19日公開の映画「ウルルの森の物語」を鑑賞した。
この映画は母親の病気で北海道でひと夏を過ごす事になった
2人の兄弟が絶滅したと思われた狼の子供を保護した事から
狼を森へ返すために森へ向かって狼を返そうとする
親子と兄妹の絆を描いたストーリーである。
動物保護を考えつつ、大人の事情に巻き込まれながらも
動物とどう向き合えばよいのかを考えさせられる作品となるだろう。
この映画は母親の病気で北海道でひと夏を過ごす事になった
2人の兄弟が絶滅したと思われた狼の子供を保護した事から
狼を森へ返すために森へ向かって狼を返そうとする
親子と兄妹の絆を描いたストーリーである。
動物保護を考えつつ、大人の事情に巻き込まれながらも
動物とどう向き合えばよいのかを考えさせられる作品となるだろう。
マリと子犬の物語から丁度2年とマリの場合は完全実話から
生まれた作品だっただけに地元の長岡では
半年に渡るロングランを記録した作品だったけれど、
今回のウルルはしいて言えば架空のお話が混じったストーリーという感じだ。
だからどうしてもマリと比べてしまうと実話が入らない
ウルルは何を持って観るべきなのか?
というのが1つの指標となる作品になるのかもしれない。
もし私がこの作品に指標を示すとしたら
自然と私たちの人間の生活環境は違うものだという事を確り
理解する作品なのだと思う。
自然豊かな北海道の動物たちを治療する獣医と
その子供たちが今回主役な訳だけれど、
果たして子供たちはウルルと出会ってどんな変化をもたらす事になるのか?
キャスト
北海道のWER(野生動物救命所)で傷ついた野生動物を救う
獣医生野大慈演じる船越英一郎
大慈の妹で動物カメラマンとして活躍する生野千恵演じる深田恭子
大慈の息子で大慈の仕事に夢中になっている事に対して親子関係が崩れている
工藤昴演じる桑代貴明
大慈の娘でウルルを見つけて面倒を見た後森に返そうとする工藤しずく演じる
北村沙羅
牧場で働き昴にホロケシの森が狼の住んでいるところと教える
大森拓馬演じる濱口優
心臓病に倒れ別れた夫の大慈に2人の子供を預けて自らは心臓病も手術を受ける
工藤夏子演じる桜井幸子
森で狩猟をしている猟師知里辰二郎演じる大滝秀治
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
母・夏子の入院をきっかけに、
父・大慈の暮らす北海道に行くことになった昴としずくの兄妹。
ほとんど生活を共にしたことのない父との生活に兄妹は戸惑うが、
美しい大自然や野生動物たち、周りの人々との出会いや触れ合いによって、
寂しさは徐々に消えていく。
そんなある日、しずくは一人ぼっちのオオカミに似た子犬に出会う。
“ウルル”と名付けたその子犬との幸せな日々を送っていた折、
野生動物保護協会の長谷部が訪れ、
ウルルは絶滅したはずのエゾオオカミの子供の可能性が高く、
しかるべき機関で預かるべきだと主張する。
昴としずくは、ウルルを母親オオカミの元へ返そうと、
「オオカミの国」と呼ばれる伝説の“ホロケシ”を目指して旅に出る。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして最終的にはウルルを通じて
家族の絆が1つになるという事を描いた作品だった訳だけれど、
今回登場した父親の大慈は父親としては失格した人で、
仕事には大変熱心という仕事の情熱を追い続けるタイプの人だ。
そういう人ってどうしても子供を母親に任せっきりにしたり、
家庭を顧みない人も少なくない。
大慈も北海道で獣医の仕事をするために
夏子と離婚して単身北海道へ戻っていた。
そんなある日夏子が心臓病で倒れ子供2人を預かる事になった。
自然に慣れない昴、自然にすぐに順応したしずくと対照的な2人だが、
そこである日ウルルを保護した事から物語は大きく動き出す。
大慈の仕事はケガをした動物を保護して自然に返すのが仕事だ。
今の自然環境の多くは人間が開発して動物の住むところを
奪ってしまったところも少なくない。
そうかと思えばサルに餌を上げた事でサルが
やりたい放題となり住民は困り果てている地域もあれば、
トキのように人工繁殖して再び繁殖させようとする
何時も人間が影響している。
地球そのものは人間だけで動いている訳じゃないのを
確り理解したところだ。
そして保護した子犬は最初ウルルと
名付けて回復する治療を進めていたが、
そのウルルが絶滅したはずの狼だという事が
わかりさらに保護する事になった。
自然に返す事を望んでいた昴としずくはその事に激しく憤りを感じ、
昴としずくはウルルを持ち出してモロケシへ返そうと
2人だけで森へ向かった。
当然これは無謀な行動な訳で直ぐに大慈と千恵らは
昴としずくを探すが見つからない。
そんな中で大慈は狼の遠吠えを耳にして
2人を発見しそのまま大慈は2人を行かす事を決断した。
その途中で昴としずくは橋で落ちそうになるが
そこで大慈しずくを助けたが今度は大慈が川に落ちてしまった。
走るウルルと昴としずく・・・
果たして大慈は無事助ける事ができるのか?
そしてウルルを森に返す事ができるのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
やはり自然に生きた動物は自然に返すのは正論だと思う。
絶滅動物を保護する必要性も良くわかるけれど、
自然の中で生きていたという事は他にも
生息している可能性があるという事だし、
無理に捕獲する必要はないと思う。
ただ怪我が酷ければ別だけれど・・・
ウルルを通じて次第に大慈は父親として
昴としずくの絆を取り戻す事ができたし、
夏子の想いも知る事で再び1つの家族になろうと誓うのだった。
マリの時もそうだったけれど、
子供だけで危険な山や森へ行かすのはちょっと考えものですけれどね。
それだけ森や山は危険だらけな場所だという事を認識すべきでしょう。
総評として動物を保護した事で動物は自然に返す事の
必要性を知る上ではとてもよかった作品だと思うけれど、
子供たちだけで山や森へ活かした事はマイナス点・・・
でも動物は家族の絆を1つにさせるキッカケになった事は
良かったプラス点でもある。
動物は自然で育ったものは自然で暮らすのが
幸せなことだという事そして家族は1つである事が
幸せという事を感じる事ができた作品でした。
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半年に渡るロングランを記録した作品だったけれど、
今回のウルルはしいて言えば架空のお話が混じったストーリーという感じだ。
だからどうしてもマリと比べてしまうと実話が入らない
ウルルは何を持って観るべきなのか?
というのが1つの指標となる作品になるのかもしれない。
もし私がこの作品に指標を示すとしたら
自然と私たちの人間の生活環境は違うものだという事を確り
理解する作品なのだと思う。
自然豊かな北海道の動物たちを治療する獣医と
その子供たちが今回主役な訳だけれど、
果たして子供たちはウルルと出会ってどんな変化をもたらす事になるのか?
キャスト
北海道のWER(野生動物救命所)で傷ついた野生動物を救う
獣医生野大慈演じる船越英一郎
大慈の妹で動物カメラマンとして活躍する生野千恵演じる深田恭子
大慈の息子で大慈の仕事に夢中になっている事に対して親子関係が崩れている
工藤昴演じる桑代貴明
大慈の娘でウルルを見つけて面倒を見た後森に返そうとする工藤しずく演じる
北村沙羅
牧場で働き昴にホロケシの森が狼の住んでいるところと教える
大森拓馬演じる濱口優
心臓病に倒れ別れた夫の大慈に2人の子供を預けて自らは心臓病も手術を受ける
工藤夏子演じる桜井幸子
森で狩猟をしている猟師知里辰二郎演じる大滝秀治
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
母・夏子の入院をきっかけに、
父・大慈の暮らす北海道に行くことになった昴としずくの兄妹。
ほとんど生活を共にしたことのない父との生活に兄妹は戸惑うが、
美しい大自然や野生動物たち、周りの人々との出会いや触れ合いによって、
寂しさは徐々に消えていく。
そんなある日、しずくは一人ぼっちのオオカミに似た子犬に出会う。
“ウルル”と名付けたその子犬との幸せな日々を送っていた折、
野生動物保護協会の長谷部が訪れ、
ウルルは絶滅したはずのエゾオオカミの子供の可能性が高く、
しかるべき機関で預かるべきだと主張する。
昴としずくは、ウルルを母親オオカミの元へ返そうと、
「オオカミの国」と呼ばれる伝説の“ホロケシ”を目指して旅に出る。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして最終的にはウルルを通じて
家族の絆が1つになるという事を描いた作品だった訳だけれど、
今回登場した父親の大慈は父親としては失格した人で、
仕事には大変熱心という仕事の情熱を追い続けるタイプの人だ。
そういう人ってどうしても子供を母親に任せっきりにしたり、
家庭を顧みない人も少なくない。
大慈も北海道で獣医の仕事をするために
夏子と離婚して単身北海道へ戻っていた。
そんなある日夏子が心臓病で倒れ子供2人を預かる事になった。
自然に慣れない昴、自然にすぐに順応したしずくと対照的な2人だが、
そこである日ウルルを保護した事から物語は大きく動き出す。
大慈の仕事はケガをした動物を保護して自然に返すのが仕事だ。
今の自然環境の多くは人間が開発して動物の住むところを
奪ってしまったところも少なくない。
そうかと思えばサルに餌を上げた事でサルが
やりたい放題となり住民は困り果てている地域もあれば、
トキのように人工繁殖して再び繁殖させようとする
何時も人間が影響している。
地球そのものは人間だけで動いている訳じゃないのを
確り理解したところだ。
そして保護した子犬は最初ウルルと
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そのウルルが絶滅したはずの狼だという事が
わかりさらに保護する事になった。
自然に返す事を望んでいた昴としずくはその事に激しく憤りを感じ、
昴としずくはウルルを持ち出してモロケシへ返そうと
2人だけで森へ向かった。
当然これは無謀な行動な訳で直ぐに大慈と千恵らは
昴としずくを探すが見つからない。
そんな中で大慈は狼の遠吠えを耳にして
2人を発見しそのまま大慈は2人を行かす事を決断した。
その途中で昴としずくは橋で落ちそうになるが
そこで大慈しずくを助けたが今度は大慈が川に落ちてしまった。
走るウルルと昴としずく・・・
果たして大慈は無事助ける事ができるのか?
そしてウルルを森に返す事ができるのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
やはり自然に生きた動物は自然に返すのは正論だと思う。
絶滅動物を保護する必要性も良くわかるけれど、
自然の中で生きていたという事は他にも
生息している可能性があるという事だし、
無理に捕獲する必要はないと思う。
ただ怪我が酷ければ別だけれど・・・
ウルルを通じて次第に大慈は父親として
昴としずくの絆を取り戻す事ができたし、
夏子の想いも知る事で再び1つの家族になろうと誓うのだった。
マリの時もそうだったけれど、
子供だけで危険な山や森へ行かすのはちょっと考えものですけれどね。
それだけ森や山は危険だらけな場所だという事を認識すべきでしょう。
総評として動物を保護した事で動物は自然に返す事の
必要性を知る上ではとてもよかった作品だと思うけれど、
子供たちだけで山や森へ活かした事はマイナス点・・・
でも動物は家族の絆を1つにさせるキッカケになった事は
良かったプラス点でもある。
動物は自然で育ったものは自然で暮らすのが
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