25日ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」第7話を視聴した。

今回は訴訟を起こした慎一は医療訴訟で君島が

先に証人尋問として証言台に立った。

そこで確り法廷戦術を尽くすが、

君島の知らなかった事実をそこで知る展開に戸惑ってしまった。

そして柊はその頃医療に従事していた。

そこに慎一の娘が運ばれてきて傷口の手当をするが、血が止まらない。

その状況のまま慎一は娘を連れ出してしまった。

それに不審に思った柊の夫隆弘は桧口に相談して

美和子の手術前の血液を調べるのだった。

そして柊は妊娠30週の妊婦に治療をしていたが、

突然妊婦が呼吸困難になりERに任そうとしたが、

柊はその症状から緊急手術の必要と判断し

その判断は柊の経験から正しいものだった。

そして柊は裁判に出廷するが、そこでは厳しい尋問を受けていた。

さらには忘れて前へ進みたいという言葉を言った事を追及される。

その事を追及され柊は応える事ができなかった。

その中で美和子の血液が10万人に1人の症状だった事が判明し、

その判例を桧口が申し出て何とかその裁判は振り出しに戻った。

そして後日柊は慎一に謝罪するのだった。

慎一は娘と息子の治療を条件に訴訟は取り下げられた。

後日院長が瀬川と入籍を公表したが、

その瀬川が倒れて運ばれてくるシーンがメインだった。
ストーリー

美和子の死をめぐって慎一が提起した医療訴訟の裁判がはじまり、

多くの報道陣がつめかける。証人席に立った君島は、瀬川の尋問に、

美和子の手術は必要な判断だったと答える。

しかし、慎一の弁護士・岸本は、

奈智が手術の数時間前に立ちくらみで倒れたことを持ち出して、

病院の体制不備を印象付ける作戦に出た。

その事実を知らなかった君島は愕然とする。

一方、奈智たち医師、看護師は、普段通り忙しく働いていた。

そんな中、ガラス片で腕を切った優美が、

教師に付き添われて病院にやってくる。

ERの飯村は、直ちに傷口を縫合するが、

血は止まらず患部からにじみ出る。

しかし、知らせを聞いて駆けつけた慎一と岸本が、

裁判に影響が出る と優美を連れ帰ってしまう。

優美の症状に疑問を抱いた飯村は、血液内科の隆弘に相談。

優美が美和子の娘だと気づいた隆弘は、桧口の協力を得て、

生前に保存してあった美和子の血液を調べはじめる。

そんな中、入院して約一週間が経過しようとしていた

妊娠30週の切迫早産の妊婦・星名あゆみの容態が急変。

奈智は早産を食い止めるための処置を施していたが、

突然、あゆみはショック状態になり、意識不明に陥ってしまった。

飯村らが駆けつけ、君島や藤木はまずERに託そうとするが、

奈智はそれを 遮って勝手に指示を始め・・・。

やがて、奈智が出廷する日がやって来た。

岸本は、奈智が必要のない超緊急の帝王切開手術を行ったと追及。

さらに奈智が慎一に対し、

美和子のことを早く忘れて前に進みたいと言ったことを暴露して――。

以上日テレギネ産婦人科の女たちHPより


今回は訴訟され出廷する事になった君島は事前に

瀬川との打ち合わせ通り確りした口調で応えていた。

しかし君島の知らない柊の貧血で倒れた事は知らなかった。

法廷戦術は全ての打ち合わせ通りに事が運べば良いのだが、

事実を知らなかったという事や知らない

情報を言われると崩れ去るケースがある。

今回のケースでは君島は柊の体調を完全に把握していなかった事に

対してショックだった。

確かにこれは管理責任の1つと突かれても仕方ないけれど、

全てを知っている人はそれほどいない訳で

これは知った方もショックだった。

そんな中慎一の娘が怪我で運ばれてきた。

傷の治療をするが何故か出血が止まらない。

運ばれた事を知った慎一は即座に娘を連れ出したのだった。

それに不審に思った柊の元夫血液内科の隆弘は

その血液に注目し美和子の手術前の血液を検査し始めた。

その中で柊は患者の治療に務めるが、

一度冷静になった柊の治療は適切だった。

元々優秀なギネな訳でこういう客観性が柊に必要なのだろうが、

まだまだ危なかったしい部分はある。

そして法廷に立った柊は事実をそのままに証言するが、

その証言は次第に詰まってしまう。

そして最後には忘れて前に進みたいという遺族の配慮に

欠いた言葉を突き付けたと追及されて何も言えなくなってしまった。

その中で桧口が血液検査の結果を

法廷に提出して事態は振り出しに戻ったのだった。

今回の症例だけれど、今の医療でも不可抗力に近いものという事だった。

確かに出産前に血液検査を怠ったのは否定できないけれど、

この症状は普通に検査しても発見されにくいようだ。

まして美和子は1度目の出産ではなく

2度目の出産という事でそういう症状がある事を知らなかったのも

無理はないかもしれない。

事前にそういう症状がある事をわかっていたら

もっと違う治療があったかもしれない。

しかし医療も万全なものではなく

成長し続けているのでこういう症例がある事を

知れただけでも次の改善点になっていく。

裁判後に柊が慎一の娘と息子の血液治療を紹介した上で謝罪した。

柊の罪は消えないけれど、それでも何もしないよりは良い。

人は何処かでショックから逃げたい気持ちはあるけれど、

それを冷静に見つめられるまで個人差があるのも事実だ。

ただどんなに悲しくても最初の入りを間違うと

取り返しのつかないものになる事をこの事例を痛感したし、

こういうリスクを常に医師は背負っている事を

改めて理解しなければならないだろう。

そして次に柊に襲うのは瀬川の症状だ。

子宮がんという事を知る瀬川に柊は命の苦悩をする。

どちらの意思を尊重すれば良いのか?

その苦悩に注目していきたい。

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