13日巨人対阪神戦が東京ドームで行われ、

7対9で阪神が6点差を巨人のお家芸のお株を奪う

一発攻勢で逆転勝利し、巨人は阪神戦で34年ぶりの

6点差を逆転される屈辱を味わった。

試合は巨人先発藤井投手、阪神先発能見投手の投げ合いで始まり、

初回に巨人が3番小笠原選手の2ランで先制すると、

2回には7番亀井選手のホームランでリードを広げると、

3回には4番ラミレス、7番亀井選手のタイムリー、

8番エドガーの押し出しで6点をリードした。

しかし阪神は6回に3番鳥谷選手の2ランで反撃を開始すると、

5番新井選手のホームランで先発藤井投手は降板し

2番手久保投手も7番ブラゼルの2ランで1点差に迫った。

しかし巨人は7回に4番ラミレスの内野ゴロの間に1点を追加したが、

8回に阪神は1死1,2塁から3番手豊田選手が

8番桜井選手に痛恨の3ランを浴びて逆転され、

4番手金刃投手も1番マートンに1発を浴びてリードを広げられると、

最後は抑えの藤川投手に抑えられ巨人は対阪神戦では

34年ぶりの6点差逆転負けを屈した。

これで巨人はまたも3カード連続初戦を落として

選手交代のタイミングミスが敗戦に繋がった。
今年の阪神は赤星選手の引退で1番に新外国人のマートンが

座っているけれど、マートンが絶好調な事もあるけれど、

城島捕手の加入で打線の破壊力は

昨シーズンと比べものにならないほど強力になった。

序盤に6点リードした事の油断が原監督にあったのだろうが、

5回もならないうちに3番小笠原選手をベンチに下げてしまった。

長いシーズンを考えてというのは確かにわかるけれど、

それでもあまりにも早く下げすぎだ。

これが7回に打順が回ってきて

その後守備固めで交代ならまだわかるけれど、

5回ではまだ投手陣がどうなるかわからない段階だし、

越智投手らが登場する終盤じゃないだけに

力の落ちる投手が登板する可能性が高い中盤に交代するのは

あまりにも危険すぎる。

原監督の積極交代は間違いとは言わないが、物事タイミングがある。

当然早い回に交代すればそれだけ交代できる選手はいなくなる訳で、

終盤に逆転を許した時に代打の選択肢は確実に減る訳だ。

特に主軸である小笠原選手は早い段階で下げたのは拙かった。

それ以上にこの試合では球場が狭い事もあるけれど、

今季の阪神打線は1985年の最強打線に匹敵するほどの

メンバーが揃っている。

特に城島捕手の加入で7,8番に打撃の良い打者を使えるのも

相当な強みだ。

昨シーズンはここに打撃の弱い選手を起用しなければ

ならなかった事を思えば巨人の阿部捕手同様打てる捕手が

いるといないではこれだけ違うものだという事がわかる。

考えてみれば2番以外は巨人も阪神も一発を打てる選手が

揃っている訳で7番にブラゼルがいるのは相当怖い。

5発を浴びるのは阪神戦ではそれほど多くないけれど、

以前は繋ぎの打線で大量失点した試合はあったけれど、

6点差リードしながら敗れたのが34年ぶりというのは少し意外だ。

それ以上に大量失点した試合の記憶の方が多いだけに・・・

とにかく今日の敗戦は選手交代が早過ぎた事と

6点リードで油断した原監督のミスに尽きる。

これで阪神戦では主軸が6回以前に怪我以外で

下がる事はないだろうという事はハッキリしたのが唯一の収穫だ。

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