３日Ｊリーグ０９ナビスコカップ決勝

ＦＣ東京対川崎フロンターレ戦が国立競技場で行われ、

２対０でＦＣ東京がＭＦ米本のゴールなどで

５年ぶり２度目のナビスコ杯を手にした。

試合は前半から３トップ気味の川崎が押し気味にゲームを進めるが、

前半２２分ＦＣ東京が一瞬の隙をついて

ＭＦ米本のミドルシュートが突き刺さり先制すると、

川崎も絶好のチャンスを逃すなど前半は東京が１点リードを終えた。

しかし後半になると川崎の猛攻時間が長くなるが、

後半１４分カウンターからＦＷ平山のヘッドが決まって

川崎を突き放すと東京は次第に守備を固めて

この２点を守り切りＦＣ東京が５年ぶり２度目のナビスコ杯制覇となった。

これで川崎フロンターレはまたもタイトルに一歩届かなかった。
石川、長友ら主力を欠いての決勝だったけれど、

守備を重視して確り守り少ないチャンスでゴールを奪った。

戦力的には圧倒的に川崎が上だったけれど、

初タイトルのプレッシャーからここ１番の決定力に欠いてしまった。

前半１９分のＦＷジュニーニョのフリーで外すシーンは

リーグ戦でもそうそう観る事ができないシーンだったし、

何度のチャンスも尽くＧＫやＤＦの守備に阻まれた。

１番タイトルの近くにいるのに届かないシーンを見ると

リーグ戦でもひと波乱がありそうだし、

このショックが降格がほぼ決まっている

千葉、大分、柏相手でも波乱が十分ありそうだ。

現状において１番リーグ優勝に近いのが川崎である以上

次は天皇杯とリーグ戦を狙ってくる訳で

プレッシャーとの戦いが今後のカギを握りそうだ。

そしてＦＣ東京は日本を代表するサイドバックとボランチを有して、

ＦＷも平山が成長してきて良いチームになってきた。

こちらもＡＣＬ争いに弾みをつけるだけの

勝利となっただけに東京にも大きい優勝となった。

リーグ戦とＡＣＬから比べると軽視され易いカップ戦だけれど、

ナビスコ杯は若手を投入できるタイトル戦であってほしいと思うし、

カップ戦では若手をどんどん起用してほしいと思います。

その中でチーム力があるチームがこのタイトルを取れる。

その意味ではＦＣ東京の今後が楽しみですね。

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