6月12日公開の映画「アウトレイジ」R15+指定を鑑賞した。

この映画は北野武監督最新作品で

ヤクザの世界を舞台に全員悪人しか登場しない今時珍しい映画で、

仁義なき戦いを繰り広げた先に裏切りに裏切りを

繰り返して抗争を繰り広げていくストーリーである。

ヤクザ映画は昔はよく作られたけれど、

最近はあまり観ないだけに久しぶりに

ヤクザの世界の仁義なき戦いを堪能できる作品となっている。
本当に最近ヤクザの世界が舞台の映画って減ってしまいましたよね。

確かに上映する映画館としてはヤクザ映画を

上映しずらいのもあるだろうし、

どうしてもR指定になるのでターゲットが限られてしまう。

今回は北野作品という事で後押ししたけれど、

思えば北野作品によるヤクザ映画もかなり久しぶりだったりする。

元々北野監督はこの手の映画を得意にしていただけに、

久しぶりにこれが北野作品の原点という事を感じられる作品だ。

ストーリーとしては上下関係による攻防が

展開され最後は飲み込まれるという

解り易い展開なので最後に生き残るのは誰なのか?

キャスト

大友組組長大友演じるビートたけし

大友組若頭水野演じる椎名桔平

大友組組員石原演じる加瀬亮

山王会本家会長関内演じる北村総一朗

山王会本家若頭加藤演じる三浦友和

池元組組長池元演じる国村隼

池元組若頭小沢演じる杉本哲太

村瀬組組長村瀬演じる石橋蓮司

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

関東一円に勢力を張る巨大暴力団組織・山王会組長の関内のもとに、

一門の幹部が集結していた。

その席上、関内は若頭の加藤に、

直参である池元組の組長・池元と直系ではない

村瀬組との蜜月関係について苦言を呈す。

そして、加藤から村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、

その配下の大友組組長・大友に“厄介な”仕事を任せる。

こうして壮絶な権力闘争が幕を開けた…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてヤクザの抗争を徹底的に描いた

作品という事で登場人物全員悪人という割り切った内容だ。

もちろん裏社会なのでルールがあって無いような部分も多く、

当然ルール破りな部分が続いていく。

抗争の発端は客引きをした組員が

たまたま客引きした客が本家のヤクザだった

というキッカケはよくあるケースだ。

島を荒らした事に対して徹底的に言いがかりをつけてくる大友組・・・

それに村瀬組が抗争を起こしていく。

やられたらやり返すケースで展開し、

村瀬組を大友組が徹底的に潰す。

しかしここで思うようにいかないのは上下関係であり、

ここでいう上は山王会本家だ。

大友組はここの系列であり、

同じ弟分と抗争する事は本来面白い訳がない。

そんな大友組はカジノでひと儲けしようと

カジノを治外法権を使ってオープンさせる。

まあ裏社会では警察も絡んでいる訳だけれど、

この世界は実際に簡単に潰せないほど

闇が深い世界だから法律を掻い潜っているのは当然であり、

もちろん見つかれば逮捕される。

ただ何もなければいとも簡単に逮捕する訳にもいかず

そういうために警察も暴力団対策の部署がある。

やはりヤクザの資金源は風俗が多いけれど、

なかなかこういう世界で健全に商売しようとするのは難しいものだ。

見かけは普通の会社でも中に入ったら・・・

という事はありますからね。

どの世界でも裏はあるものだ。

そしてここからカジノの取り分で

抗争が起きて大友組が波紋になった事で次第にエスカレートしていく。

はたして大友組の運命は?

そしてこの抗争に勝利する者は果たして・・・

結末は劇場で観てほしいけれど、

最初から最後まで争いの絶えない仁義なき世界を描いてくれた。

主役が男なので女の出る幕はあまりないものの、

R指定である事もあり、女の活躍する場面もある。

極道の世界では普通あるものだけれど、

今回の世界はあくまで男が主役ですからね。

でもこれだけの抗争を起こして何もなかったのように

なるのはさすが仁義なき世界である。

総評として久しぶりにヤクザの世界を堪能できた

作品としては十分評価できると思うし、

こういう世界もあるのだという事を認識するには

いいキッカケになった作品だと思います。

何事にもルールがあるものの

それは生き残るためなら時として

ルールを破る事も必要なのだという事を示したのではないかと思います。

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