21日Jリーグ09第32節第1日目が行なわれ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビッグスワンスタジアムで

16位柏レイソルと対戦し、0対1で敗れリーグ戦での自動ACL出場権は逃し、

13勝9敗10分勝ち点49得失点差+12で

7位に後退した。

試合は前半から残留に後のない柏が積極的にプレスを掛けて

ボールを奪う展開が続く。

新潟もその攻勢を防ぎながらチャンスを作るが尽くゴールを外し、

前半35分柏はカウンターからFWフランサが決めて先制した直後

前半40分にMFマルシオが負傷交代する厳しい状況で前半を折り返した。

後半になると立ち上がりこそ攻勢を許したが、

次第に新潟は守りを固める柏に対して攻勢に出るが、

最後の最後でゴールを破れない。

後半28分からFWチョを投入して3トップにするが、

それでも破る事ができずこのまま終了し、

柏レイソルは残留へ望みを繋いだ勝ち点3、

新潟はリーグ戦でのACL自動出場権を失った敗戦となった。

これでアルビレックス新潟はリーグ戦でのACL出場権を逃し、

残る天皇杯とACL補欠となる4位を目指す事になった。
負けたら降格が決まった柏にとって最後の最後まで

必死に守る執念の差が新潟がゴールできなかった1つだし、

何より後半マルシオを失って戦ったのが痛かった。

怪我の具合にもよるが、

重傷だと残る天皇杯も含めてACLは絶望的な状況になるだけに

この試合を負けた事よりMFマルシオの負傷具合が気がかりだ。

マルシオが抜けた後の新潟は守備的には問題ないものの、

やはり攻撃面でアクセントをつけられる選手が不在になった事で

連携とパスワークで崩すサッカーは展開できなかった。

新潟の場合は中盤にキープ力とパスセンスに優れた選手が

必要とするサッカーなのだけれど、

やはりマルシオの存在はそのサッカーを体現する上で

必要不可欠という事を改めて思い知ったし、

マルシオを欠いた時どのようなサッカーを展開するかがポイントになる。

でも最後のシーンを観るとキープ力のある

チョとエヴェルトンをもっと有効的に起用できないものかと

思ってしまう次第だ。

2人をFWで1人MFで1人起用するだけで違うと感じるし、

エヴェルトンはもっと先発で使いたい選手だ。

2人の使い方次第でもっと攻撃的なサッカーが展開できるはずだ。

これで新潟はリーグ戦でACLを獲得する事はできなくなった。

ただ天皇杯を残す新潟にとっては

これからリーグ戦残り2試合で4位を目指す事が最大の目標だ。

4位になれば天皇杯優勝チームがACLを獲得している場合は

4位のチームに出場権が与えられる事になっており、

今のトーナメント表を考えれば

決勝まで進出すればその時点でACL出場権を獲得できる。

さらには天皇杯で1位チームが決勝まで

進出すればゼロックス杯への出場権も

同時に獲得できるだけに4位の意味はとても大きいものに

なるだけにまだまだ諦める必要はない。

得失点差でも勝ち点52の浦和から6位の清水まで

得失点差では大きくリードしているので

残り2試合4位の可能性はまだまだある。

浦和も最終節は優勝争いする鹿島だけに勝つのは容易じゃない。

新潟も川崎、東京と自力で道を切り開くのは厳しいけれど、

この相手に勝たなければACLに出場する資格はないと思うので

出場資格を問われた2試合となるだろう。

残り最低3試合以上!

最後まで諦めずチャレンジしよう!

次節はアウエー川崎ですが、

予定が決まれば川崎まで行きます!

アウエー2戦2勝と今季負けなしなので

行く事になれば必ず勝利に貢献できるように

選手たちを支援したいと思います。

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