存している。
その共存にはそれぞれの理解がなければ成立しない訳で、
そういう理解を私たちは確り示せるようになる必要も時として必要だろう。
生存競争の中でいかに共存していくのかを考えさせられた作品でした。



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