12日公開の映画「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」を鑑賞した。

この映画は1974年に放送されたアニメ宇宙戦艦ヤマトの

劇場版最新作でアクエリアスの海に沈んだヤマトが

ブラックホールの未曾有の危機に復活し

人類を第2の地球へ移住させる任務につくが、

謎の国家の攻撃を受けてその国家と戦うストーリーである。

映画版としても実に26年ぶりの新作であり、

再び浮上したヤマトの戦いはさらなる進化を遂げて

未知の敵に立ち向かう事になっていく。
テレビシリーズ開始から35年、

劇場版から26年ぶりとなるヤマトの新作は

CG技術が向上したことによりより鮮明な映像となって帰ってきた。

もちろん性能も格段にパワーアップし、

波動砲は6連射可能というほどだから復活した

ヤマトは装甲も強化され簡単には被弾しない構造になっている。

とはいえ軍艦主義の象徴のヤマトがわずか1艦だけで

宇宙を大きく変えられる力があるというのが

今思うと少し美化しすぎている感じはする。

確かに宇宙戦艦ヤマトはその後の機動戦士ガンダムへと

影響を与えたのは確かだがその後の主役は戦艦ではなく、

戦艦を守るべく戦うモビルスーツやモビルアーマーや

ロボットになっており戦艦は司令塔の旗艦という役割だ。

元々戦艦大和を宇宙運用できるようにした

ヤマトなので軍艦主義が戦いでも現れている。

それでも30年前は憧れたアニメなので

そのヤマトの復活を確り見届けたい。

キャスト

かつて宇宙戦艦ヤマトに登場し数々の危機を救ってきた英雄、

現在は宇宙貨物船の船長をしていたが、

地球に危機が近づくと宇宙戦艦ヤマトの艦長として

地球の危機を救おうと立ち上がった古代進演じる山寺宏一

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

西暦2220年、地球にまたも危機が訪れた。

太陽の300倍の質量を持つ移動性ブラックホールが地球に迫っているのだ。

地球連邦政府は移民船団を組織して移民を決行したが、

謎の大艦隊の攻撃により移民船団は壊滅してしまう。

古代進は第三次移民船団の護衛艦隊司令として

復活した宇宙戦艦ヤマトに乗り込み、

地球から2万7千光年離れたサイラム恒星系アマールを目指すのだった。

しかし、星間国家連合の艦隊がヤマトを待ち伏せていた…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてヤマトがアクエリアスに沈んで

17年の月日が流れていた。

ヤマトの戦史を振り返るとイスカンダルを目指してから

アクエリアスに沈むまでわずか5年で壮絶な戦いを繰り広げた事を思うと

17年の歳月はあまりにも長いものではある。

その間に地球防衛軍は力をつけたのだろうが、

それでもやはりヤマトの存在は別格な存在である事を認識していた。

そしてアクエリアスの氷魂の中で密かに

再建されたヤマトは格段に能力アップし、

援護する戦闘機の数も多数搭載するという

孤軍奮闘のヤマトから戦闘機との連携による

戦いを繰り広げる戦いへ変化した。

ストーリーはカスケードブラックホールに飲み込まれようとする

地球は第2の惑星アマールへ移住する事を決断する。

もちろん全ての人々が移住できるわけじゃなく中には

残る事を決断する人たちもいた。

そんな中で第1次移民船団の約3億人を乗せた

移民船団が突如謎の大艦隊に襲われ応戦するも壊滅してしまった。

第2次移民船団も襲われ2度も失敗していたのだった。

そんな中で第3次移民船団には再建された

宇宙戦艦ヤマトが護衛艦の旗艦として旅立つのであった。

そして襲われたポイントでヤマトは

そのポイントでサーチネットで待ち伏せされている事を知るのだった。

それを回避すべくヤマトは近傍のブラックホールを

利用してワープする事を立案し、計算した経路でワープをするのだった。

その途中に謎の軍団が襲ってくる復活した

ヤマトの戦闘がいよいよ開始される。

パワーアップしたヤマトは数で勝る敵艦隊を次々と

殲滅し直前で移民船を守るべくヤマトそのものが

盾になる戦いに敵軍の中でヤマトは敵対するものでない事を

感じる者がいた。

それがエスト軍のゴルイ提督だった。

ゴルイ提督の話では移民団を襲ったのは

大ウルップ星間連合でありその実権を握っているのが

SUS国で実質SUSの決定が全てだった。

相手を知ったヤマトはアマールに辿り着くと、

アマールも大ウルップ星間国家連合に加わっており

このまま人類を受け入れると攻撃を受けることになるのだった。

そんな中アマールは襲われ、アマールとSUSは戦うが、

そこにエスト軍がSUSに抵抗し壮絶な最期を遂げたのだった。

それを観たヤマトは敵はSUSにあるという事を

悟り護衛艦と共にSUSへ決戦を挑んだ。

そしてSUSが正体を現しヤマトは壮絶な戦いを挑んだ。

はたしてヤマトはこの戦いに勝利することができるのか?

そして地球の運命をヤマトは救う事が出来るのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

波動砲が6連射できるようになったことで

さまざまな戦いを展開できるようになったのが多くの見どころを作っているし、

ヤマトを支援する戦闘機も多数搭載されたことで

より攻撃的かつ幅広い戦いを展開するようになった。

初代ヤマトは孤軍奮闘なイメージが強かったが、

復活したヤマトはその反省を活かした設計と戦いを繰り広げていた。

この戦いの全てにおいて人為的に仕組まれた

戦いだった事を知る訳だけれど、

波動砲1発で打開できる局面が多かった

ヤマトにとって6連射の威力は凄まじいものがあった。

特攻精神が17年の月日を経ても残っているのが若干残念だが、

それでも初代ヤマトになかった戦いを観る事が出来たのは収穫だった。

総評としてまだこれは復活編であり、

これからどのような展開を見せるのか注目したいところだし、

行方不明になった妻の雪が本当に生きているのか?

というのが続編の見どころかもしれない。

はたして次なる地球の危機はどのような

危機なのか注目したいところですね。

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