21日公開の映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」

を鑑賞した。この映画は黒井勇人原作の映画で2ちゃんねるの書き込みから

生まれた実話に基づくストーリーでいじめが原因で引きこもりとなり、

8年間ニート生活を送った青年が母親の急死で一大決心して

情報処理技術者試験の資格を取得し何度も不採用を繰り返して

ようやく辿り着いた会社は労働条件の過酷なブラック会社だった。

そこで色々揉まれて会社で働く意味と会社に勤める意味を

知っていくストーリーである。

世界大恐慌の今本当に働く意味を考えている人は

どれほどいるかわからないけれど、

この作品を観終わった後自分を見つめ直せばまだまだ頑張れると

思えるようになるだろう。
このご時世何処も苦しい会社ばかりだけれど、

それでも私たちは生きていかなければならない。

働く意味を見つけられない人も少なくないのも事実だし、

実際に入った会社は想像したものと違ったという事も少なくない。

今現在1度も転職する事なく今の会社に勤めている人もいれば、

何社も転職している人もいるし、現在働きたくても働けない人もいる。

そして自分はどんな仕事をしたいのか?も1つのテーマなのかもしれない。

この作品を観る人は今自分が置かれている状況を見据えながら

観ると何が常識的で何が非常識なのかを感じるだろうし、

ブラック会社と呼ばれている会社に勤めている人は

これは常識じゃないという事を感じるだろう。

とにかく見る人の今そして過去によって

この作品の評価は違うのかもしれない。

しかし私の経験として映画のような事は事実だと

いう事を私は言いたいところだ。

レビューするに当たり本当に必要な人、

そして人との出会いを通じて乗り越えられるかもしれない

レビューにしていきたいと思う。

キャスト

いじめられ、ひきこもりを繰り返して高校を中退してニート暦8年・・・

母の死をきっかけに一念発起してプログラマ資格を取得。

困難な就職活動を経て辿り着いたのが黒井システムというシステム会社・・・

しかしそこは想像を絶するブラック会社だった

大根田真男(通称マ男)演じる小池徹平

マ男が社会人になって初めてであった尊敬できる先輩。

スキルも社内一でリーダーでもおかしくないのに断り続ける理由とは・・・

藤田巧己演じる田辺誠一

派遣社員で一見容姿端麗で仕事のできる普通のOL。

しかし実態は常識のベールを破った非常識人恋に積極的で

藤田さんへの想いを抑え切れない

中西亜矢子演じるマイコ

キャリアがあるのにスキルは伴っていない。

リーダーだが責任感ゼロ・やる気ゼロ。

出世のためならクライアントの無茶な依頼を引き受け人にやらせる

阿部道大演じる品川祐

リーダーの腰巾着でお調子者。スキルも低く仕事ができない

井出哲也演じる池田鉄洋

仕事のスキルは高いのに挙動不審極度のコミュニケーション下手。

何時もリーダーと井出に仕事を押し付けられる

上原学演じる中村靖日

会社の裏事情に詳しい古株の経理兼プログラマ。

経費にうるさく必要なものすら落とさない

瀬古さだ子演じる千葉雅子

早稲田出身のエリート。業界トップ5の大手から

何故か零細企業の黒井システムに転職。

一見さわやかな功青年だが、プライドが高く野心家の

木村翔太演じる田中圭

中卒で社会経験のないマ男を快く受け入れ、入社させた心の広い人物。

しかし現場には無関心で、リーダーに任せっきりの

黒井策士演じる森本レオ

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

高校を中退して以来ニート生活を送ってきた26歳のマ男は、

母親を事故で亡くしたことで一念発起。

情報処理の資格を取得する。

しかし不況のご時世の中、必死で就職活動をするものの試験に落ち続け、

最終的にパスしたのが、ある小さなIT企業だった。

そこで働くメンバーは、責任感ゼロのリーダー、

お調子者のリーダーの腰巾着、挙動不審なPCおたくなど、超クセ者揃い。

おまけに初出社日から毎日サービス残業をさせられ、

徹夜の連続という、ありえない仕事場だった。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてまさにパーフェクトというほど素晴らしい作品だった。

今の現実をここまで確り描く映画もなかなか出合えないけれど、

ここまでミスなく描かれたのはそれだけこの作品が事実だからかもしれない。

マ男は黒井システムに入社する前はいじめが原因で引きこもりとなり

ニートを8年続けていた。

8年間バイトもせず引きこもっていると

なかなか社会復帰するのは難しいもので、

母親の死がキッカケで元々得意だったプログラム作成を活かした

試験である基本情報技術者試験に合格する。

この試験だけれど、私はかつて受けた事があるのでわかるんだけれど、

私はこの試験に合格する事ができなかった。

1度はシステムプログラムの勉強をした身なので

この試験を取得するのがどれだけ難しいかがわかるだけに

この試験を取れただけでもプログラマーから

SEへのステップアップするための資格で

システム会社に勤めるためには

この資格を取らないと後々クビにされる。

この資格を獲れるだけの力があるのだから

マ男のスキルはそれなりに備わっている。

ただこの社会は資格を持つだけでは簡単に雇ってもらえないし、

未経験の世界では余程広く受け入れてくれる会社に

巡り合わなければ雇われない。

マ男の場合は新人というより中途採用だから余計経験が必要となる。

これにコネがあれば別だけれど、

1度も勤めた事が無い場合はキャリアよりも今ある実力を示す必要がある。

履歴書だけでなく職務経歴書やプログラム作成物及び

作成書を提出すると心証が違うようだ。

そして辿り着いたのが黒井システムという零細企業だった。

社会人生活初めての出社日からいきなり社長が

入力ミスで名前を間違われる始末、

そしてさらには初日からプログラム仕様書を渡され

プログラムを打たされるなど入社初日からデスマがスタートする。

そしてリーダーは責任感もなく、キャリアだけはあるが、

スキルが伴わないリーダーに相応しくない人物、

そしてその部下はお調子者で仕事は全くできないまさに最悪コンビ・・・

その仕事を押し付けられるのは気の弱いスキルある社員という流れだった。

前任者はわずか1週間でトンズラしたらしい。

そしてマ男はR25で知るのだった。

ここがブラック会社である事を・・・

初日からいきなりプログラムを作るのは社会人経験のないマ男には

荷が重かったけれど、

それでも何とかやり切る事で仕事をする充実感があった。

そして2週間後にマ男は社長から直々に

プロジェクトマネージャーに指名されプログラムを仕切るのだった。

しかしリーダーや井出がスキルがなく

その仕事は派遣社員で入って来た中西さんが加わってこなすのだった。

しかしそこでアクシデント発生!

なんと井出がコーヒーをPCに掛けてしまい

システムは作り直しとなりマ男は藤田さんらの協力で

何とかこのシステムを完成させるのだった。

わずか2週間でリーダーを任された

経験はその後本人に大きな力となるだろうし、大きな経験の1つだ。

その後黒井システムに木村というトップ5の企業から

転職してきた社員が入社した。

その社員は起業を目指して会社を乗っ取るつもりで

転職してきた野心家だった。

確かに大企業では埋もれるかもしれないけれど、

小さな企業なら何かと自由度は高い。

そしてそこでマ男は中卒である事を知られた途端学歴差別に合うのだった。

私個人の意見だけれど、いくら早稲田や慶応を出ようが、

いい大学を出たからと言って仕事ができるとは限らないし、

知識はあるのだろうが、

その知識を活かせなければどんなに

高学歴でも戦力にはならないものだ。

それは単に給料の差として出るけれど、その後出世するかは別だ。

そしてそれにコンプレックスを持っていた

マ男を藤田は自分の過去もニートだった事を明かして

自分があるのはある人がいたからという事をマ男に伝えるのだった。

そしてそこからかつてないほどのデスマがマ男を襲い

大喧嘩の中でついに限界だと叫ぶのだった。

果たしてマ男はどうして限界を迎えたのか?

そしてマ男は再び会社に戻ってくるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、本当に素晴らしい作品だった。

この作品を観ていて私の過去もそれに近い経験と

現在もそういう経験しているから余計マ男のような人こそ

政府は確り救済してほしいと思う。

2ちゃんねるの書き込みから生まれたという事で、

ここで匿名で一部違った表現をするものの

実録PGM21のお仕事の現実と過去を触れようと思う。

私自身は現在の会社で数社目なんだけれど、

勤めた会社で全て職種が違う。

簡単に現場→編集→管理という感じで

全て異種業種というのも良い経験なのかもしれないけれど、

今の会社に勤めるまではどんなに長く担当しても

2年しか担当する事ができなかった。

私の中には石の上にも3年という言葉があるように

3年やって一人前という座右の銘があり、

3年間担当できないもどかしさがあった。

辞め方も2つあって最初は企業のリストラ、

何社目で自ら自己都合退職という具合に会社の都合、

自らの意思で会社を去らなければならなかった経験をしている。

やはり会社には合う合わないというのがあって

何社か経験すると会社に勤めない辛さを襲ってくる事があった。

その間に学生生活に戻ったり、

就職浪人したりとまさか学生に戻るとは思わなかったんだけれど、

私も昔学校でいじめられた経験があるので

マ男のように短期間だが引きこもった経験もしているし、

仕事に就けない時期も経験している。

その時に私はシステムプログラムの勉強をしたんだけれど、

元々英語嫌いな私にとってはC言語やJAVAを理解するのは厳し過ぎた・・・

マ男も元々ゲームが好きでプログラムを始めたけれど、

私の場合は趣味で始めたパソコンを使っていたから・・・

という事でプログラム言語は結局覚えられなかった・・・

簡単なものを今でも多少できるけれど、

システムプログラムを構築するレベルじゃない。

それでもクライアント系の操作については好きだったから

初級シスアドクラスの資格は取得した。

初級シスアドクラスの資格を取れたからと行って

基本情報技術者を取れるかというと

ここで一般の多くの人はプログラム言語で不合格になってしまうし、

プログラム設計を理解するのが難しかったりする。

私が受けた時代はわずか15%の時代だったから

余計合格が難しい資格だっただけに、

次私が目指すならこの資格を目指すかな?

個人的に・・・

でそれらの資格を取得していた状況で今の会社に入社したんだけれど、

この映画同様に私もここを辞める事になったら後がないという気持ちだし、

自分から辞める事は絶対しないという気持ちで入った。

そしてそこで待っていたのは・・・

想像を絶する老人介護だった・・・

こう書くと介護施設に勤めているの?

というかもしれないが、介護施設ではございません。

簡単に説明するとデジタルデバイド!

(パソコンやインターネットなどの情報技術(IT)を

使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、

待遇や貧富、機会の格差。)です。

要するに今の社会って高齢化が進んで団塊世代は60代を迎えるし、

さらには40、50代ってパソコンの無い時代から働き、

仕事をしながら何とかパソコンを使っている

世代が中心に回っている会社の多くは

20、30代の若い世代はパソコンの使えない年配のアシストを

しなければならず、

自分の仕事以上に年配の人の仕事も背負うケースがあると思う。

それが中小企業になればなるほど・・・

今30代が過労で倒れるケースが目立つのは

自分の仕事だけでなく50、60代の人の仕事の為にまで

背負わなければならず結果倍以上の仕事量を消化しなければ

ならなくなるのだった。

それに耐えきれない人が次々と離脱していく・・・

パソコンがWindows95から本格的に普及して

14年経つけれどその世代は

ロストジェネレーション世代(失われた10年)であり、

その世代の構成も少ない会社もある。

そうなれば当然下の年代は自然と30代になるわけだ。

これで言いたい事が見えてきたと思うけれど、

私が想像を絶する老人介護をする事になったのは火中の栗を拾い、

パソコンのプロとパソコンを使えない60代と一緒に仕事をしたからだった・・・

その仕事はある日突然膨大な量に耐え切れず

逃げ出した社員に押しつけられた仕事で

それを知るのがパソコンのできない60代の老人だった。

パソコンで効率化を図りたい私に対し

その老人は自分で全てやらなければ気が済まない人で

紙で書いた一覧(しかも誰も読めないような字で・・・)

を全て私が入力するという想像を絶する作業が待っていた。

実際にどう仕事をするか聞いた時点で想像できてしまった訳だが・・・

そしてそこでわかったのはその老人は管理能力なし、

記録は退化した脳みその中、

忘れたらあとは知らんといういい加減さ・・・

ただ書類を上に乗せるだけの書類管理・・・

そして終いには何も言わない状況でも怒鳴り出して

大喧嘩というまさに呉越同船状態であり、犬猿の仲状態へ・・・

そして最後には私はとってその老人は未来永劫の敵!

となり私からは神に誓って二度と口をきかない事を誓ったのだった。

ゆえに今はその仕事は1人担当者なんだけれど、

これでわかったのはパソコンを使えない人は

事務所では全く戦力になりません。

そしてパソコンを使えない人と仕事すると

パソコンを使う人が潰れます。

さらには○○している人にあらゆる管理は任せられませんという事だった。

その影響で私は介護疲れで心身ともに相当なダメージを払った。

でもそんな状況でも私にも藤田さんのような理解ある方と

出会えた事で続けられているんだけれど、

会社には色々な癖ある人がいるものでそういう人と

どうやってやっていくのか難しいものだ。

それでもこれはチャンスと思えば睨み合いの大喧嘩をしても

仕事を自分のものにできたのは大きい収穫だった。

ただその後継者は不在になる欠陥は生じるんだけれどね。

でも周りは?というと・・・

ブラック度チェックに引っかかるがPCスキルが低い・・・

PCスキルが低いと初級シスアドクラスの力ある人が

どうしても駆り出され易くなるんですよね・・・

P検4級レベルが多くて・・・

その影響で本来の担当の仕事にならない日も数知れず・・・

という感じでPCサポートできる資格を下手に持つと

便利に使われ易くなってしまうんですよね・・・

幸い深夜残業はないものの、

それでも普段から膨大な書類の管理、書類作成、業者との交渉、

現場の視察などなど多数兼ねる状態で1人で何とかしているという感じですね。

そんな感じで私が仕事のお手伝いをしてもらえるのは

わずか0.5人という現実です。

私はこの仕事薦めませんけれどね・・・

普通なら1か月で辞めたいと思うだろうから・・・

これを悲惨とみるか普通と見るかは今の状況だと思いますけれど、

それでも私はこの状況を闘う決意をして闘っているんですよね。

だからこの映画のようにスキルが伴えば

その力は自らを助ける事になるので、

マ男のように資格を取得し1つでもやり遂げる事ができれば

それだけで1つの力になります。

私はそういうスキルある失業者が

まだまだ多くいると思うのでそういう人を

私は政府に是非救済してほしいと現実をみて切に思う。

総評としてこの映画で描かれた事は現実にある事です。

でも1つ言いたいのは会社はあくまで生きるために行く場所であり、

人生の全てじゃない。

仕事は仕事で割り切り、それ以外の時間は自分の為に使う。

そういう切り替えが必要です。

そしてそれが嫌ならそれこそ起業し事業を成功させて

お金持ちになるしかありません。

しかしそれができるのはほんの一握りの人たちだけです。

多くは使われる立場ですが、どんな時でも自分らしくあり、

自分の判断でできないものはできないという勇気を持ち、それを知りましょう。

会社に勤めても自分が潰れたら意味がありません。

潰れないようにしながらベストを尽くして

仕事を機能させる事こそ大切です。

そして相手の事を確り考えてあげる必要もあるでしょう。

苦しい事を乗り越えた先に自分の力として

自らを助けてくれる力になるので

こういう会社に勤めてしまったらピンチだけ考えず

チャンスも考えましょう。

誰かの支えがあるから私たちは生きる事ができるのですから・・・

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