28日ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」第3話を視聴した。

今回は教授の回診で教授の誕生日が翌日だと気づく

君島らが気づき急きょ翌日の夜に誕生パーティーを開く事になった。

そんな中柊が誕生会を欠席して息子と会う事になっていた。

そんな中前夫隆弘が君島に柊の当直を減らしてほしいと相談を受けて、

柊が産まれた時に母親を亡くし、

父親も10歳の時に亡くしていた事を知った。

そんな休日を息子と過ごす中で事故に遭遇し子供を助けるが、

その直後病院から事故によって妊婦が多数運ばれてくる事を知り

急きょ病院に直行した。

そして多くの妊婦が運ばれ、さらには別の事故でけが人が

運ばれてくる中で数多くの出産が重なり

多くの命が誕生するシーンがメインだった。
ストーリー

産婦人科病棟で、須佐見教授の回診が行われ、

君島をはじめ、奈智ほか、医局員、学生たちが勢ぞろい。

そんな中、君島と藤木は須佐見教授の誕生日が翌日だと気づき、

大慌てになる。

急きょ翌日の夜に誕生パーティーが開かれることになり、

幹事に指名された玉木が、医局員全員から会費を徴収することになった。

明日が休みだという奈智は、会費は払うが、欠席するという。

奈智は、何日かぶりに一人息子の雄太に会うらしい。

一方君島は、奈智の元夫で血液内科医の柊隆弘から、

奈智の当直を減らして欲しいと相談を受けていた。

隆弘は、奈智と雄太が一緒に過ごす時間が少ないことを心配していたのだ。

君島は、隆弘の話から、

奈智の極端な行動の裏に隠されたトラウマの真相を知る。

翌日、雄太と買い物に出かけた奈智は、

美和子の夫・慎一がやっている惣菜屋の近くで起きた事故に遭遇。

奈智は、怪我をした子供を助けようとする。

その奈智に、病院から全員召集の緊急呼び出しが入る。

近くの産院で火災が発生し、多くの妊婦が運ばれて来るというのだ。

さらに、マタニティースイミングスクールの屋根が落ちる事故が発生し、

新たな妊婦たちも搬送されてくる。

奈智たちは、救急でごった返すフロアで処置にあたるが、

火事から避難してきた妊婦の中に、君島の同期のギネの菊池がおり、

あれこれ指示を始めたことで、産科病棟はますます混乱する。

騒動が治まり医師たちも落ち着きを取り戻した頃、

それまで元気な様子だった美和子が、腹痛を訴え、苦しみ始めた。

エコー検査の結果、腹部に大きな血腫が発見される。

奈智は、原因が分からないまま、藤木らのサポートで、

この血腫を除去する緊急手術に取り掛かるが――。

以上日テレギネ産婦人科の女たちHPより


今回は柊の過去も明らかになるシーンもあったけれど、

まず病院の回診は病院恒例行事で教授が各病棟を回るんだけれど、

まあある意味トップの見回りになる訳だが、

こういうのは大切な半面重要性はどうなのかなと時々思ったりもする。

まあそれはさておき教授の誕生日が翌日だと知った

君島らは翌日に誕生パーティをする事になった。

病院務めでもパーティをする時間が取れるのはなかなかないんだけれど、

それが案の定頓挫する。

そんな中柊が休みで子供と2人で過ごす時間が取れた。

柊も1人の母親という訳だけれど、

なかなか子供を育てながら産婦人科の女医を続ける事は

難しい事を痛感する訳だけれど、

君島のように子供を産まない選択も1つだが、

やはり産んで初めてわかる事も少なくない。

そしてその中で事故に遭遇して怪我をした

子供を助ける当たり子供の命を優先する気持ちもある反面、

こういう場面では慎重かつ冷静に行動しなければならないところだ。

今回は何事もなかったから良かったけれど、

状況が悪ければ自らの命を失う事も忘れてはならない。

そして産婦人科が火災でけが人と妊婦が多数運ばれてくる事態に

病院は戦場と化してしまった。

まあ普通でも忙しい現場にさらに妊婦た多数運ばれてきたら

もう殆ど緊急非常事態宣言状態だ。

そんな中で君島の同期だったギネが運ばれてきて

ギャーギャー指示してさらには喚くなど大騒ぎ・・・

柊の猪武者も問題だが、

ギネとして騒ぎ捲るのもどうかと思うし、

あなた医者でしょう?と逆に言いたくなる。

少なくても出産後ギネに戻っても騒ぐ妊婦を叱る資格はなしという事で・・・

そしてこの大混乱の中で多くの命が誕生したのだった。

そしてその夜入院していた美和子が突然腹痛になって苦しみ出し、

血腫が見つかりその除去手術を行うのだった。

その原因は不明のままに・・・

色々な原因で血腫ができらようだけれど、

よく検査しなければ短時間では原因がわからないのも医学でもあるから、

この原因は来週に明かされそうだ。

そして教授が自ら出産に立ち会うシーンがあったけれど、

普段働かないと言われる中でやる時はまさに

凄みをみせたのはさすが教授になるだけの技術と経験は見事だった。

今回は産科は戦場という感じで描かれたけれど、

色々なケースで運ばれてくる中で命の誕生がある事が産科の励みでもあり、

一瞬の喜びの場である反面、

リスクも外科より高い生死を掛けた場でもある事を

さらに感じる事ができた。

今回で3回目となった訳だが、色々な意見を読んでいると

4,5年も一緒にやっていて相手を知らないのは

失態という意見もあるが、果たしてそうだろうか?と思う。

確かに医療技術についてはわかると思うけれど、

その人のプライベートを知る事は余程親しく付き合わなければ

そうそうない訳だし、性格と行動パターンをわかっても

その理由まで解れるものじゃない。

柊のようにプライベートは殆ど語らない人なら

余計その理由を5年いや10年経ても知らないままという事も

十分有り得るものだ。

ドラマは勤務して5年というけれど、

このドラマの視点は玉木の視点から観ている感じなので

当然玉木は入りたてで君島も柊も良く知らない。

その中で柊に君島の色々事情を知っていくものだ。

原作がある作品とはいえ原作を読んでいない人にとっては

君島も柊も初対面だ。

柊の視点から観るドラマなら色々知っている上で描かれるだろうが、

初めての視点から観ると相手の事や事情も良くわからない。

新しい会社に入社して一瞬で相手の事全てを飲み込めたら苦労しないが、

ドラマにおいては何時も新しい世界の新人として入っている事を

少し忘れているのかもしれない。

私はこのドラマについては医療の問題定義として観ているので

1回1回でその問題を考えられれば良いと思っています。

次回は柊が疲れている状態でも医療を続けようとする。

それを君島が厳しく止めようとする。

果たして柊は出生のトラウマ以外に

どうしてそこまで続けようとするのか?

その柊の行動に注目したい。

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