4月10日公開の映画「ダーリンは外国人」を観賞した。

この映画は小栗左多里原作のコミック・エッセイ

「ダーリンは外国人」を映画化した作品で

漫画家を目指す女性があるキッカケでアメリカ出身の外国人と交際、

同棲する事になり、結婚するまでの過程を描いたストーリーである。

外国人と結婚する国際結婚は珍しくなくなったけれど、

結婚するまでは色々あ文化の違いや言葉の違いで

悩み人も少なくないようでそれらのハードルを越えられた時

国際結婚まで辿り着くのかもしれない。
この話は実話を元にした作品という事で

実話ほど面白い作品もないものだ。

むろん私も英語はストーリーに登場する

さおり同様学生時代は毎回赤点ばっかりだったので

今でも英語初め外国語アレルギーという感じで洋画を殆ど観ないし、

観ても2時間が限界という感じだ。

もちろんこれまで1度も外国へ行った事もないので

外国へ出る機会もない。

ただ私自身外国人だから嫌いというのはなく、

学生時代には外国人留学生と接した事もあったし、

宗教などの関係で髭を剃れなかったり、

食事に制限があったりしたケースは多少なりともあったかな。

でも日本の生活が長いと言葉も日本語となるので

外国人だからという毛嫌いはない。

日本国内でも青森弁を喋る人と薩摩弁を喋る人では

全く話が合わないのに、

英語なら通じつという現象もある位だ。

国際結婚と言えば私が1番印象に残っているのは

アルビレックス新潟の試合前に結婚式を挙げたカップルが

この映画のようにダーリンは外国人で

そのカップルはダーリンはイギリス人で結婚を決めた時

「マンチェスターUの試合はCSでも観れるけれど、

アルビレックス新潟の試合は日本でしか

観れないから日本に残って君と結婚する」

という言葉が印象的だったりする。

そのカップルは今でもビックスワンで観戦しているし、

子供も生まれて今はファミリーでビックスワンに観戦に来ている。

色々ないきさつがあって結婚するけれど、

国際結婚は国によってハードルが高いようだし、

しきたりも違うようだ。

そういう観点でストーリーをレビューしていきたい。

キャスト

漫画家を目指し日々漫画を描いているが、

ある日出会った外国人のトニーと意気投合して恋人同士になるが、

学生時代は英語4点しか取れなかったほど

外国語が苦手で父親から反対される

さおり演じる井上真央

アメリカ出身の外国人で語学オタク、

色々な言葉の表現に疑問に思いながら

さおりに接している少し心の弱い

トニー演じるジョナサン・シェア

さおりの姉で結婚式でトニーを紹介されさおりの結婚を応援する

美佳演じる国仲涼子

さおりの母でトニーを紹介されるや

意気投合してさおりの結婚を応援する

一江演じる大竹しのぶ

さおりの父でトニーとの結婚に反対するが・・・

正利演じる國村隼

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

漫画家を夢見るイラストレーター、

さおりは中学時代、英語のテストで4点を取るほど、英語は大の苦手。

そんな彼女が恋に落ちた男性は、語学オタクの外国人、トニーだった。

漢字の美しさに一目惚れして日本に来ただけに、日本語はペラペラ。

しかし、外国人のトニーの言動は、日本人のさおりには、

理解に苦しむことばかりだった……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして英語4点を取るほど

外国語がオンチなのに外国人と付き合うというのは

ある意味運命以外にないという感じだ。

これもトニーが日本語がペラペラだからだったと思うけれど、

これが日本語の話せない外国人だったら

こういう進展はしなかっただろうと思う。

要するに簡単な話交際に至るには言葉の問題を

解決しなければならないという事が1番も大前提だ。

普通英語しか話せない人と日本語しか話せない人と

結婚する可能性はかぎりなく0に近い数字になるだろう。

ここで登場した人たちはまず言葉の問題は

どちらかのパートナーが解決しているという事で成立している。

さおりのケースの場合はトニーが語学堪能だったから

さおりは言葉の点ではトニーとは問題ない。

しかしやはりトニーも日本人ではないので

日本人の考えや文化に疑問を抱いている事も少なくなかった。

ゆえにここで登場するどうしてブン殴るはブンなの?

とかやれああしろこうしろのやれってなに?

という感じで確かに言われれば

そういう意識をしないで使っている言葉が多かったりする。

特に方言に慣れているとこの言葉の意味を

よくわからないで使っている事も少なくなかったりするし、

逆に普段使わない方言だと意味すらわからない事もある。

私たちの生活では環境に慣れる事で

その環境に順応していくものだが、

人によっては馴染めない人もいる訳で、

必ず馴染めるとは限らないものだ。

そしてこのストーリーの主人公さおりとトニーはさおりが頑張って、

トニーがそれを見守りながらさおりを手伝うという感じだ。

最初は掃除、洗濯などできないトニーは

さおりに教えてもらいながらやっていくけれど、

それぞれ得意不得意があるので家事についても

それぞれ役割を決めてやった方が良いと思う。

最近は何でもとはいうけれど、

何でもできるほど器用じゃないのが人なので得意な部分、

不得意な部分を補い合う事が夫婦になって行く事になるのだろう。

国際結婚という事で当初は父親も反対され、

苦悩するさおりはその事を1人で抱える。

もっとも紹介する時に筋を通さず紹介しているので

どうしても反対されるのが怖かったのかもしれない。

外国人と交際すると色々な障害があるものだけれど、

元々人類は1つの人種から複数の人種になっていった訳で、

外国人だからと言うよりも文化の違いが1番大きいし、

国によって法が違うのでそういう面でも色々手続きが違ってくる。

特に宗教色の強い国の方と結婚すると

その文化と宗教に苦労し易いかもしれない。

結果的には結婚するまでの過程というストーリーなので

その過程は劇場で観てほしいところだ。

総評として外国人の彼を持ったとしても言葉の問題、

文化の問題を超える事が出来た時に初めて結婚まで至るのだ思う。

特に言葉の問題は1番大きいところで、

2人だけでなく親族との付き合いの中で

克服しなければならない事もある。

そういう困難を超えた時2人の愛に

国境はなくなるのかもしれません。

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