15日公開の映画「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」を観賞した。

この映画は日本テレビ系で放送されている

書道ガールズ甲子園の実話を元にした作品で、

愛媛を舞台に高校で書道に明け暮れていた

書道部の生徒たちが新任してきた

顧問の大きな書道を書いた事をキッカケに

友情を深めながら不況で閉店ばかりの街を活気づけようと

書道パフォーマンスを行うストーリーである。

ズームインで元旦や祝日に放送されてすっかり恒例になった

書道ガールズ甲子園だけれど、

そのキッカケには町おこしがあり、

そこから生まれた実話という事と楽しく書く

という事を教えてくれるストーリーとなっている。

書道ガールズ甲子園は私も元旦や先月の5月5日に

放送されたのを観たので良く知っているけれど、

音楽に合わせて描くという書道では

画期的な描き方を披露する事で競うんだけれど、

その中には書く事の楽しさが込められている。

リズムに合わせて描く事はそれだけリズムとタイミングが

一致しなければならないので相当練習している事だろうけれど

それだけ体力もいる。

しかしこの書道ガールズ甲子園の誕生が町おこしから

始まったのを放送されたのが

愛媛三島高校の書道ガールズの紹介から始まった。

そんな実話を元に制作されたのが今回の書道ガールズだ。

最初はチームワークがバラバラだった書道部のメンバーが

書道パフォーマンス甲子園を開催するまでの姿をレビューしていきたい。

キャスト

書道部部長で実家が書道教室をやっており厳しい指導の元育ったが

その厳しさから部員と衝突する事になるが、

街おこしを決意し考えが変わっていく

早川里子演じる成海璃子

書道部のムードメーカーで時には里子と

他の部員との衝突の止め役になる

篠森香奈演じる桜庭ななみ

母の病気で書道部に出れなくなり里子と衝突してしまったが

書道部全員の説得で再び書道部に戻ってくる

岡崎美央演じる山下リオ

実家は文房具販売店だったが不況の影響で

店をたたむ事になり転校するが、

新任してきた教師の書道パフォーマンスをみて感動し

書道パフォーマンスにハマる

好永清美演じる高畑充希

中学時代いじめにあった経験がありおとなしい印象があるが、

字を書く事で自分を見つけられた。

そんな影響もありある曲が書道パフォーマンスで使用する事になる

山本小春演じる小島藤子

臨時の新任教師で里子たちに書道の楽しさを教える事になる

池澤先生演じる金子ノブアキ

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

日本一の紙の生産量を誇る小さな町、愛媛県四国中央市。

不況のため町の商店街は閑散としていた。

そんな中、四国中央高校の書道部にも危機が迫っていた。

部長・里子の厳しさに退部希望者が続出、

部員たちの気持ちもバラバラに。

ある日、部室から聞こえてくる大音量の音楽に驚き

部屋を覗いた里子の目に飛び込んできたのは、

大きな半紙を睨むように見つめ、

筆を振り上げ音楽に合わせて流れるように

文字を書く臨時顧問・池澤の姿だった。

最初は書道パフォーマンスに反対していた里子だったが、

町のどこからでも見える紙工場の煙突を見たとき、

忘れていた何かを思い出した。

…大切な町を守りたい…。

里子たちは“書道パフォーマンス甲子園”を開催し、

町興しをしようと決心する。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして最初は部員の衝突から

次々と辞めていく書道部・・・

その原因は里子の厳しい接し方にあった。

里子は実家が書道教室をやっており、

小さい時から書道に対する厳しい指導を受けて育ったのだった。

しかし里子が厳しくなったのはそれ以外にも原因があった。

しかしそんな里子をなだめるのが香奈の役目だった。

香奈は書道部のムードメーカー的な存在で

暗くなりがちな書道部を明るく振舞っていた。

そんな中新しい顧問が決まり、

その顧問を間違って泥棒扱いしてしまった事で

新任の顧問は指導する資格はないと言って指導しようとしない。

そんな中顧問は校舎外で書道パフォーマンスを行う。

その書道は音楽のリズムに合わせながら書くものだった。

このパフォーマンスに校内は大きな拍手が起こったけれど、

里子はこれを面白くなく、つい批判的な言葉を投げかけたのだった。

確かに里子にとっては書道は自分に向かって

書くものだという事を考えだった。

確かに書道を音楽に合わせて書くというのは

里子にとって画期的な事だった。

しかしそれを観ていて感動した人がいた。

それは部員の清美だった。

書道パフォーマンスに感動した清美は

1人書道パフォーマンスの練習をするが、

これもまた里子に批判され止められる。

しかし清美はやめなかった。

部室に来なくなった清美を書道部を辞めたと

勘違いした里子と香奈は清美に謝りに1人練習する清美に謝るが、

清美はやめた覚えはないと言って練習している

という事を告げたのだった。

そんなある日清美の店が閉店する事になり

その感謝を込めて書道パフォーマンスをやりたいと清美が言い出し、

それに里子、香奈が部員が協力し

書道パフォーマンスのための練習を行って

書道パフォーマンスを披露する当日を迎えた。

しかし途中まで上手くいっていたものの、

最後で清美がミスをしてしまい

せっかくの書道パフォーマンスが台無しになった。

この失敗で再び里子と香奈が口論となるが、

清美の父は逆にこの事を感謝するのだった。

そんなバラバラになりそうだった時

清美との別れの日小春から渡された

1曲をキッカケに流れが変わる。

そんな時里子の昔から知っている

製紙工場が火災で炎上してしまう。

実は製紙工場はその日に倒産していたのだった。

そんな出来事で里子は動く。

この町に活気を取り戻さなければ・・・

そして里子は香奈、小春ら部員と共に

書道パフォーマンス甲子園をやろうと動き出すのだった。

この企画を町役場でお願いして、

県外などから参加校を募集したら3校の出場の申し込みがあった。

そしてそれに向かって顧問に指導をお願いする

里子たちに顧問もようやく指導する気持ちになり、

指導し始めるが、それは体力強化とチームワーク作りだった。

確かに体力がなければあれだけ大きい書は掛けないですからね。

そんな中里子たちは美央に戻ってきてほしいと

みんなで美央を迎えに行って美央が再び書道部に戻ってくるのだった。

そんな大会直前に里子の父にそんなばかばかしいものは

すぐにやめなさいと言うが里子はこれを拒絶する。

それを理解できない里子の父は顧問を訪れやめるように言うが、

顧問はある事を里子の父に告げるのだった。

そして大会当日里子たちは無事書き遂げる事ができるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

最後のシーンは本物の書道ガールズのパフォーマンスが

披露される訳だけれど、

やはり確り練習しているだけあって

実にすばらしい演技を披露した。

ズームインの放送でも観ているけれど、

約数分間で書きあげる書道は観ている人たちを本当に楽しくさせる。

中にはそれが1つのエンターテインメントになっているものや、

本当に書で勝負するものなどそれは

その高校の個性そのものが表現されている。

だから里子たちの書道も里子たちらしい

書道を最後は完成させる訳だけれど、

元々普段からやっている訳じゃない5人がここまで

上達させるだけの練習を重ねた事で完成させた書は

本当に頑張った気持ちが伝わってくるものだった。

総評として何でもそうだけれど、

楽しく書かなければそれが文章でも文字でも

人に伝わってしまうものだ。

その伝えたい気持ちが文章に籠められたり、

文字に籠められたりするものだ。

それは伝える人たちに伝えたい事があるから

伝えるんだという事を教えてくれた

里子たちのパフォーマンスだったと思います。

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