あまりの突然の辞任劇と突然の就任劇に

ただただビックリしているところです。

監督交代は良くある事だけれど、

後任が昨シーズンまで新潟を仕切った鈴木淳監督というのが

ある意味ビックリしたところです。

確かに今在野で即監督に就任できる人は多くないとはいえ

まさか鈴木淳監督がわずか２カ月で現場復帰するとは思わなかった。

何せ鈴木監督は新潟４シーズンで新潟を

Ｊ１で戦えるチームにしてくれた人だから

その手腕は私も良く知っているし、

逆にいえば信念を持って采配する人ではあるものの、

悪く言えば頑固な采配をする監督ではある。

鈴木監督にとって１番の利点は昨シーズンまで

新潟の守護神だったＧＫ北野がいる事で

鈴木監督の戦術を知っている選手が在籍しているのは

ある意味大きい決め手だったかもしれない。

監督を代える時にはチーム事情を知っていて

尚且つその監督の戦術を知っている選手がいると

浸透する時間は掛からないだけにその点ではプラスかもしれない。

しかし大宮の戦力を考えるとディフェンスラインについては

マトと深谷、ＧＫ北野がいるから大丈夫だろうけれど、

攻撃面は現在藤本とラファエルが離脱中で攻撃面は相当苦しい。

鈴木監督の新潟時代にはＭＦマルシオを中心とした

中盤のパスサッカーからサイド攻撃を軸としたけれど、

大宮の場合ＭＦにマルシオのような選手がいないだけに

逆にどのようなサッカーを展開するのかが

１つのポイントになるだろうし、

中断期間でどういう補強をするかで大宮のサッカーが見えるだろう。

新潟とはナビスコ杯では５節で対戦するけれど、

リーグ戦は３３節まで対戦しないが

そこまで残留争いを展開した時には

新潟のサッカーを良く知っているだけに脅威になるのは間違いない。

逆に今まで新潟を指揮した経験のある監督が

ホームビックスワンで対決した経験が実はまだない。

反町監督とはアウエーで対戦したが、

その時は新潟の弱点を完全に突かれてしまった。

新潟の弱点を良く知っている人と

対戦するのはある意味嫌な存在ではある。

新潟も人事じゃないだけにいち早く大宮より

上へ行けるようにしたいところだ。



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