7日サッカー国際親善試合キリンチャレンジカップ2010

日本対セルビア戦が大阪長居スタジアムで行われ、

0対3で日本は国内組だけで固められたセルビア代表に

完膚なきまでに叩きのめされ何の収穫もない試合で

最終メンバー発表前最後の試合を終えた。

試合は前半からカウンター攻撃でセルビアが日本ゴールを襲い、

前半15分にFWムルジャがゴールを決めて先制すると、

前半23分にも同じくFWムルジャに決められ、

日本は殆ど良いところなく前半を終了した。

後半になっても日本は守備を固めたセルビアのゴールを破るどころか、

後半15分にMFトミッチにFKを決められ、

日本はメンバー交代で選手を入れ替えたが

結局何もできないまま試合は終了した。

これで日本代表はW杯メンバー発表前

最後の試合を終えて何も収穫もないままW杯を戦うことになった。
学習能力のない監督を続投すればこういう結果になる事は

おのずと見えていた事だったので別に驚く事もないが、

相手は国内組で固められたセルビアとはいえ

強豪フランスを抑えて1位突破したチームだ。

旧ユーゴの流れを組むセルビアは東欧のブラジルと

言われるほどボールコントロールの上手い流れを

組んでいる国だけに簡単には勝てる相手じゃない事位

試合前からわかっていたけれど、

まあ早い話DFは闘莉王が抜けると守備力が大きく低下し、

FWは相変わらずアジアでしか通用しない背の低い岡崎、

玉田、興梠らどう考えても空中戦で勝てる訳のない選手を

使っているようではいくらクロスを上げても

万に1つ勝てる保証すらない。

サイド攻撃とはいうけれど、

これはあくまでFWと中央に背の高い選手と

背の低い選手がバランスよく走り込んだ時に威力を発揮する。

だから今の日本代表ではどれだけクロスを上げても

得点できる可能性は限りなく低い。

このシステムで唯一得点できるとすれば

ミドルシュートかFKぐらいだが、それも活かせなかった。

さらにはCBの控え育成を怠ったつけも回ってきているし、

結局2年間何をやってきたのかという試合だった。

2試合の強化試合を無駄にしただけという印象でしかないし、

セルビアのアウエーでの戦いにおいて

競合国との戦いを想定して確り堅守カウンターを実行していたし、

監督がスタンドで選手をチェックしている時点で

既に敵じゃないと判断されていた。

こんなのショックでも何でもなく

当然の結果と受け止める以外言葉はない。

普通に観ていてもこのFWでどうやって得点を取るのかすら

感じられない訳だから、

トルシエ、ジーコ、オシムですら

こんなわからない攻撃プランは立てなかった。

トルシエ規律、ジーコ想像力、オシムの俊敏性と

必ず得点を取る形はあった。

しかし今の代表にそれがあるか?という事だ。

W杯出場国最低の監督というレッテルを貼られるのは言うまでもなく、

この2カ月でもW杯に向けて短期で

監督交代した国は何カ国も存在した以上

続投という決断は完全に間違いだ。

当然結果を伴わなかった時はわかっているんでしょうね犬飼会長?

という事は付け加えておこう。

非現実的な秋冬制の破たんと共にサポーターに

ケジメをつける必要があるでしょう。

今更監督交代を叫んでも仕方ないが、

少なくても今監督を交代しても

今の監督よりサポーターは納得するだろうし、

結果が伴わなくても交代した監督の責任とはいえない。

この試合ではっきりしたのは名前は上げないが

常時使われたFWでは選ぶ意味がないという事だ。

背の低いFW、この場で意味があるのか大学生を選んでいる

暇なんてないはずだった訳だから・・・

CBでもまだ代表で使えそうな選手がいるのに

何処観ているんだ?

という事がわかった位だったのが収穫だった。

少なくてもMFとFWの多数は選ぶべきじゃないという事だけが

わかった試合だった。

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